April 26, 2014

edren.bat:ファイル・フォルダ名をエディタを使って一括リネーム

edren.batはエディタを使って同一フォルダ上のファイルやフォルダ名を一括リネームするためのwindows用バッチファイルです。(デフォルトではメモ帳を使っているため、windows7以外でそのまま動くかどうかはわかりません)

TV番組や映画ジャンルごとのフォルダ中の多数のファイル名を一括でサブタイトルをつけて変換したくてバッチファイルを造りました。
優秀なリネームソフトは多数存在するので、それらに比べればたいしたことはできませんが、まあ、バッチだと手軽だし(デフォルトではnotepadですが)使い慣れた秀丸エディタでファイル名を柔軟に変更できるので案外役にたってます:)

↓の動画では同じフォルダ上のTV番組の動画ファイル名をwikipediaから番組サブタイトルをコピペして一括変換している例です。


(使い方)
edrenの使い方.txt

(バッチファイルの中身)
edren.bat.txt

↓ダウンロード(zip)
edren10.zip

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April 10, 2014

バッチファイル&シェルスクリプトで大量の動画ファイルを一気に変換する

最近HDDがドラマや映画等の動画で手狭になったためコンパクトにするのと、ノートパソコン
でも見られるような軽量なH264に変換したいと思いました。

とにかく大量の動画ファイルが相手なので、いちいち変換ソフトであっちのフォルダ、こっちの
フォルダと指定して変換するのも面倒なため、いろいろ調べてlinuxとwindowsで手軽に同じ
インターフェイスで大量の動画を簡単に変換できるバッチ/スクリプトを書いてみました。

デフォルトではオプションを対話型で入力しますが、バッチ&スクリプトの冒頭を書き換えるだけ
で起動したらそのまま変換できるようにしています。

うちの場合、基本的に番組、作品タイトルの名前をつけたフォルダごとに動画を溜め込んでい
るので、その上にバッチ&スクリプトを置いて起動すると、そこにある同一拡張子の動画を対象に
し、フォルダの名前(=タイトル名)+変換コーデック名にしたフォルダを作成してそこに変換動画
を入れることにしました。

サイズを優先した変換はH264が圧倒的に有利ですが、うちにあるSDやUSBメモリ対応のDVD
プレーヤーはXvidしか読めないので、1つのスクリプトでH264とXvidに変換できるように
しています。

変換にはlinux用のmenc17.shはMencoderを、windows用のfenc17.batはFFmpeg.exeを使っています。

Linux用でMencoderを使っているのは、うちではlinuxマシンはほとんどLubuntu13.10でこれに
は既にインストールされているのが便利だし、抜群の安定感があるのと、Linux版のFFmpegの
使い方がよくわからなかったからですw

Windows版は最初Mencoder.exe用を作ったのですが、最新版はなぜか1ファイル変換した時点で
止まったままになって使い物にならず、旧バージョンは動くものもあるのですが、ファイルによっては
うまく変換できないことも多いので、結局FFmpeg.exeを使いました。

windowsではFFmpegをインストールしてパスを通しておく必要があります。
(本家版の解凍には7-zip等が必要かも。その他、詳しくは下のfenc17.batの使い方をご覧ください)


ubuntu等でmencoderがインストールされていない場合はsudo apt-get install mencoderでインストール
しておきます。


用法、エンコーダーのインストール等詳しくは以下のリンクをクリックしてみてください。
windowsはzip、linuxはtar.gzで固めてあるので、ダウンロードしたら解凍して、バッチ&スクリプト
ファイルを変換したいフォルダにコピーして使います。

windows用バッチファイル

fenc17.batの使い方
fenc17.batの中身

↓ダウンロード(zip)
fenc17.zip


Linux用シェルスクリプト

menc17.shの使い方
menc17.shの中身

↓ダウンロード(tar.gz)
menc17.tar.gz


ちなみにmencoder版のほうは変換中のファイルをVLCプレイヤーで再生できるので、
画質等が気に入らなければ端末を閉じて強制終了させることができます。
(行儀がよくないし、なんか悪い影響が出そうな気がしないでもないけど…)

Pythonと違ってバッチやシェルスクリプトは癖や制限がありまくりなんでかなり苦労しました・・・(^^;
大量の動画を変換したい方は使ってみてください。

mencoderやffmpegについては軽くネットで調べた程度ですが、正直よくわかりませんので適宜改造してくださいw
エンコーダーのオプションは底なし沼のようです(^^;

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March 20, 2014

WineでX68000エミュレータを動かしてみた

まさかwineでX68000のエミュレータはまともに動かないだろうと思っていましたが、一応確認だけはしておこうかなとCore i5のノートPC(ASUS U24E)上のLubuntu13.10+wineな環境でWinX68k高速版を試してみると、これはびっくり。

アフターバーナー、スペースハリアー、グラディウスシリーズ、サンダーブレード等、一見無理そうなアクション系ソフトはマウスはもとよりUSBのジョイパッドでも普通にコマ落ちもなくプレイできるではありませんか。
(エミュレーター動作環境がXGA、色深度16ビットを前提にしているようで、画面設定まわりを予め変更する必要はありますが)

音楽は途中変になる場合もありますが、これはWindows上でも起こることがあるのであまり気にしてません:)
昔作った自作ゲームのスーパー金魚すくいやスーパー大回転もほぼ問題なく動きます。
(マウスの移動幅の調整等が必要)

ゼビウス、上海、ねじ式もプレイできました。

一方、残念ながらアドベンチャータイプのめぞん一刻やサイレントメビウスは動きませんでした。
以下にwineでx68kエミュを動かす場合の覚書を残しておきます。

U24kingyo

WineでWinX68k高速版を動かす際の覚書

X68kのエミュレータはWinX68k高速版v0.95を使用。
http://www.geocities.jp/winx68khighspeed/

1.LinuxのPC画面の解像度を1024x768に設定。

2.WinX68k高速版をwineで起動したらメニューからFDD0をクリック、XDFファイルを開いてメニューのSystemからResetを選択。おそらくエミュレータウインドウ内のテキストやグラフィックの表示が変な場合が多いと思います。
(起動して3ボタンマウスの中ボタンをクリックするとエミュレータウインドウ内のマウス動作に切り替わります。(トグル))

3.メニューのDisplayでFullScreenを選んでフルスクリーン表示にし、マウスの中ボタンを押してメニューを出し、再度System → Resetします。これで表示が正常になるはずです。

4.フルスクリーンからもとに戻る場合はマウスの中ボタンをクリックしてメニューからFullScreenを解除します。

※動きが定期的に一瞬止まったりする場合は、WinX68kのメニューからBackBufferをVideoにすると改善しました。
※環境により動かなかったり、設定を変更すると動く場合もあるかもしれません


●ついでに昔作った自作ゲームをこちらにもアップしておきます:)
 マウスで手軽に遊べます。
 解凍したXDFファイルをX68kエミュレータからDrive0に読み込んでリセットすると起動します。
 WindowsXP/7 とLubuntu13.10+wine上で動作を確認しました。
 動きが定期的に一瞬止まったりする場合は、WinX68kのメニューからBackBufferをVideoにしてみてください。


<スーパー金魚すくい>

Kingyo2

↓ダウンロード
kingyo.zip

<スーパー大回転>

Ski1_2

↓ダウンロード
ski.zip

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March 17, 2014

Lubuntu,PuppyLinux関連覚書

Windows XPサポート期限切れに備えて試したLubuntuがあまりにも気に入ってしまったので、LubuntuやPuppy LinuxをXPや昔のUbuntu、Win2000で使っていた古いノートPC(Thinkpad X24,s30,A20p,A21pとLet'Note CF-R1初代)にも入れてみました。

この世代のノートでもXvid(Divx)やWMVで幅320、ビットレート700~800kbps程度にすれば、USBメモリ直挿しではコマ落ちなくフルスクリーン再生ができるのでradikoや動画の再生機としても復活、大活躍してます:)

フルスクリーンでは当然それなりに甘く粗くなりますがとにかくファイルサイズが小さい(30分の動画一本が200M台)ので32Gの極小USBメモリに動画が山ほど入ります♪

CF-R1等PAE非対応モバイルPIIIで数百MHzクラスのノートでは無線LAN経由の動画再生となるとこのサイズのファイルでもさすがに苦しいですが、A20p、A21p、X24等では無線LANを介しても普通に再生できます。

また、SSDに換装したLet's Note CF-R1はバッテリー込みで1Kgを切るし、動画を連続再生しても未だに1時間半以上バッテリーがもつのでタブレット並みに使えます:)発売当時は高かったので液晶も良いのを使っているのか綺麗ですし、筐体は軽くて頑丈で今でも気に入って使ってます。
さらにUSB2.0増設用のPCMCIAカードを差し込んでいる(Puppy Linuxで問題なく使用できます)ので大容量のUSBメモリが最大4つも使えますw
(通常はUSB無線LAN+無線マウス+USBメモリ2つの構成で使っています)

それにしても最近のLinuxはXP代替としても昔からは考えられないほど容易に、性能的にも十分に使えますね(^^)
まあ、それでも多少はWinほど簡単にいかない点が残っていることも事実。

今回は
Panasonic CF-R1(初代)にPuppy Linux 4.3.1 JP2012

Cfr1

Thinkpad s30にPuppy Linux 4.3.1 JP2012

S30

Thinkpad A20pにLubuntu12.04日本語版

A20p

Thinkpad A21pにLubuntu12.04日本語版

A21p

Thinkpad X24にLubuntu13.10日本語版

X24

を入れた際、苦労した点などを覚え書き:)


Puppy Linuxに鬼のように軽快なmplayerを導入

Puppy Linux 4.3.1JP 2012に標準導入されているgxineは2回起動しないと動かないし安定性も悪く動作も少々重めなのでこちらの方がコンパイルし、公開してくれているmplayer(基本的には端末用で、キーボードで再生操作をする)を導入してみました。

結論からいうと滅茶苦茶軽快で、OSで関連付けてやればGUI上でワンクリックで再生できるため、軽さ命のPuppy Linuxで使う動画再生ソフトとして全力でお勧めできる逸品かと思います。

インストールは上記ページでリンクがある1369737562.petと1369737658.petをダウンロードし、クリック。
次にウインドウ上でaviやflv,wmv等再生したい種類のファイルを右クリックし、ファイル’選択したファイル名’>対応アプリの設定 を選びシェルコマンドを入力してくださいの欄に
mplayer -fs "$@"
と入力して使用コマンドボタンを押せば、以降、その種類のファイルをクリックするとフルスクリーンで動画が即座に再生されるようになります。

様々な操作が動画再生中にキーを押すことで行えます。

動画のサイズ変更や再生コントロールは端末を起動してmplayerと打ち込めば主なものがわかります。
例えばフルスクリーンの切り替えはF、終了はQ、カーソル左右キーで10秒、down,upで1分送り、PageUP,Downで10分送り等。
また、フルキーの9と0で音量調整、3,4で明るさ調整、+と-で音声タイミングの調整など様々な機能があるようです。

また、端末を起動してmplayer -fs /home/*.*等とすれば/homeフォルダ上にある動画がフルスクリーンで連続再生されます。

<情報源>
Puppy Linux導入記録 MPlayer


Thinkpad A20p/A21pの液晶画面表示を正常にする

A20p、A21pは古いCPU(PIII)なのでLubuntu12.04までしか入れられない様子。
液晶の解像度が1400x1050(A20p)/1600x1200(A21p)あるのだが、上記をインストールすると画面が1024x768になり、さらに縦縞のようにオーバーラップして非常に見にくい状態になってしまう。

A21p2

この件ではあっち こっちで困っていた人がいた模様。
上記記事を参考に当方も半日ほど奮闘するもまったく直らないので諦めかけていたが、ふとこのマシンには以前のUbuntu8が入っていて、これを入れたときに色々苦労して正常に表示した記憶が蘇るw
幸いデュアルブートにしてあったのでLubuntuから旧Ubuntuの/etc/X11にあるxorg.confをLubuntuの同フォルダにコピーして再起動してみたら、あっさりと正常に表示された(^^;)
というわけで、Thinkpad A20pにLubuntu12.04(多分Ubuntuも大丈夫かと)を入れたい人(いるのか?w)はこちらのファイル(xorg.conf)を/etc/X11に置いて再起動すれば最高解像度についてはとりあえず解決します:)
(1400x1050以外の解像度では正常に表示されません)

また、ThinkpadA21pにもLubuntu12.04を入れてこちらの記事を参考にA21pの1600x1200用xorg.confを作成しました。
ドライバをコメントアウトしているvesaにすると他の解像度も使えますが、描画が遅くなる感じです。
こちらのファイル(A21p用xorg.conf)を/etc/X11上に置いて起動するとUXGAが正常に表示されます。

なお、上記のxorg.confを使って生じたいかなる障害、損害にも当方では責任は負えませんので、自己責任にてのご使用をお願いいたします(_ _)
(xorg.conf中、液晶の仕様に合わない値がある場合、液晶に悪い影響を与える可能性もあるらしいです)


LubuntuでBUFFALO WLI-CB-G54による無線LANを実現

$ sudo apt-get install firmware-b43-installer
$ sudo modprobe -r b43 ssb
$ sudo modprobe b43

G54を差し込んだ状態で以上3つのコマンドを端末から打ち込むだけ。
ndiswrapperは使わないこと。(使ってしまった場合はこちらも参照)
これは素晴らしすぎます。
Lubuntu13.10、12.04で動作を確認。

<情報源>
ubuntu12.04 + BUFFALO WLI-CB-G54 その3


VLC等で市販のDVDを再生できるようにする

http://download.videolan.org/pub/libdvdcss/1.2.9/rpm/からlibdvdcss2-1.2.9-1.i386.rpmをダウンロードしてインストール。

rpmのインストールの方法がよくわからなかったので、とりあえずダブルクリックして解凍。
homeフォルダ上にできたフォルダ構成を参考に中に含まれるlibファイル等を実際のフォルダにコピーした。
A20p(PIII 700MHz)でVLCで市販DVDを再生してみたが、コマ落ちもなく快適再生:D
Lubuntu13.10、12.04で動作を確認。

<情報源>
VLC Fedora16 DVD 再生しない


古いCPUで動作可能なブラウザ(Chromium等)でFlash Playerを使えるようにする

Flash Player Help / Archived Flash Player versionsからFlash Player 11.1.102.63をダウンロード。
/usr/lib/mozilla/plugins/に既にFlash Player関連のファイルがある場合はすべて削除。
解凍してできたlibflashplayer.soを/usr/lib/mozilla/pluginsへコピーする。
Flashが読み込めなくなった場合はchromiumのアドレス入力欄にchrome://pluginsと入力してFlashPlayerのバージョンを確認。
1.12以降になっていた場合は/usr/lib/mozilla/plugins/のFlashplayer関連のファイルを削除し、1.11のlibflashplayer.soをコピーしなおす。

Lubuntu13.10, 12.04,Puppy Linux4.3.1 2012で動作を確認。

<情報源>
LinuxのFlash Playerは古いPCでは動作しない


●Samba用にWindos7機のレジストリを修正

Win7のデフォルトのレジストリ値だと、最初は繋がっても、タイムアウトが出たら2度と繋がらなくなるので、以下のページに従ってWin7マシンのレジストリを修正。
修正後はLubuntu, Puppyともに問題なく繋がるようになりました。

↓レジストリの変更部分まとめ

1. regedit起動
2. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Lsa\
   everyoneincludesanonymous 0→1
   NoLmHash 1→0
3. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\LanManServer\Parameters
   restrictnullsessaccess 1→0
4. 再起動

■[備忘録] Ubuntu11.10 と Windows7 のネットワーク共有設定


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February 23, 2014

CF-R1にPuppyLinuxをインストールしてみた

WindowsXPのサポート期限切れに備えて、古いパナソニックのノートPC、Let's Note CF-R1(初代)にこちらのサイトを参考にPuppy Linuxをインストールしてみました。
lubuntuと比べて苦労する場面が多かったので覚え書きとして残しておきます。

Img_1049
初代CF-R1にPuppyLinuxを入れて無線LANでGoogleChrome+Flashプレイヤーが動いているの図


まず、うちのCF-R1(初代)はXP Pro入りのノートですが、PentiumIII Mobile 700MHz、メモリ256Mという今となっては実用的にも辛いスペックで、しかもX.orgのドライバまわりが古いバージョンのものしか使用できません。
(従ってlubuntuやPuppy Linuxの新版5.x.xは使用できません)
HDDは32GのIDEのSDDに換装しているので基本的に静かでアクセスは速いです。

ものは試しとほかに持っているCF-R1と似たスペックのIBM Thinkpad S30にPuppylinux 571JPをこちらのxorg.confの設定を参考にインストールしてみましたがもっさりしすぎてちょっと使うには辛い感じでした。
念のためCF-R1のほうでも571JPをこちらの設定を参考にxorgwizardでためしてみましたが、どうにも正常にXが表示されず、これもディスプレイドライバが新しくなったせいらしいです。
S30で571JPの動作速度も確認していたので結局431JP2012を入れることにしました。

1.PuppyLinux 4.3.1JP2012のインストール

専用CDドライブやフロッピードライブからしかブートできないXPやWin2000の入っている古いマシン用にexeバージョンがあるのでこれを利用。
Win上でここからダウンロードしたPuppy_Linux_431JP2012_Installer.exe を実行するだけでインストールできます。
Thinkpad S30にはこの方法で簡単にインストールできました。
CF-R1のほうは無謀にも最初に専用CDドライブからLubuntu 12.04を入れようとして結局Xが立ち上がらずXPの領域も壊してしまったため、isoを焼いたものを専用ドライブからインストール。(遅いんだ、これがw)

普通にディスプレイドライバも動作して800x600で起動するので、途中でxorgwizardで1024x768に変更。

2.ネットワーク設定

puppyの場合はLANケーブルを繋いで起動しても自動認識しないのでメニュー>セットアップ>ネットワークウィザードから「ネットワークまたは無線LANでインターネット」ボタンを押して説明に従い設定する必要があります。

3.GoogleChromeのインストール

このPuppyにはSeaMonkeyというブラウザが入っていて、一応すぐに使えますが、やはり普段使い慣れたGoogleChromeを使いたいのでインストールしました。といっても、GoogleのHPから最新版をインストールしても起動しませんでした。(古いバージョンしか使えないようです)
結局こちらの記事に従いhttp://openlab.jp/puppylinux/download/packages-stray/tomo3/google_chrome-puppy-4.31.petからダウンロードし無事インストールできました:)

4.FlashPlayerのインストール

これもなかなかうまくいかずに色々探したところ、flash-player-10.3.183.18.petが使えるとのことで、こちらからダウンロード、インストールして無事、youtube等を見ることができるようになりました。
この頃のスペックのノートでyoutubeを見るのは基本的に無謀ですが、それでも144pにするとblogに貼られている程度の大きさならわりと見られたりするものもあるのでちょっと感動ですw
radikoも再生できるようになったので満足:)

5.鬼門の無線LAN

XPでは無線LANにPLANEXのGW-USValue-EZという非常にコンパクトなUSBのアダプタを使っていたのですが、当然ながらデフォルトでは認識してくれません。

昔Fedoraで苦労したので半ばあきらめていたのですが、こちらの記事のおかげで無事に使用することができました。
(CW-USValue-EZはハード的にGW-USWExtremeと同等とのことです。linux用ドライバがあるのでndiswrapperしなくて良いので割と楽に使えるようになりました)
なお、リンク先の文中のhttp://puppylinux.com/sources/の「お約束のIDとパスワード」はIDがpuppy、パスワードはlinuxです。
また、devx_431.sfsはここで入手できます。
ここにJP版もあるようですが、試していません。


ただ、こちらからダウンロードしたLinux用のドライバのバージョンは解凍すると上記記事とは構成が若干異なるようで、driverディレクトリ上に長い名前のディレクトリがあったので、そこでmake/make installしました。(なお、install.shを実行した際、型番は聞かれず、なにやらエラーでとまったような表示が出ます)

最初メニュー>セットアップ>ネットワークウィザードにwlan0が表示されず、再度make/make installしたり、最初からささっていたLANアダプタを挿しなおすと認識するようになりました。(多分後者が原因ぽいです)
あとはLANケーブルを抜いて「ネットワークまたは無線LANでインターネット」ボタンを押してダイアログの説明に従いながら諸々の設定をして無事に繋がりました。

<感想>
Puppy Linuxを入れた感想としては、基本的には最初からインストールされているソフトを使うのが一番楽でそれなりに便利に使えそうという感じでしょうか。デスクトップの操作感はさくさくと動いて気持ちが良いです。
今回のGoogleChromeやFlashPlayerなどのようにパッケージマネージャに表示されないメジャー系ソフトも多く、パッケージマネージャにあるソフトもリスト更新後インストールしてもほとんどが起動しなかったので(起動したのはGTKテトリスや古いバージョンのフリーセルくらい)何か入れてみたいソフトがあればまずネット上で検索して4.3.1用のpetファイル他があるかどうか確認するのが一番良いようです。

とはいえ、CF-R1は本体が1Kgを切る軽さでバッテリーもまだ1時間程度はもつので復活できてよかったです(^^)
SDスロットが認識しないけど、こっちはUSBメモリで代用できるからいいかな:)

それにしてもWindows2000はこのスペックのマシン上でも軽快に動き、重量級のデータを扱うソフトも実用的な速度で動かせていたんだなぁと改めて感心。
Windows2000に今のUSBまわりとセキュリティ環境を入れるだけで結構良いOSになるんじゃないかなーw

puppy linux4.3.1ではLubuntuと違ってBlenderやLMMSなどのヘビー級アプリケーションはインストールしても起動しませんが、もともとCF-R1やS30でこれらのソフトが動いたとしてもほとんど使い物にならないのでこれは問題ないでしょう。
ただ、windows2000やXPで動く軽い作曲ソフト(Music Studio ProducerやDominoはこのスペックのノートでも使えます)がないのが少々残念なところです。
Windows2000やXPとPuppyLinuxをデュアルブートにしてインターネットに繋ぐ時だけは後者を使い、Win用のネット上のデータやソフトなどをダウンロードしてWinで使っているドライブに保存するといった使い分けで、古いノートの寿命を延ばすというのがよさそうですね:)

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February 19, 2014

Lubuntu同士のファイル共有を試してみた

XPマシンのサポート終了期限が近づいているので、XPマシンにこちらのサイトを参考に、Lubuntu 13.10を入れてみました。
あまりにもさくさくと動くし操作は伝統的なWindowsライクですぐ使えるし、最近は昔では考えられないほど必要なソフトも揃っている(しかも無料!)のですっかり嵌ってしまい、他のWin7機にも入れまくってますw

で、Windowsとはデフォルトの状態ですぐにファイル共有できるのですが、Lubutu同士だとそのままではできないっぽいので色々調べてLubutu同士でファイル共有できるようにしてみました。
Linuxの場合ディストリビューションによってもやり方が違うし、少し古い記事だと端末の呪文だらけだったり、仕様変更でもう使えない事も多いのでこのあたりも最初からLinux同士でファイル共有できるようになっててくれたら最高なんだけどなーなんて思います。

というわけで、以下に自分同様WinXPからの乗り換え組みにもわかるようにできるだけ端末(ターミナル)で長い呪文を打ち込まずにすむやり方をまとめてみました。

参考にしたのはこちらの記事です:)(多謝)


●多分かなり簡単と思われるLubuntu 13.10でのLubuntu機間ファイル共有の方法
~NFSの導入と設定~

便宜上ユーザー名はorzでサーバー・クライアントとも同じ名前とする。
どのLubuntuマシンでも/home/orz/shareというフォルダ上でファイルが共有できるようにするのが目標。
orzの部分は自分が作成したユーザー名に置き換える事。
(なお、ディレクトリはwindowsユーザーにお馴染みのフォルダと呼称。)

ネットワークの設定は以下のようになっているものとする。
IPアドレス
サーバー  : 192.168.xx.xx
クライアント: 192.168.yy.yy

IPアドレスは各PCの端末(アクセサリ>LXTerminal)から $ ifconfig でチェックできる。(inetアドレスのところ)


NFSサーバーのインストールと設定

1.サーバー機の/home/orz/ 上にshareフォルダを追加

2.synapticパッケージインストーラーからnfs-kernel-serverをインストール

3.インストールが完了すると、/etcフォルダ上にexports というファイルが生成される。
ファイルマネージャPCManFMで/に行き、/etcフォルダをダブルクリック開いて、上部メニュー>ツールから「rootユーザとして現在のフォルダを開く」で開きなおしてexportsをダブルクリック、編集。
最後の行に以下の一文を追加して保存。(xxはサーバーのPC上で端末からifconfigでinetアドレスで表示されている数字)
/home/orz/share 192.168.xx.0/24(rw,sync,no_subtree_check)

4.端末で以下のコマンドでエクスポート&確認。
$ sudo exportfs -ra
$ sudo exportfs -v
エラーメッセージらしきものが出てこなければOK
エラーが出た場合はどこかの記述に打ち間違いがないかチェック

5.端末でnfsカーネルサーバーを再起動
$ sudo /etc/init.d/nfs-kernel-server restart


NFSクライアント側の設定

1.クライアント機の/home/orz/ 上にshareフォルダを追加

2.synapticパッケージインストーラーからnfs-commonをインストール

3.ファイルマネージャPCManFMで/etcフォルダを開いて、ツールからroot権限でフォルダを開きなおしてfstabをダブルクリック、編集。
最後の行に以下の一文を追加して保存。(xx.xxはサーバーのPC上で端末からifconfigでinetアドレスで表示されているもの)
192.168.xx.xx:/home/orz/share /home/orz/share nfs rw,nosuid,_netdev,noauto,hard,intr 0 0

4.端末からマウントする。(クライアントPCを起動するたびに行う)

$ sudo mount /home/orz/share

これでサーバー、クライアントの/home/orz/shareフォルダ上でファイルが共有される。
ためしにクライアント機上で何かファイルをshareフォルダに放り込み、サーバー機のshareフォルダ上にそのファイルが現れたら成功。

※ファイル操作の反映はサーバー機上ではすぐに反映され、クライアント機では一度shareフォルダを再読み込み(F5キー)などしないと更新されない模様。


とりあえずここまでやるとLubuntu同士のファイル共有はなんとかできるみたいです:)
しかしこのままだと多少問題もあるらしいので、完璧を期す場合はここから先は上記URLの記事を参考にしてください。(^^;)

Linuxは基本的によくわかっていないので内容に変な部分があったら、コメントにてご指摘いただければ幸いです。(_ _)

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August 15, 2010

シマンテツクは早々にお潰れあそばせ

 それは妾(わたくし)が警視庁のホウムペエジでピヰポ君のコオナアを見ながら、その愛らしいキヤラクタアに心和ませていたときのことでございました。

 とあるサブコオナアをクリツクいたしましたところ、画面中央にこぢんまりとしたダイアロオグが開き、Adobe ShockWave Playerのインストオウルを促されたのでございます。
 そのプラアグインでしたら近頃のコンピウタアに疎い妾でも、一度は目にしたことのある大変著名なものでもございますし、なんと云いましても警視庁のホウムペエジご用達のものと安心してインストオウルの釦を押しますと、なにやら新たなダイアロオグが表示されました。

 Adobe様のような社会的にも信用のある、ご高名な会社が善良なる一インタアネツトユウザアの妾に悪さをしようなど、夢にも思いませんから、特にそこに書いてある内容には目も通さず、請われるままにShockWaveのプラアグインをインストオウルいたしました。
 するとどうでしょう、それからしばらくするとNorton Security Scan(NSS)なる、黒地に黄色を基調とした、厳めしくも毒々しく、大きなダイアロオグが突然モニタア中央にでん、と出現いたしまして、これからウイルススキヤンを開始する!と高らかに宣言したではありませんか。

 青天の霹靂。妾はこの予期せぬ事態にいたく動揺いたしました。このようなソフトをインストオウルした覚えはまったくございません。また、このプログラムの製造元であるシマンテツク様とは、若かりし頃にお付き合いをさせていただいたことも御座いますが、その行いのあまりの無体ぶりに驚き呆れ、お別れしたのでございます。
 まさかまたこんな形でお逢いしようとは……。

 しかも、しかもです。このNSSを中止する釦がどこにも見当たりません。Alt+F4でもEscでも強制終了できず、ただ続行釦がひとつあるのみ……。一体これはどういう事なのでしょうか。普通の紳士的なプログラムならキヤンセル釦くらい、必ずあるはずではございませんか。それどころか窓枠のX釦すらありません。

 このような怪しげなるダイアロオグの云われるままに続行釦を押してしまっては、どんな災いを呼びこんでしまうかわかりません。
 そういえば昔聞いたことがございます。エロテイツクな画像や動画を求める殿方を狙った詐欺師のペエジのダイアロオグに置かれた釦を迂闊にクリツクしてしまうと、マルウエイアなるものがインストオウルされ、とても酷い目に逢ってしまうのだと。
 仮に、額面どおりにウイルススキヤンをするソフトだといたしましても、すでに別なアンチウイルスソフトは入れてあり、スケジウルスキヤン済。まったく無駄であるばかりでなく、スキヤン中はあのシマンテツク様のプログラムのこと、パソコンの動作が蝸牛の歩みの如く遅くなるのは火を見るよりも明らかでございます。そのような仕打ち、妾には縦から見ても横から見ても、理不尽としか感じられません。

 仕方なく一度パソコンを強制終了し、コントロオルパネルからNSSを削除したのでございます。
 念のためにすぐさま再起動をいたしますと、今度はマイクロソフト様から、このWindowsは正規品ではない可能性があると叱られまして、またまた吃驚。目をぱちくりしながらも、とにかく云われるままに正規品の確認を済ませ、デスクトツプ画面が現れますと、今度はマイクロソフト様の無料ウイルスソフトが、正規品でないから三十日で使えなくなるとかなんとかフキダシでおっしゃいます。もう妾には何が何やら……泣きそうになってしまいました。
 (この時妾、あまりに動転しておりましたので、メツセイジは違っていたかもしれません)
 大変心細い妾ではありましたが、フキダシに表示された解決のためのリンクをひと踏みすると、再度正規品であることをウインドウズ様に確認していただけたようで、ほっと胸を撫で下ろしました。なんとかこちらの問題は解決したようでございます。

 さて、このように平穏な妾のネツトサアヒンを突然脅かした悪漢NSSについてググってみますと、それはもう非難轟々阿鼻叫喚、罵倒怨嗟の嵐でございました。加えてこの悪漢ソフトの最も質が悪いのが、アンインストオウルしてもゾンビイのようにまた勝手にインストオウルされてしまうということらしいのです。
 さらに呆れたことに、この恥知らずの悪漢はただウイルスがいると警告するだけで、それを駆除するにはお金を払ってシマンテツクのウイルスソフトを買うように迫るらしいのです。(それも玄人目からは問題のないものまで数え上げるという噂です)
 一体どういう了見なのでしょう。これではまるで脅迫ではありませんか。
 嗚呼、インタアネツトに正義は、神は、人の心は無いのでしょうか!

 つけて加えて、何ということでしょう。ずる賢いことに、件の悪漢が侵入したのは、こちらの落ち度とされる実に周到な仕掛けが施されているのです!卑劣にもShockWavePlayerのインストオウルの時に、先ほど述べたエロテイツク詐欺のサイトで表示される悪質なダイアロオグと同様、目立たないように、NSSも一緒にインストオウルするか選択させる小さな文面と、(インストオウルがデフオルトの)チエツクボツクスがあったのでした。読めないように小さな文字で隙間無くきゅうきゅうに書かれている生命保険の規約みたいなものです。
 迂闊でした。気が付きませんでした。
 すぐにShockWavePlayerもアンインストオウルし、パソコンを再起動してなんとか事なきを得たようです。
 (ちなみに、Googleパツクなるものをインストオウルしても同様の被害に逢うようです。くれぐれもお気をつけあそばしますように……)

 そのようなわけで、妾はシマンテツク様にひとこと申し上げたいのです。


脅迫まがいのウイルスモドキ撒き散らしてんじゃねーよ、ボケ。
潰れろ、糞会社。
二度と手前んとこの製品なんて買わねーよ。ばーか。
おあいにくさま豚のケツ。


 嗚呼、いけない。また一時の感情に流されて、汚い言葉を使ってしまいました。
 普段は山の手夫人として通っておりますのに、妾としましたことがハシタナイ。

 それでは御免遊ばせ。オホホホホ……

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April 26, 2009

東芝ネットブックNB100を購入

ファミレスでノートでモデリングすると気分転換になり、作業に集中できて効率が良いため、前々からどれだけサブノートとして使い物になるのか気になっていたネットブックを物色。ヤマダ電機で実物を見た中で、一番小さい東芝のNB100を買いました。(ネット上でもあちこちで評判の良い機種ですね)

Nb100

スペック的には、六角大王ならなんとか動くんじゃないかなと思っていましたが、いざインストールしてみたら、今まで使っていたThinkPad S30(超低電圧版モバイル Pentium III 600MHz メモリ256M)よりサクサク動く印象・・・Atom N270というCPUについては何の知識もありませんが、やはり1Gのメモリが効いているのかな?

液晶画面がXGAに比べて上下が短くなっている(1024x600)ので、そのあたりはやや狭苦しいものの、タスクバーを隠したり、六角のボタン類を隠して使用してますが、慣れれば狭さはそう気になりません。他で作った画面4分割の六角データを読み込ませると、ウインドウがはみ出てモデルデータが豆粒のように表示されますが、手動でウインドウサイズを横長に調整すれば、以降、モデリングは支障なく行えます。

現在やっている初音ミクのローポリデータなら何のストレスも無く、ポリゴン表示のままぐりぐり回しながら、サクサクモデリングできます。(さすがに全面曲面を使うとやや重くなります)
これでお値段がポイント還元を入れると実売3万円ちょっとなんですから、凄い時代になったものです。キーの文字が暗くて見難いのが唯一の欠点ですが、HDDは160Gもあり、USBも3つ、SDカード・メモリスティック兼用カードリーダーがあり、もちろん無線LANも内蔵されていて、重さはほぼ1Kg。OSはVistaのような鈍重OSではなく、XP HomeEditionですから文句なしです。

早速バッテリーを満充電にしてファミレスで使ってみたところ、公称値に近い3時間半動きました。できれば予備バッテリーも欲しいけど、高いんですよね(´・ω・`)。
純正バッテリーは1万円3千円前後から2万5千円くらいまでお店によって幅があるようです。

ミクのデータのほうは今日はVRML用にサイズを極力小さくしたマップを2つほど貼付け、腕・肩まわりを調整。
やはりマップデータが増えるとファイルサイズが倍増、gzipで圧縮しても一気に170Kほどになってしまいました。


ブラウザ全体で表示

上の画像が表示されない場合はこちらの最後のほうをお読みください。

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November 18, 2007

3万円弱の新型ノート?

R1000630s
RICOH GR Digital

うーん、なかなかいいですね、これ↓。

激安ノート「ASUS Eee PC」が実売2万円台で発売! Vistaモデルもリリースへ

用途限定なら今のLinuxでも十分使えそう。フラッシュドライブも最低2Gあれば構成次第でそこそこの仕事もできそうです。ワイヤレスLAN内蔵だから、もう無線LANの設定で地獄を見ることもなさそうですし。
 問題は普及によるセキュリティサポートを企業ベースでどれだけ真剣にやるかかな。Linuxとは言え、ウイルスあるし。でもセキュリティソフトをふつーの人がアップデートするのは現状ではなかなか大変な気が。

 Linuxも標準搭載されていれば(サポートは大変そうだけど)ユーザーからすれば何か新しいことをやろうとしない限り、動作保証されているだけでも安心感がありますね。インターネット・メールのほかにはちょっとしたゲームとワープロと表計算ができれば多くの人はそれ以上モバイルPCには必要ない気も。欲を言えばやはり携帯・PHS等のモバイル機器との連携かな。これはLinuxでは日本のメーカーが本腰にならない限り無理な気もしますが。
EeePCが普及すれば逆に通信会社のほうから対応という可能性に期待でしょうか。

 まあとにかく、Vistaとかいう重くて見掛け倒しの高価な馬鹿OSを駆逐して欲しいものです。(ASUSTeKも将来的にVISTA搭載する予定もあるみたいだけど、とりあえずそう言っておいてMSからの嫌がらせを避けるのが狙いかも(笑))

最近はMSもVISTA搭載機が売れてないのをやっと認めたのか、今度は日本のPCの価格帯のせいにしているようですが。(別に安いマシンはあるけど、それじゃVISTAが快適に動かないから売れないんじゃないのけ?)

Windows Vistaが売れる道はどこにあるのか?

「Windows Vistaと搭載パソコン販売に本気で取り組む」よりももっとユーザー目線のまともなOS開発に本気で取り組んで欲しいものであります。(例えばXPと完全互換で操作性も大差なく、本体はコンパクトでメモリ管理が優秀で体感速度が2倍以上速いOSなら私は買いますが・・・)

あと、操作性がXpとかなり変わっているので慣れるまで面倒、やたらとセキュリティ関連のウォーニングが出る、中身が異常に隠されていて痒いところに手が届かないといった不満もよく見かけます。そんな駄目OS、1000円でも要らんわなぁ(笑

あまつさえ

> さらに「スティーブ・バルマーCEOは“日本では現在の2倍のPCが販売可能だろう”と言っていて、
>それについて議論した。例えば、日本のPCは13万~14万円が売れ筋になっている。海外を見る
>とそれ以下の価格帯のボリュームゾーンがあるのに、日本にはそれがない。日本ではそこから
>価格がだいぶ下がって携帯電話の世界になり、中間の価格帯のものがない。携帯電話でネット
>やメールをしている人に聞くと、携帯電話を持っていてもやはりPCが欲しいという。こうした問題に
>取り組めたらと思う」とも述べた。

自ら半端なOSを作っておいて、搭載機が売れないのはPC作ってるメーカーの値付けのせいってのはなんとも身勝手な船場吉兆の社長みたいなご発言かと。(笑

なんでも最近多い検索ワードは「XP VISTA ダウングレード」だそうな。この項目でぐぐってみると、いかにVISTAからXPにダウングレードする必要性に迫られた人が多いか分かる。Vista搭載マシンを買って後悔している人はPCメーカーがダウングレード用CDを送ってくれる場合もあるようなので検索してみては?XPにダウングレードするとメモリを食うアプリなんかは見違えるようにきびきび動くようになる可能性だってあるはず(笑
(ちなみにVistaのHome Premium、Basicは権利が無いので駄目で、Business、Ultimate が対象らしい。XPのほうはProのみにダウングレード可)
原則的なことはここが参考になりそう。
最近のVista関連のブログを見ると、あっちこっちの不具合でLANや周辺機器も正常に動かずストレスたまりまくりってのもよく見かけます。それらを読むとわざわざ高価なOSを買って新しいマシンに買い換えて、Vista対応の周辺機器を買い足して、あげくの果てにXPでさくさくできていたことができないってのはもう詐欺に近いんじゃないのだろうか?なんて感想すら抱きます。
MSもあまりのユーザーの悲鳴に、XP搭載マシンを当初来年1月一杯までだったものを6月まで販売延長することに決めたそうな。もうこんな子供だましの不良OSはとっとと販売打ち切って、次の真っ当なOSが出来るまではXPを売り続けて欲しいもんですが・・・

安いハードでもXPならさくさく動くし、シェアウエアやフリーソフトも入れると結果的に使えるソフトが段違いに多いXPが賢い選択でしょう。消費者だって馬鹿じゃない。
それより、日本企業もASUSTeKに倣って別なOS搭載も視野に入れての開発を模索しないと、激安デスクトップや軽量級ノートPC市場は全部台湾勢に持っていかれるかも。

企業はVISTAの次のWindows7待ちに入っている(VISTAが不振ならMSもXPとの互換性に力を入れてくると踏んでいる)らしいし、これから買うなら少なくともPCメーカーのダウングレードサービスの無いVISTA搭載機はパスしたほうが賢そうですよ、お客さん(笑)

アップグレード、ダウングレードの常として、PCメーカー側の正式な対応が無いと国内メーカー品ほど専用ドライバ関係が大変。
例えば富士通のVistaマシンはリカバリディスクがXp仕様で、リカバリすることでダウングレードできるらしいし、松下のレッツノートは期限限定ながらダウングレード用サービスを無償でやってますので良いですが、SONYのVAIO関連は今のところよほどVAIOに詳しくない層には悲惨な状況かも(^^;

ただ、どっちにしろ悪ティベーションが従来以上に煩わしいそうなので、私ならVISTAと両方入手的目論見でVISTA搭載マシンを狙うより、XP搭載マシンを最初から買います・・・

ちなみにデバイスドライバって何?という人は自力ダウングレードは止めたほうが良いですね。適当にやるとかなり悲惨なことになるのが目に見えています。このダウングレードはそれなりのスキルを要求されるので、販売店かメーカーか、身近にいる自作パソコンを組み上げられる程度のスキルがある人に相談したほうが早いです。

それにしてもSonyなんか、あまりのVista機の評判の悪さにVista仕様しかないVAIOノートにXp仕様を新たにラインナップする始末だし。(てことはドライバ・専用アプリ関連がXP仕様でクリアされてるわけで、すでに該当のVista機種買ったお客さんには松下同様の無償ダウングレードサービスもできるはずですが、松下と違って個別にXP用ドライバだけネット上に置いてあとはユーザーのスキルに投げっぱなしなのかなぁ・・・)

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March 24, 2007

HDD MEDIA PLAYER3

R1000405

 結構変わった物好きの私は王様のアイデアUSB版という言うべきサンコーレアモノショップが好きで、先日HDD MEDIA PLAYER3なるものを買いました。
2.5インチハードディスクのケースに動画や音楽の再生機能をつけたようなもので、とにかく小さいし、デザインもちょっと高級感があって良いですね。
この手の製品としては値段が安く(送料・税込みで9,300円)、丁度80GのHDDが余っていたのでちょっと買ってみました。

 HDDのインストールはケースの上の4つの螺子をそのまま手で回して蓋を開け、コネクタに差し込むだけで簡単にできます。あとはUSBで繋ぐと普通の大容量HDDとして音楽や動画データをパソコンからコピー。日本語フォルダやファイル名も問題なく使えます。

 で、その使い勝手はというとかなり微妙です(笑

 結論からいうと特に動画を選択する際の操作性が悪く、レジュームが効かないのが非常に残念です。プレイリストのような機能も無く、ひたすらシンプルであります。操作性に関してはビデオ(テープ)デッキよりはましという程度かも。音楽や写真のスライドショー時もリピートはあるもののランダム再生などの高度(笑)な機能は付いていないようです。

 とりあえず動画は色々なフォーマットに対応しているのですが、うちで最近メインで使っているWMVには残念ながら対応しておらず、試してみましたがやはり駄目。仕方ないので昔VAIOで録画していたVIDEO CD用のMPEG1のデータを再生してみたところ、一応再生はできますが頻繁に処理落ちするのか、音声の同期がずれます。時々動画が早回しになり同期がずれて、放っておくと少し後にまた同期します。あんまりMPEG1は使わないほうが良いようです。

 で、とりあえず録画したDVDーR上の映像をこの手のプレイヤーやインターネット上ではメジャーな動画フォーマット、DivXに変換して入れてみました。DivXの場合は流石に同期がずれることが無く、安定して再生できますが、たまに画面が乱れます。(発生頻度は低く、こんなもんかと思えば気にならないレベル)

 ハードウエアデコーダーの再生品質はまあ普通でしょうか。DivXのエンコードにはHOLON社のDavideo3を使っていますが、画質をとりあえず680bits/sec~990bits/secでやってみたところ特に問題なく再生できました。

 他の動画フォーマットは試していませんが、VOBやMPEG2はサイズが大きいので80GのHDDでもちょっと使う気にはならず、処理落ちも心配ではあります。結局今後は映像ソースをDivX化することになりそうです(笑

 で、このプレイヤーの最大の欠点は再生する動画を選択するのに非常にストレスが溜まることです。デフォルトでは映像用のブラウザが表示されて、各ファイルのサムネールが表示されるのですが、これがDivXの場合1ファイルに1秒ちょっとかかります。(MPEG1だともうちょっと早い)

R1000403

 ブラウズモード(上の画像左)では設定で3x3から5x5まで選べますが、どちらにしてもサムネールがのったりのったりと表示されるまで何もできず待つことになります。しかもファイル名が表示されないので、先頭の画像が真っ黒だったりすると、何のファイルかもわかりません。これではいらいらするので、普段はファイルモードを使います。ファイルモード(上の画像右)を使っています。こちらは普通にディレクトリ構造でフォルダ名、ファイル名が表示されて日本語にも対応しており、ブラウズモードよりはずっと早く目的のファイルにアクセスできます。

 しかし、ファイルモードでも動画の場合サムネイル(縮小動画)が表示されるため、ファイル名を選んでもサムネイルが表示されるまでのタイムラグのせいで、リモコンのカーソルを押すときにひっかかる感じがします。それでもブラウズモードよりはずっと操作性が改善されます。

 リモコンも作りが安っぽく、乱暴に扱うとボタンのゴムが取れそうな華奢さがあります。基本的に映像の場合は反応が悪いのに加えて受光部の角度が狭いのか、付属のボタン電池が切れ掛かっているのか時々認識しずらくなったりもします。

 一応オプションで車載電源も用意されていますが、操作性が悪いのと、レジュームが効かないのでちょっと車で使うには不便すぎるかもしれません。(車載前提?のONKYOのHDDプレイヤーもレジュームが効かないそうで、この辺はもうちょっとなんとかならんのかと・・・)

 とまあ、確かに不満も多いのですが、価格が安く、基本的にはBGVとして映像を連続で再生できれば良いのでわりと気に入っています。
 そして、最も気に入ったのが映像出力がコンポジット、S端子に加えてVGA(一般的な15ピンミニのアナログ端子)に対応しており、余っているPC用液晶モニタにそのまま接続できる点です。階調性に乏しく白トビしやすく、縦に薄っすらと縞が入りますが、少し前のノートパソコンで動画を再生する程度には表示されます。

 とりあえず9,300円でPCを起動する事無く、動画や音楽データをこれだけ楽しめればいいかなぁと・・・。

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