March 29, 2007

驚異のコンデジCaplio GX100!

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RICHO GR Digital + GW-1

 昨日発表されたRICHOのCaplio GX100は衝撃的でした・・・・なんとこれ、着脱式のEVFビューファインダーが標準で付いてくるってことで、素晴らしすぎですね。自分の妄想のコンセプトカメラDB-1の中核となる外付けビューファインダーがそのままの形で早くも現実のものになったということで、感慨深いものがあります。日中は特に便利だろうなぁ、EVFファインダー。使用感などはカメラマンの横木安良夫さんのブログに早速載っていますが、相手を警戒させないファインダーは人物スナップになかなかよさそうですね。

Db1dbl

 ただそれだけでなく、ズームレンズの焦点距離が標準で24mm~72mm相当、コンバージョンレンズで19mmからになるというのも魅力的。値段が8万円くらいらしいんですが、このカメラが支持されると今後のコンデジやデジ一のEVF化が進むかもしれないなぁとちょっと楽しみです。がんばれRICHO(^^)

 もうこうなったら一眼レフXRシリーズで実績のあるRICHOさんにとりあえずKマウントでも良いのでDB-1風のEVF一眼カメラXR-Dを作ってもらいたいなぁ(笑

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December 17, 2006

デジタル一眼の未来

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PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC

 15日の田中希美男さんのPhoto of the Day(ブログ版)の記事でOLYMPUSのE-330のAモードとBモードについて詳しく書かれていたので興味深く読みました。なるほど、光学一眼レフファインダーとライブビューを共存させるために2つのモードを用意した理由やそのギミック自体は面白いのですが、一方で、コンデジと同じ電子シャッターに割り切って本体を安く薄く小さくスタイリッシュなデザインにしたほうが、撮影前にシャッターを一度閉じるという、2度手間の感が強いBモードでのタイムラグもある程度解消され、売れるんじゃないかという気がしました。(敢えてこんなに面倒なことをしているのは、購入層に受け入れ易そうな光学式ファインダーへのこだわりの他にも色々専門的な理由があるかもしれませんが・・・)
 詳しくは田中さんの記事を見ていただくとして、E-330やL1のようなライブビューが可能な機種が実用的な面で評価されて行けば、やがて全マウントに対応しようとするコンセプトのDB-1ほど極端でなくとも、EVF、電子シャッターをもっと活用したレンズ交換式一眼が出てくるのは時間の問題のような気もします。

 電子シャッターの場合は現状D70やコンデジのようにスミア、ブルーミングの問題もありますが、技術の進歩でそういった問題も段々解決されて行くのではと思います。ふと思いついたのですが、単純に考えて現在の機械的なシャッター幕のかわりに液晶式の遮光のためのシャッターと撮像素子のONOFFによる電気的シャッターを2層に組み合わせた電子シャッターとかできないんでしょうか。液晶による遮光幕が可能ならE-330のBモードのタイムラグ問題も相当解消されそうな気がするのですが・・・(完全空想モードヽ(^.^;)ノ)

 ちなみに、DB-1では一見従来のデジ一のように撮像素子の前にシャッター幕がありますが、実際は電子シャッターのみで、手前のシャッター幕のようなものは撮像素子保護とゴミ取りの機能を担当します。DB-1の電源OFF時とレンズ交換時は自動的に撮像素子の前を覆い、静電気を発生、あるいは(他の電子パーツに影響が出る場合は)ミクロンレベルでゴミをひっかけるような素材を使って撮像素子に付くゴミをこの幕に吸い付けるようにし、電源ONで横走り布幕引シャッターのバルブのように巻き取り、撮像素子を露出するようにすればゴミ問題は解決です。(ほんまかいな(笑))

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 さて、今日はDB-1用バッテリーグリップを作ってみました。自分は最初からグリップと一体化したカメラはかさ張るので好きではありませんが、システムとして大きなレンズや縦位置シャッターを使いたい時などに必要に応じて取り付けられるグリップなら大変有用だと思っています。昔のシステムカメラは皆そうでしたし、そのおかげでカメラ本体のみだとスマートです。DB-1のグリップ上のシャッターのまわりではS(シングル撮影)、C(連続撮影)、AB(オートブラケット撮影)の3つを切り替えられるようにしてあります。また、手前の面に標準サイズのUSB2.0の端子を一つ用意し、USBメモリを直挿しすればSDカードと同様に撮影データの保存場所となり、コンパクトなUSB対応外付けHDDを付ければバッテリーグリップの余裕のある電源供給と相まって80G~100Gクラスのメディアで撮影ができるようになります。なお、今日は普段レンダリングしているXGAサイズの画像にリンクしています。

ご注意)
ここに書かれているDB-1に関する内容や掲載のカメラ画像はすべてフィクションです。
マウントの形状はかなりいい加減に作っています。(マウントの口径はアバウトですが実測した値にあわせたので、異なるマウントのレンズの全体の大きさは比率的にそれほど外していないと思います。)
また、今後出てくる同機についての内容は所詮素人の思いつきなので、理論的に無理だとか、専門的な突っ込みを入れる事はご遠慮ください。これはSFではなく、ファンタジーなのです。ヽ(^.^;)ノ

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December 16, 2006

DB-1内蔵ストロボ

 今日はDB-1の内蔵ストロボについて。
 内蔵ストロボは昔のコンパクトカメラによく付いていたポップアップ式です。

Db1_sta

 ただし、水平から85度程度まで角度を変えられるので、バウンス撮影もできます。最近の高感度に強いデジカメならガイドナンバーが小さい内蔵ストロボでもバウンスできたほうが使い勝手が良いと思うのですが、なかなかそういうものは無いようですね。

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 おまけの一枚。枯れた田んぼもモノトーン的美しさがあり、なかなか趣きあるものと思いますがいかがでしょう。

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PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC


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December 15, 2006

DB-1外付け光学ファインダー

 やっとDB-1の外付け光学ファインダーが完成しました。
(というか、沈胴ズミクロンを作るのに時間がかかっただけですが・・・(笑))

Db1_opt02

 仕様ですが、基本的に手動光学ズーム式で20mm~135mmレンズまで対応するものです。(それ以外は精度上難しそうなのでEVFを使ってもらいます)
 前のリングを回して装着したレンズの焦点距離をセットします。画像では分かりづらいかもしれませんが、焦点距離を表す数字をフルサイズアダプター使用時は赤い指標、素通しのAPSアダプター使用時(35mm換算1.5倍)は緑の指標にあわせます。
 EVFにどうしても慣れない人やレンジファインダー機に慣れた人、質感重視の人にはこちらのファインダーがお勧めです(笑

 ファインダー内にはニコンのD70などのように、透明の液晶パネルが仕込んであり、シャッター、絞りの情報やグリッドなどを表示できるようにします。また、まわりの黒枠はマウントアダプター経由の距離情報が取れるレンズに関してはそれに連動して上下し、自動でパララックス調整します。AFレンズではレンズから直接フォーカスリングの距離情報が取れるはずですし、ライカマウントではマウントアダプターに距離計用のコロが付いており、それをデジタルにAD変換してパララックス調整するようにします。それ以外のM42やAF以前のレンズの場合は、ファインダーの後ろのリングを回して手動でパララックス調整します。リングを回すとファインダー内に距離が数字で表示されるので、レンズの数字を読んで調整します。

Optfinder

 取り付けるアダプターや使用する露出モードによってファインダー内の表示が切り替わります。マニュアル露出の場合は左のように、単純ですが分かり易い昔ながらの追針式露出計が、AvやTv、プログラムモードの時は右のように露出補正のメーターがファインダーの横に表示されます。本体メニューより、任意にシャッタースピードや絞り、グリッドの表示、全部表示しないモードなどがカスタマイズできるようになっています。

 さらにフォーカスが中央で合った場合はスーパーインポーズと音で知らせます。DB-1本体の設定によっては複数の測距点に対応することもできます。また、他の従来の外付けファインダーを付けたときも中央でフォーカスがきたときに音で知らせるようにします。

 とまあ、こんな感じでどうでしょうか。さらにファインダーに超音波モーターを仕込んでAFズームとズームの自動連動なども考えられますが、そこまでやるとバッテリーが食いそうなのと、そこまでやるなら基本のEVFファインダーを使うほうがメリットが大きいのでとりあえず却下しました(^^;

 DB-1を企画する上で、一番やりたかった組み合わせが実はこれなんで、ちょっと満足。(笑
 あとは内蔵ストロボと外付けバッテリーグリップ、背面あたりを(そのうち)やるかもしれません。


 とりあえずDB-1ネタだけでも寂しいので、おまけで一枚。SIGMAの55-200mmDCはこういう細かいものをシャープに撮れるのが気持ち良いですね。

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PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC

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December 13, 2006

山吹色

 3D作業をしていて、ちょっと伸びをしたら久々に降臨されました四十肩ヽ(^~^;)ノ
また痛みが治まるまでペースダウンだなぁ。

 今日も先日撮った中から3枚。

Imgp5768
PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC

 日本の色の名前って綺麗なものが多いですがこの季節の風景には、やはり山吹色という言葉が良く似合います。

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PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC

 なんといっても山が吹く色ですよ。昔からある日本の言葉は素晴らしいですね。
 美しい国は作るものではなく、守るものだろうと思う今日このごろです。自然も言葉も。

Imgp5704
PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC


 てなわけで四十肩には勝てず、DB-1につけるレンズを途中まで作って今日は終わりです_| ̄|○

Db1_sumi01

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December 11, 2006

2本立て

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PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC

 昨日は晴れて、青空によい感じの雲も出たので、K100Dにシグマの55-200mmを付けて散歩に出ました。このレンズ、多分1万円以内で買えるほど激安なのにとても写りの良いズームレンズです。コンパクトさも素晴らしいですね。それほどボケも悪くなくコンパクトなK100Dの手ブレ補正とのマッチングも良いです。というわけで、一気にまた撮影画像が貯まったのでDB-1ネタと豪華2本立てです(笑) 
久々の好天に、オートブラケットを使ったとは言え、2GのSDがJPEGで残り16枚くらいになるほど撮りました。(^^;

 デジタルの場合、ネガフィルムに比べて極端にラチチュードが狭いので最近はJPEG撮りに1絞りの間隔でオートブラケットを使用しています。RAWはファイルサイズが大きい上に戻ってからちまちまと現像しなければならないのに対し、JPEGのオートブラケットならその場で使えそうなものを選び、露出を外したものは消去してやれば良いので効率的に撮れます。そもそもRAWで残しておくほどご大層な写真撮ってないですからRAWはもうほとんど使っていません(笑
 K100Dはそこそこバッファもあるのでオートブラケットもそれほどストレスなく使えますね^^

Imgp6035
PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC


 さて、DB-1ですが、今回はEVFの特性を生かしたファインダーを考えてみました。DB-1本体でも無線LANを内蔵しており、撮影データをパソコンに無線LANで送る機能程度はありますが、このGPS付き無線LANファインダーを使えば、GPSで撮影位置・方向のデータを画像と同時に記録可能、さらに最近流行っているらしいデジカメによる写真入りの地図作成にも対応します。また、ファインダーの画像をパソコンや専用ヘッドセットモニターにリアルタイムで送信可能、パソコン側からDB-1を制御でき、無線リモート撮影やインターバル撮影を可能にします。
 と、まあ、折角EVFを使うならこのくらいはできないと・・・・というところですね。^^
次は光学系外付けファインダーについて考えてみる予定です。

Db1_evfwg


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December 10, 2006

DB-1の電子ファインダーシステム

 今日はDB-1の電子ビューファインダーシステムについてです。

Dbl1_04_eos07

 DB-1はフランジバックを短くしてライカマウントまで対応するために、光学ファインダーを使わず、EVFを使用しています。基本的には最近のコンデジやリコーのGR Digitalのように、背面(につける予定)の大型液晶モニターがファインダーがわりになりますので、マウントアダプターとレンズさえ付ければそのまま撮影できます。

Dbl1_04_eos07a

 また、GRDigitalでは上面のアクセサリーシューに専用や既存のビューファインダーを付けて使うこともできます。DB-1ではこれをさらに進化させて、専用の電子ビューファインダーシステムを用意し、上のようにアクセサリーシュー手前に増設した電子接点を通し、EVFを実現するだけでなく、取り付けたファインダー、アクセサリーによっては本体の制御などもできるようにします。もちろん、このシューで汎用の大型ストロボを使うことも可能です。

Dbl1_04_eos07b

 今日のファインダーはシステムの中で最もベーシックなもので、アングルファインダーとして利用できるものです。上のように、ファインダー側面の小さなボタンを押しながらロックを解除して持ち上げると10度ごとにクリックがあり、最大90度までアングルを変更できる仕様です。一番上と最後の画像ではオプションのラバー製アイカップを装着しています。ヽ(^.^)ノ

 次回もこのシステムについてお送りする予定です。

 今のところキヤノンEFマウントアダプターしか作成していないので、急遽キヤノンEFのレンズ(まだ一部未完成)を作って付けてみました。レンズをつけると結構カメラっぽくなってきたのではないでしょうか(笑
なぜか35-80mmという、かなり昔のしょぼいレンズですが、これはうちにあるEFマウントのキヤノン純正レンズがこれしか無いからです。(笑
それでもレンズの根元に絞りリングがあると、結構さまになっている気がしませんか?(^_^)


ご注意)
ここに書かれている内容や掲載画像はすべてフィクションです。
マウントの形状や寸法など、実測せず、かなりいい加減に作っています。
また、今後出てくる内容は所詮素人の思いつきなので、現物と違うやんとか、理論的に無理だとか、専門的な突っ込みを入れる事はご遠慮ください。これはSFではなく、ファンタジーなのです。ヽ(^.^;)ノ

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December 09, 2006

APS-Cでフルサイズの画角を楽しむ

Ef_adpt01b

 今日は昨日にひき続きDB-1のマウントアダプタについてです。

 まず、DB-1では基本的に撮像素子はAPS-Cサイズのものを使用し、現実的にお求め安い価格を目指しています(笑
 このシステムでは必ずマウントアダプターをかませるのですから、間に補正レンズを入れて、もともと35mmフィルム(フルサイズ)のイメージサークルをAPS-Cのイメージサークルに縮小すれば、APS-C以前のフルサイズのレンズもその画角がそのまま楽しめるのではないかと思うのです。(上の画像の左のマウントアダプターがそれです。)
 補正レンズを通すことによりもとのレンズの光学性能が落ちるのをどの程度押さえ、いかにメリットの比重を高くするのかが設計上のポイントでしょう。

 現在のデジタル一眼レフにはフルサイズのイメージサークルに合わせて大きな撮像素子を用意するという方向性しか存在しないのですが、この方法を使えば安価にフルサイズレンズに対応でき、しかも大型撮像素子ほど不利になる周辺のテレセントリック性の問題も補正レンズで解決してしまえそうな気がします。素人考えだと虫眼鏡の原理を考えれば、広い範囲を狭くするのですから、テレコンバーターとは逆に光量が落ちるといったことも少ないと思うのですがどうなんでしょうか。

 加えて補正レンズを間にはさむということは、フランジバックの調整も同時に行えるので、コンセプトカメラのDB-1のみならず、現在APS-Cサイズとして販売されているカメラにもテレコンバーター(テレコン)ならぬ、フルサイズコンバーター(フルコン、ケンコー製ならフルプラス?)が開発されても良さそうなものですが・・・やはり光学特性が変わってしまい、作っても売れないと踏んでいるのか、技術的な問題があるのかわかりませんが、こんなのが出れば欲しいなぁと思うのですけど。難しいことはわかりませんが、もし技術的にできるのなら、レンズメーカーさん、ご検討のほどよろしくお願いします。(笑)

 同様に、上記のようなjことができるなら、DB-1でもライカマウントのルサール20mmやジュピター12等奥にひっこんだ、対称形レンズでは撮像面との間にフルサイズ用補正レンズを挟むのは難しそうですので、敢えてアダプターの鏡胴を長くとってフランジバック調整も併用する方法がとれそうです。

 DB-1では折角フランジバックの問題を補正レンズなしでクリアしているのですから、当然素通しのAPS-Cサイズ用マウントアダプターも用意します。(上の画像左)
 結局フルサイズレンズで使えば光学性能を落とさないテレコンバーターということになりますね。

 フォーサーズレンズについてはもとからテレセントリック性が考慮されているのですから、この素通しマウントアダプターのみ用意し、撮像素子側でクロップ(トリミング)で対応するというのも良さそうです。

 さて、次回はDB-1のもう一つの重要なコンセプト、EVFファインダーについてお送りする予定です。(_ _)


ご注意)
ここに書かれている内容やカ掲載画像はすべてフィクションです。
マウントの形状や寸法など、実測せず、かなりいい加減に作っています。
また、今後出てくる内容は所詮素人の思いつきなので、現物と違うやんとか、理論的に無理だとか、専門的な突っ込みを入れる事はご遠慮ください。これはSFではなく、ファンタジーなのです。ヽ(^.^;)ノ

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December 08, 2006

その名はDB-1

Dbl1_04bs

 謎のカメラですが、DB-1と言います。その昔、驕ったひとつの言葉を話す人間たちが天にも届けと高い塔を造り始めたのを見て怒った神が人々の言語をばらばらにして互いに通じ合えないようにし、塔を建てる計画を頓挫させました。これがバベルの塔のお話です。
 この旧約聖書の物語を踏まえ、初期のWindowsが出た頃(もしかするとそれ以前?)から多岐にわたる画像フォーマットを互いに変換したり、スクリプトで一括処理するDeBabelizer(デバベライザー)というバベル(Babel)をDeで打ち消すネーミングの有名な画像変換ソフトがありました。(今でも英語版が国内でも入手でき、動画も含めて変換するような仕様になっているようです。名前の由来は確かそうだったと思います(^^;)

 というわけで、(既にNOBUさんには看破されていますが)この画像フォーマット同様、乱立したカメラのマウントをAFまで含めて情報をやりとりする接点のついたマウントアダプターで各社レンズの差異を吸収し、一つのデジカメで使ってしまおうという規格、DeBabel Lens Adapter System を考案、その1号機ということでDB-1と命名してみました。(長い・・・)

 なぜこんなにフランジバックを短くできるかというと・・・そう、一眼レフのようなミラーが無いので、ライカM,Lマウントまで対応できます。前回のタイトル通り、謎の一眼ではありますが、謎の一眼レフでは無いのがポイントです。
 ということは・・・そう、ファインダーは基本的には(これもNOBUさんに看破された通り)EVFになります。

 で、上の画像はCanon EFマウント用アダプターを取り付けた状態です。(CGは少しずつ増やしていきますので小出しです(笑))本体とマウントアダプターを合わせてEFマウントのフランジバックを再現します。

 え?なんでEFマウントに絞りリングが付いてるかですって?
 カメラっちゅうもんは昔からシャッターダイヤルとレンズの絞りリングで操作するもんと相場は決まっているのですよ(^^)
 というか、まあ、プラスチックのダイヤルをくりくりまわして液晶で表示されるデジタル数字を見るよりも、シャッターダイヤルと絞りリングで操作するのって非常にカメラを使っている感じ、操作する喜びがあるのです。ここは譲れません(^_^;)
 当然、NikonのGやPENTAXのDA等最近の絞りリングの無いレンズもマウントアダプター側の絞りリングで操作します。ただマウントをくっつけるだけでなく、操作性の統一にも重きを置きたいからです。

 問題となるのは絞りの開放値と最小絞り値ですが、とりあえずマウントアダプター側にはF1.0~F64までの絞り値を中間クリックを含めて用意。さらに半段ずつ余分にまわすことができるようにしておきます。(世の中には1.0より明るいレンズが存在するようですので。暗いほうは現在のデジカメでは回折現象の問題があるので、別に絞りは16まででも良さそうですが・・・)

 この手の絞りリングの無いレンズはレンズ情報が信号で送られてきますから、使用レンズの範囲を超えてマウント側の絞りリングを回してもカメラ側軍艦部の液晶窓、背面の液晶モニター上では正しい値が表示されます。(レンズ情報を事前に読み取って機械的に上限、下限の絞りでロックしてやっても良いですが効果のわりに製造コストがかかりそうです)

 え?なんで、上のアダプターにわざわざフランジバックを調整しているのに敢えて光学性能を落とすテレコンのようなレンズが付いているのかですって?

 それは・・・それは・・・・明日のココロだ~ヽ(^.^)ノ(小沢昭一風)


ご注意)
マウントの形状や寸法など、実測せず、かなりいい加減に作っています。
また、今後出てくる内容は所詮素人の思いつきなので、現物と違うやんとか、理論的に無理だとか、専門的な突っ込みを入れる事はご遠慮ください。これはSFではなく、ファンタジーなのです。ヽ(^.^;)ノ

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December 06, 2006

謎のデジタル一眼

Db1_01

 ついこの間ライカM4-2を買ってしまったばかりなのに・・・
店頭で触って、その感触にやられました。これが本当に待っていた究極のデジタル一眼です。実機を見たらもう我慢できそうにありません。

Db1_smp01
DB-1 + DLA Leica-L SF + Rusar20mm/F5.6


December 07,2006 in DB-1 | Permalink | Comments (0) | TrackBack (0)










・・・って嘘ですヽ(^▽^;)ノ

 そもそもこんなカメラ無いし。(笑)
 全ては私の妄想の産物で、カメラは三日かけて作った妄想CGでございます。失礼いたしました(_ _;)
(ついでに、自転車の写真はLeica IIIf + Rusar 20mm/F5.6 で撮影したものです)

 フィルムのAF一眼レフを踏襲しただけで、どの会社のものを買っても同じ形をしていて、高性能の裏返しなのか、写真を撮る事自体の楽しみ、所有する喜びが弱いカメラが、画素・画質・低価格化競争を繰り返す昨今、そろそろ別なコンセプトで新しいカメラを考えるのも楽しいのではないかということで、こんな次世代高級デジタルカメラが欲しいという提案のようなもの(所謂コンセプトワークって奴?)を何日間か、つらつらと書き連ねてみたいかなと思っています。

 お暇な方は上の画像から、今あるデジカメやフォトキナで発表されているカメラには無いコンセプト(特にマウントとファインダーに重要なコンセプトがあります)を当ててみてください。ヒントは既にカメラの画像と自転車の写真の下のキャプションの中にもあります。完璧に当てた方にはピタリ賞として100万円頂戴いたしますヽ(^.~^;)ノアオッテコレカイ
 ちなみにマウントがキヤノンのEFマウントに似ていますが、微妙に互換性はありません。

しばらくこのネタでひっぱろうと思っていますので、御用とお急ぎでない方はお付き合いください。(_ _)


★それにしても53時間メンテって・・・長すぎです。せっかく最近まじめに更新してたのに(笑
今度こそ大丈夫なんだろうな?もうこんな長いメンテはやらないでね>ココログ

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