昨日は外も明るくなってきたので寝ようと思って空を見ると綺麗な朝焼けだったので*istDにシグマの12-24mmを付けて撮影。

*istD + SIGMA 12-24mm/F4.5-5.6
MFに切り替えようとして切り替えレバーに触れると、違和感のある感触と妙な引っかかりが・・・。
見てみるとなぜかこの切り替えレバーが半分割れていて、動かすと残りの部分も簡単にとれてしまいました。
プラスチック製のこのレバーが無いとAF-MFの切り替えが全くできなくなります。
しかもMFの状態ならまだしも、AFになっているので、この部分がAFだとMF専用レンズなどでシャッターも下りなくなることがあり、このままの状態ではまともには使えません。

というわけで、*istDは再び近所のキムラ経由での入院とあいなりました。ついでにAF時のピントも後ピン傾向があるので、ピントのチェックもお願いしました。*istDはうちのデジタル一眼の中でコンパクトなため稼働率の最も高い機種なので早く直ってくると良いのですが・・・。
*istDといえばPENTAXが韓国のSamsung Techwinと提携、共同でデジタル一眼レフの開発をするというニュースが話題になっているようですが、それぞれの得意ジャンルを活かして某C社(笑)に負けないデジカメを作っていただければと思います。これでPENTAXは当面デジタル一眼でもがんばるという方針が確認できたわけですし。ただ、コ○カミノ○タのようにブランド名が長くて恰好悪いものにはしないで欲しいですね。新ブランド名:サムソンペンタックスとかは勘弁してください。(笑
同じモデルをPENTAXとDIGIMAX(サムソンのコンデジブランドだそうな)で販売地域によって使い分けるなどの知恵を働かせて欲しいものです。ブランド名は大切です。たとえばライカがエルメスライカになっていたらライカファンは激怒しそうですし、社民党と名前を変えた旧社会党は今は見るべくも(以下略)
午後から先日修理から上がってきたゾルキーI型のテストということで、一本100円で売っていたコニカミノルタのセンチュリアスーパー200(ネガフィルム24枚撮り)をつめて散歩にでかけました。
ちなみにこのゾルキーI、試写で時々コマの半分が真っ白に過剰露光されるので点検をお願いしたところ、60分の1秒時シャッター幕がひっかかっていたので、幕を張りなおしたとの事です。
新しく買ったスキャナNikonCOOLSCAN V EDでネガのスキャンも試したかったので、このゾルキーIに沈胴エルマー5cm/F3.5(コピーでない本物のほう(笑))を装着してテスト撮影。

Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
なんだか、ふつうにその辺りの草むらを撮っても妙に立体感を感じるのは気のせいでしょうか?本物のエルマーだからという先入観によるものでしょうか?(笑)
ネガだと30分仕上げですぐに確認できるのが良いですね。(うちの近所のキムラだとリバーサルは朝11時ころまでに持ち込むと夕方上がってきますのでまだ恵まれた環境かもしれません・・。)
スキャン前提で現像だけなら24枚撮りでフィルム代を入れても1本あたり600円~700円程度で済むのも嬉しいです。
もちろん画質や発色を求めるなら文句なくリバーサルが良いわけですが、COOLSCANがどの程度ネガの欠点(色合いや粒状性の荒さ)をカバーできるかにも興味があります。また、100円フィルムや低価格で売られているネガフィルムは、最低でも200と感度が高いので逆にエルマーF3.5やスーパーワイドヘリアーのF4.5といった開放が暗めのレンズでも比較的暗い条件でも使いやすくなるのも利点です。色が不満な場合でも、モノクロフィルムがわりに使う手もあります・・・(^^;

Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
さすがに遮光性に不安があるゾルキーIやライカコピーであまり高感度なフィルムを使う気にはなれませんのでASA200は日中でも割合安心して使える感度でもあります。(King-2さんの取り扱い説明書にはフィルムはASA100程度の物を使用しましょうと書いてあります。)今まで使ってみた範囲ではASA200でもあまり問題は無いようです。
また、この後暗くなってからASA400もテストしてみましたが夜ならゾルキーIでも特に問題無いようでした。
しかし、ボディが屋外で強い光にさらされたり、露光むらが不安なハイスピードシャッター中心になる日中はさすがにリスクが大きそうですが・・・・(^^;
現像が上がったフィルムを家でスキャンしてみましたが、COOLSCANに付属のソフト、Nikon Scanではネガの場合、Digital ICE4 Advanced のDigitalROC、Digital GEM、Digital DEEやトーンカーブを使うと結構良い感じになる場合があり、特に曇った日や室内、夜などはネガでも使えるかなという印象を持ちました。Nikon Scanの機能についてはまた後日・・・。

Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + Konica JX 400
エルマー5cmF3.5は柔らかい描写をするレンズということらしいですが、そういわれてみるとぼけ方も自然で綺麗な印象が・・・。カラーでも十分使える感じですねぇ。うちのエルマー君は絞りの指標がF3.5、4.5、6.3、9、12.5、18とあまり見かけない数字になっているのでセットするとき一瞬戸惑いますが・・・(^^;
ゾルキーIについては半分真っ白になる症状は無くなり、その意味では普通に使えるようになりました。(King-2sさんの修理部の対応は素晴らしいと思いました。)しかし、相変わらずコマが斜めになっていますし、時々露光むらが起きます。露光ムラが直るものなのか、ロシアもののご愛嬌の範囲なのか、そのうちまた聞いてみようかと思っていますが、とりあえず画像回転&トリミングとレタッチでなんとかなる範囲に収まっているので最低限良しとしましょう(笑

Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
(ノートリミング)
現状では露光ムラもなくコマが斜めになることもないライカIIIfをメインで、ロシアンをサブでも持って歩いてもいいわけですし。高感度フィルムが確実に使える点でベッサTあたりが欲しくなってきましたが、使っていて楽しいのはやはりロシア物のほうだろうという点が困ったところです。(笑)
道具としての能力は桁違いにベッサが上ですが、ロシアンは電気を一切使っていない、金属の塊としての存在感があるんですよねぇ・・・もう病気の部類ですね、これは。(w
Recent Comments