December 13, 2006

山吹色

 3D作業をしていて、ちょっと伸びをしたら久々に降臨されました四十肩ヽ(^~^;)ノ
また痛みが治まるまでペースダウンだなぁ。

 今日も先日撮った中から3枚。

Imgp5768
PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC

 日本の色の名前って綺麗なものが多いですがこの季節の風景には、やはり山吹色という言葉が良く似合います。

Imgp5803
PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC

 なんといっても山が吹く色ですよ。昔からある日本の言葉は素晴らしいですね。
 美しい国は作るものではなく、守るものだろうと思う今日このごろです。自然も言葉も。

Imgp5704
PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC


 てなわけで四十肩には勝てず、DB-1につけるレンズを途中まで作って今日は終わりです_| ̄|○

Db1_sumi01

| | Comments (2) | TrackBack (0)

December 11, 2006

2本立て

 Imgp5637a
PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC

 昨日は晴れて、青空によい感じの雲も出たので、K100Dにシグマの55-200mmを付けて散歩に出ました。このレンズ、多分1万円以内で買えるほど激安なのにとても写りの良いズームレンズです。コンパクトさも素晴らしいですね。それほどボケも悪くなくコンパクトなK100Dの手ブレ補正とのマッチングも良いです。というわけで、一気にまた撮影画像が貯まったのでDB-1ネタと豪華2本立てです(笑) 
久々の好天に、オートブラケットを使ったとは言え、2GのSDがJPEGで残り16枚くらいになるほど撮りました。(^^;

 デジタルの場合、ネガフィルムに比べて極端にラチチュードが狭いので最近はJPEG撮りに1絞りの間隔でオートブラケットを使用しています。RAWはファイルサイズが大きい上に戻ってからちまちまと現像しなければならないのに対し、JPEGのオートブラケットならその場で使えそうなものを選び、露出を外したものは消去してやれば良いので効率的に撮れます。そもそもRAWで残しておくほどご大層な写真撮ってないですからRAWはもうほとんど使っていません(笑
 K100Dはそこそこバッファもあるのでオートブラケットもそれほどストレスなく使えますね^^

Imgp6035
PENTAX K100D + SIGMA55-200mm F4-5.6 DC


 さて、DB-1ですが、今回はEVFの特性を生かしたファインダーを考えてみました。DB-1本体でも無線LANを内蔵しており、撮影データをパソコンに無線LANで送る機能程度はありますが、このGPS付き無線LANファインダーを使えば、GPSで撮影位置・方向のデータを画像と同時に記録可能、さらに最近流行っているらしいデジカメによる写真入りの地図作成にも対応します。また、ファインダーの画像をパソコンや専用ヘッドセットモニターにリアルタイムで送信可能、パソコン側からDB-1を制御でき、無線リモート撮影やインターバル撮影を可能にします。
 と、まあ、折角EVFを使うならこのくらいはできないと・・・・というところですね。^^
次は光学系外付けファインダーについて考えてみる予定です。

Db1_evfwg


| | Comments (2) | TrackBack (1)

December 10, 2006

DB-1の電子ファインダーシステム

 今日はDB-1の電子ビューファインダーシステムについてです。

Dbl1_04_eos07

 DB-1はフランジバックを短くしてライカマウントまで対応するために、光学ファインダーを使わず、EVFを使用しています。基本的には最近のコンデジやリコーのGR Digitalのように、背面(につける予定)の大型液晶モニターがファインダーがわりになりますので、マウントアダプターとレンズさえ付ければそのまま撮影できます。

Dbl1_04_eos07a

 また、GRDigitalでは上面のアクセサリーシューに専用や既存のビューファインダーを付けて使うこともできます。DB-1ではこれをさらに進化させて、専用の電子ビューファインダーシステムを用意し、上のようにアクセサリーシュー手前に増設した電子接点を通し、EVFを実現するだけでなく、取り付けたファインダー、アクセサリーによっては本体の制御などもできるようにします。もちろん、このシューで汎用の大型ストロボを使うことも可能です。

Dbl1_04_eos07b

 今日のファインダーはシステムの中で最もベーシックなもので、アングルファインダーとして利用できるものです。上のように、ファインダー側面の小さなボタンを押しながらロックを解除して持ち上げると10度ごとにクリックがあり、最大90度までアングルを変更できる仕様です。一番上と最後の画像ではオプションのラバー製アイカップを装着しています。ヽ(^.^)ノ

 次回もこのシステムについてお送りする予定です。

 今のところキヤノンEFマウントアダプターしか作成していないので、急遽キヤノンEFのレンズ(まだ一部未完成)を作って付けてみました。レンズをつけると結構カメラっぽくなってきたのではないでしょうか(笑
なぜか35-80mmという、かなり昔のしょぼいレンズですが、これはうちにあるEFマウントのキヤノン純正レンズがこれしか無いからです。(笑
それでもレンズの根元に絞りリングがあると、結構さまになっている気がしませんか?(^_^)


ご注意)
ここに書かれている内容や掲載画像はすべてフィクションです。
マウントの形状や寸法など、実測せず、かなりいい加減に作っています。
また、今後出てくる内容は所詮素人の思いつきなので、現物と違うやんとか、理論的に無理だとか、専門的な突っ込みを入れる事はご遠慮ください。これはSFではなく、ファンタジーなのです。ヽ(^.^;)ノ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 09, 2006

APS-Cでフルサイズの画角を楽しむ

Ef_adpt01b

 今日は昨日にひき続きDB-1のマウントアダプタについてです。

 まず、DB-1では基本的に撮像素子はAPS-Cサイズのものを使用し、現実的にお求め安い価格を目指しています(笑
 このシステムでは必ずマウントアダプターをかませるのですから、間に補正レンズを入れて、もともと35mmフィルム(フルサイズ)のイメージサークルをAPS-Cのイメージサークルに縮小すれば、APS-C以前のフルサイズのレンズもその画角がそのまま楽しめるのではないかと思うのです。(上の画像の左のマウントアダプターがそれです。)
 補正レンズを通すことによりもとのレンズの光学性能が落ちるのをどの程度押さえ、いかにメリットの比重を高くするのかが設計上のポイントでしょう。

 現在のデジタル一眼レフにはフルサイズのイメージサークルに合わせて大きな撮像素子を用意するという方向性しか存在しないのですが、この方法を使えば安価にフルサイズレンズに対応でき、しかも大型撮像素子ほど不利になる周辺のテレセントリック性の問題も補正レンズで解決してしまえそうな気がします。素人考えだと虫眼鏡の原理を考えれば、広い範囲を狭くするのですから、テレコンバーターとは逆に光量が落ちるといったことも少ないと思うのですがどうなんでしょうか。

 加えて補正レンズを間にはさむということは、フランジバックの調整も同時に行えるので、コンセプトカメラのDB-1のみならず、現在APS-Cサイズとして販売されているカメラにもテレコンバーター(テレコン)ならぬ、フルサイズコンバーター(フルコン、ケンコー製ならフルプラス?)が開発されても良さそうなものですが・・・やはり光学特性が変わってしまい、作っても売れないと踏んでいるのか、技術的な問題があるのかわかりませんが、こんなのが出れば欲しいなぁと思うのですけど。難しいことはわかりませんが、もし技術的にできるのなら、レンズメーカーさん、ご検討のほどよろしくお願いします。(笑)

 同様に、上記のようなjことができるなら、DB-1でもライカマウントのルサール20mmやジュピター12等奥にひっこんだ、対称形レンズでは撮像面との間にフルサイズ用補正レンズを挟むのは難しそうですので、敢えてアダプターの鏡胴を長くとってフランジバック調整も併用する方法がとれそうです。

 DB-1では折角フランジバックの問題を補正レンズなしでクリアしているのですから、当然素通しのAPS-Cサイズ用マウントアダプターも用意します。(上の画像左)
 結局フルサイズレンズで使えば光学性能を落とさないテレコンバーターということになりますね。

 フォーサーズレンズについてはもとからテレセントリック性が考慮されているのですから、この素通しマウントアダプターのみ用意し、撮像素子側でクロップ(トリミング)で対応するというのも良さそうです。

 さて、次回はDB-1のもう一つの重要なコンセプト、EVFファインダーについてお送りする予定です。(_ _)


ご注意)
ここに書かれている内容やカ掲載画像はすべてフィクションです。
マウントの形状や寸法など、実測せず、かなりいい加減に作っています。
また、今後出てくる内容は所詮素人の思いつきなので、現物と違うやんとか、理論的に無理だとか、専門的な突っ込みを入れる事はご遠慮ください。これはSFではなく、ファンタジーなのです。ヽ(^.^;)ノ

| | Comments (2) | TrackBack (0)

December 08, 2006

その名はDB-1

Dbl1_04bs

 謎のカメラですが、DB-1と言います。その昔、驕ったひとつの言葉を話す人間たちが天にも届けと高い塔を造り始めたのを見て怒った神が人々の言語をばらばらにして互いに通じ合えないようにし、塔を建てる計画を頓挫させました。これがバベルの塔のお話です。
 この旧約聖書の物語を踏まえ、初期のWindowsが出た頃(もしかするとそれ以前?)から多岐にわたる画像フォーマットを互いに変換したり、スクリプトで一括処理するDeBabelizer(デバベライザー)というバベル(Babel)をDeで打ち消すネーミングの有名な画像変換ソフトがありました。(今でも英語版が国内でも入手でき、動画も含めて変換するような仕様になっているようです。名前の由来は確かそうだったと思います(^^;)

 というわけで、(既にNOBUさんには看破されていますが)この画像フォーマット同様、乱立したカメラのマウントをAFまで含めて情報をやりとりする接点のついたマウントアダプターで各社レンズの差異を吸収し、一つのデジカメで使ってしまおうという規格、DeBabel Lens Adapter System を考案、その1号機ということでDB-1と命名してみました。(長い・・・)

 なぜこんなにフランジバックを短くできるかというと・・・そう、一眼レフのようなミラーが無いので、ライカM,Lマウントまで対応できます。前回のタイトル通り、謎の一眼ではありますが、謎の一眼レフでは無いのがポイントです。
 ということは・・・そう、ファインダーは基本的には(これもNOBUさんに看破された通り)EVFになります。

 で、上の画像はCanon EFマウント用アダプターを取り付けた状態です。(CGは少しずつ増やしていきますので小出しです(笑))本体とマウントアダプターを合わせてEFマウントのフランジバックを再現します。

 え?なんでEFマウントに絞りリングが付いてるかですって?
 カメラっちゅうもんは昔からシャッターダイヤルとレンズの絞りリングで操作するもんと相場は決まっているのですよ(^^)
 というか、まあ、プラスチックのダイヤルをくりくりまわして液晶で表示されるデジタル数字を見るよりも、シャッターダイヤルと絞りリングで操作するのって非常にカメラを使っている感じ、操作する喜びがあるのです。ここは譲れません(^_^;)
 当然、NikonのGやPENTAXのDA等最近の絞りリングの無いレンズもマウントアダプター側の絞りリングで操作します。ただマウントをくっつけるだけでなく、操作性の統一にも重きを置きたいからです。

 問題となるのは絞りの開放値と最小絞り値ですが、とりあえずマウントアダプター側にはF1.0~F64までの絞り値を中間クリックを含めて用意。さらに半段ずつ余分にまわすことができるようにしておきます。(世の中には1.0より明るいレンズが存在するようですので。暗いほうは現在のデジカメでは回折現象の問題があるので、別に絞りは16まででも良さそうですが・・・)

 この手の絞りリングの無いレンズはレンズ情報が信号で送られてきますから、使用レンズの範囲を超えてマウント側の絞りリングを回してもカメラ側軍艦部の液晶窓、背面の液晶モニター上では正しい値が表示されます。(レンズ情報を事前に読み取って機械的に上限、下限の絞りでロックしてやっても良いですが効果のわりに製造コストがかかりそうです)

 え?なんで、上のアダプターにわざわざフランジバックを調整しているのに敢えて光学性能を落とすテレコンのようなレンズが付いているのかですって?

 それは・・・それは・・・・明日のココロだ~ヽ(^.^)ノ(小沢昭一風)


ご注意)
マウントの形状や寸法など、実測せず、かなりいい加減に作っています。
また、今後出てくる内容は所詮素人の思いつきなので、現物と違うやんとか、理論的に無理だとか、専門的な突っ込みを入れる事はご遠慮ください。これはSFではなく、ファンタジーなのです。ヽ(^.^;)ノ

| | Comments (4) | TrackBack (0)

December 06, 2006

謎のデジタル一眼

Db1_01

 ついこの間ライカM4-2を買ってしまったばかりなのに・・・
店頭で触って、その感触にやられました。これが本当に待っていた究極のデジタル一眼です。実機を見たらもう我慢できそうにありません。

Db1_smp01
DB-1 + DLA Leica-L SF + Rusar20mm/F5.6


December 07,2006 in DB-1 | Permalink | Comments (0) | TrackBack (0)










・・・って嘘ですヽ(^▽^;)ノ

 そもそもこんなカメラ無いし。(笑)
 全ては私の妄想の産物で、カメラは三日かけて作った妄想CGでございます。失礼いたしました(_ _;)
(ついでに、自転車の写真はLeica IIIf + Rusar 20mm/F5.6 で撮影したものです)

 フィルムのAF一眼レフを踏襲しただけで、どの会社のものを買っても同じ形をしていて、高性能の裏返しなのか、写真を撮る事自体の楽しみ、所有する喜びが弱いカメラが、画素・画質・低価格化競争を繰り返す昨今、そろそろ別なコンセプトで新しいカメラを考えるのも楽しいのではないかということで、こんな次世代高級デジタルカメラが欲しいという提案のようなもの(所謂コンセプトワークって奴?)を何日間か、つらつらと書き連ねてみたいかなと思っています。

 お暇な方は上の画像から、今あるデジカメやフォトキナで発表されているカメラには無いコンセプト(特にマウントとファインダーに重要なコンセプトがあります)を当ててみてください。ヒントは既にカメラの画像と自転車の写真の下のキャプションの中にもあります。完璧に当てた方にはピタリ賞として100万円頂戴いたしますヽ(^.~^;)ノアオッテコレカイ
 ちなみにマウントがキヤノンのEFマウントに似ていますが、微妙に互換性はありません。

しばらくこのネタでひっぱろうと思っていますので、御用とお急ぎでない方はお付き合いください。(_ _)


★それにしても53時間メンテって・・・長すぎです。せっかく最近まじめに更新してたのに(笑
今度こそ大丈夫なんだろうな?もうこんな長いメンテはやらないでね>ココログ

| | Comments (6) | TrackBack (0)

November 14, 2005

マルチマウントカメラ自作計画(4)

うう~、HDDレコーダーのHDがまた飛んでしまたよぅ~_| ̄|○
録り貯めたウルトラマンマックスや仮面ライダー響鬼の数話分、はるか17の最後の2話など、まだDVD-Rにダビングしていないデータが一瞬にして消えました・・・。
症状的にはDVD-Rに落とすためCM抜きをしている最中に反応が消え、その後は最新に録画したものしか再生できなくなり、この最新のものだけでも救出しようとしても高速ダビング(録画データの直コピー)はできなくなります。こうなるとHDDをフォーマットするしかなくなります。メニューにノートン先生があればなぁと思うことしきり(寂笑)
以前にもあったので、このレコーダ(PanasonicDiga DMR-D80H)のバグなのかなぁ。CMを抜くときにかなりこまかく切り刻むのがいけないのでしょうか・・・。とにかくあんまり録りためないようにして、こまめにDVD-Rに落とすのが被害が少なくてすむコツですね・・・。_| ̄|○
大容量HDDレコーダーは便利ですが、ずぼらしていると失うものも大きいです・・・。

せめてもの救いは昨日のトリック新作スペシャルの前に発覚したのでトリックは無事録ることができたということでしょうか・・・。
やはり山田・上田コンビは最強で大変楽しめましたが、ストーリー的には予想通り堤クオリティでしたねぇ・・・
私はトリックの名作エピソードは堤さんが監督された以外の作品に多いと思っています。(双子のアレとかゾ~ンのソレとかもど~れ~オーレ!とか)堤さんの場合小ネタに走りすぎてストーリーが二の次三の次になる傾向があるので、ケイゾクのようにもうちょっとシリアスな要素の配分を多くするとより山田・上田コンビのギャグが引き立ってバランスが取れるような気がします。あ、語っちゃった。(笑


さて、自作カメラですが、現在レンズユニットを作成してます。

IMG_6368S

レンズユニットはフィルムを入れるボディ側とかみ合うようにバルサを組み合わせてそのままカポッとはめ込むようにしています。標準レンズ程度ならこのまま下に向けても落ちないようです。バルサを何層かにわけて貼り付けて補強しているので強度も普通に使う分には出ているようですが、もちろん乱暴に扱うとすぐに壊れてしまうでしょう(^^:
マウントは形状ががっちりしたタムロンのペンタックスKマウント用リアキャップを8ミリ厚のバルサにはめ込んで固定しています。上下に穴があいていますが、ここにギロチン式のお手製シャッターを入れようと思っています。

IMG_6365S

↑ペンタックスKマウントのフランジバックは45.5ミリなので、紙にその長さで線をひき、丸めてマウントの位置合わせをしています。

IMG_6369S

↑レンズをつけてみるとなんとなくカメラっぽくなってきました。

さてさて、いよいよ最大の難関のシャッター作りを始めます。

今日も殺風景なのでXGAの壁紙用に作った去年近所で遭遇した猫君の画像でも貼っておきます。(^^;

WALL_IMGP2048
PENTAX *istD + SIGMA 400mm/F5.6 APO TELEMACRO MF

| | Comments (2) | TrackBack (0)

November 09, 2005

マルチマウントカメラ自作計画(3)

てなわけで、先日書いたようにアルミ板をバルサでサンドイッチして側面、下蓋の強度を高め、さらに上面も左右側面のアルミを銅線で繋げて補強してから、上部と下蓋を繋ぐ金具(商品名:パッチン錠セミ型)をつけてみました。

IMG_6350S

よくカバンや小箱の蓋をフックに引っ掛けてパチンと止めるあの金具ですが、止める時に結構な加重がかかるためバルサのような軟弱な土台では取り付けはほぼ不可能だと思います。しかしさすがにこれだけしつこくアルミ板で上面・側面・下蓋が一つながりになるような形で補強すると、なんとか大丈夫みたいです。

これでなんとかフィルムは装てんできるようになったので、ようやくレンズ・シャッター部を作ってテスト撮影し、問題点を探る段階に行けそうです。
すでにわかっている問題点はフィルム送りの機構をまったくといって良いほどいい加減にしたため、フィルムの乳剤面にバルサが接触し、巻き上げの際にフィルムに結構な傷がつくことです。これは実際にテストしてみてどの程度の影響があるのか見てみたいところです。

なにか絵的に殺風景なので去年撮ったカルガモの写真でも載せておきましょうか・・・(笑

DSC_0347S
D70+AF VR-NIKKOR80-400mm

冬になると近所の用水池にカルガモやマガモ、コガモなどがやってきてにぎやかになるので、長い玉をつけての鳥撮りの練習にはうってつけです。今年も元気に来ているようです。
カルガモは魚を捕るためなどで水中に潜ったあとに羽ばたく確率が高いので、水中に頭を突っ込んだカルガモがいるとそっちにレンズを向けておけば割と簡単にこんな絵が撮れるところが楽しいですね。(^^)

| | Comments (2) | TrackBack (0)

November 07, 2005

マルチマウントカメラ自作計画(2)

んー、また間があいちゃいましたが、自作カメラの作成は進行中です。

とにかく遮光優先でバルサ板を何層にも貼り付けたり、光線漏れがあってはまずい箇所の隙間をパテで埋める繰り返しという感じでしょうか。最初、巻き上げ・巻き戻しノブをスプールにかませる軸を木で作ったのですが、すぐに割れてしまったので、細いアルミのパイプと木ねじで作り直しました。

IMG_6348S

フィルムの装てんはバルナック様式で、下から差し込むように入れて下蓋で押さえ込む形になっています。
このため、上部と下蓋をがっちり圧着する必要があるのですが、これは金具を側面に取り付ける予定です。ただ、バルサ材では木ねじが使えず、強度もないので、0.5ミリのアルミ板をバルサでサンドイッチしてハイブリッドな板にして側面に貼り付け、これに金具を足割りリベットで固定しようかと考えています。

IMG_6349S

カメラだけ作っていたらもうちょっと早く進行していたはずですが、カメラの素材になるかな?と100円ショップで買ってきた軽い紙ねんどをこねていて、はたして紙ねんどでどの程度の表現ができるのか興味が湧き、気がついたら手がすべって怪しいものを造りはじめていました(笑

IMG_6347S


とりあえずカメラを早く完成させねば・・・・(^^;

| | Comments (2) | TrackBack (0)

October 29, 2005

マルチマウントカメラ自作計画(1)

j1S

てなわけで今作っているカメラのコンセプトでも書いておきましょう・・・・本当にちゃんとしたものができるかどうかは別としまして、どうせやるならと、ちょっと欲張ったものを目指してます・・・・(^^;

・ボディは完全自作、レンズは有りものの35mm用を使用
・ブローニー判フィルム使用:6x6
・バルサ材をメインに軽量でシンプルなもの
・シャッターも自作。ある程度の露光調整もできるようにしたい。
・カメラはフィルムバック部とレンズユニットに分け、レンズユニットにレンズマウント、シャッターユニットを装着。
大判カメラのようなピントグラスユニットを別に造り、これとレンズユニットを合体させてフレーミング、ピント合わせを行えるようにする。
・レンズはとりあえず絞りがそのまま使えるペンタックス35mm判のものを使用。(特にMシリーズ。)うまくいったらLマウント、M42マウント、ピンホール、中判レンズにもそれぞれのレンズユニットを作ることで対応したい。
OMマウントは、レンズ側の絞込み機構をどうするかが課題。

・35mm用レンズを使うのはイメージサークルを目一杯使い、後から縦位置、横位置、正方形、円などのトリミングを前提としています。いつも3:2の比率だと、勿体無いですし、場合によってはトンネル効果なども使えるかもしれません。
・とても精度は期待できないので、そのあたりは割り切る(笑
目標はピンホール写真よりはくっきりした画像・・・

とまあ、こんな感じで行き当たりばったりで作ってます。フランジバック関連のピントと遮光がとりあえず最大の難関っぽいですが、この手の工作経験がほとんど無いので途中で頓挫する可能性も大・・・
でもこんな変なカメラが出来たら楽しいだろうなぁ・・・ということでしばらくがんばってみます(^^;

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧