いえ、タイトルは忘れてください(^^;
多少正気を失っているということでヽ(^~^;)ノ
えーと、あっちこっちのライカ方面のブログを読ませてもらっていると、とりあえずライカの基本はズミクロンということらしいので……以前からズミクロンを使ってみたいとは思っていました。
先日行ったカメラのきむら日本橋店に沈胴ズミクロン50mm/F2.0が3万8千円で展示されていたわけで、今日行ってみたらまだショーウインドウにあったわけで、これがライカMマウントで、うちのIIIfのLマウントにはくっつかないわけで、ふと隣を見ると状態が綺麗な黒いLeicaM4-2とかいうカメラ(委託品)が14万弱で置いてあったわけで……なぜか、今両方手元にあるわけで……
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嗚呼、もう何度目だろう、清水の舞台から飛び降りたのは……(遠い目)

M4-2はカナダで製造ということもありライカファンには人気の無い機種らしいのですが、同じくM3やM5が展示してあった中で、黒くコンパクトでスタイリッシュなイメージのM4-2は私には一番格好良く見えました。(カメラという道具は好きですが、特にライカファンというわけではないので)本当はその横の初代M4ブラッククロームとかいうのが一番格好良く見えたんですが、とても買える金額では無いので数秒後には視界から消えていました(笑
カメラは写してなんぼというのが私の主義なので、別にどこで製造されていようと、人気があろうと無かろうと値段なりの操作フィーリングの良さがあればOK。ちょっといじらせてもらうと、もうその質感にやられましたよ。
教訓:ひやかしでもなんでも、ライカに触ってはいけない。_| ̄|○

Leica M4-2 + Summicron 5cm/F2 + FUJICOLOR SUPERIA 100(S-100)
とりあえず24枚撮りのS-100を入れて帰りがけに試し撮りしました。多分ズミクロンの本領は開放付近のボケ味だろうということで、そいういうカットを中心に。F2.8をメインで使いました。
幸か不幸か天気予報がはずれ、どんより曇ってぱらぱらと雨も降る60分の1秒絞りF2.8な天気。光も回り込み、ピーカンよりズミクロン向きな天気と思いました。(←勝手に決めつけている(笑))

Leica M4-2 + Summicron 5cm/F2 + FUJICOLOR SUPERIA 100(S-100)
結果は不思議なことに、いつもは調整が必要なネガのスキャンも、そのままで記憶色に近いので、あえて調整しませんでした。明るさも丁度良い感じで、これも補正なし。(多分これは今日は曇っていたから写真全体の輝度差がフラットだったせいもあるでしょう。)多分偶然だとは思いますが、調整しなくて良いネガのスキャンは初めてなのでちょっとびっくり。
ボケからピントの合っているシャープな部分までの階調が極めて滑らかという印象。高額&ライカフィルターがかかっている可能性も否定できませんが、どこかのブログで空気感までも写すレンズと評されていた記憶がありますが、自分もそういう印象はうけました。

Leica M4-2 + Summicron 5cm/F2 + FUJICOLOR SUPERIA 100(S-100)
なんでもない物を撮っても妙に味わいが出る感じに写るとでも言いましょうか。やっぱり一眼レフやレンジファインダーで今まで使っていたレンズとはどこか違う、そんな気はします。

Leica M4-2 + Summicron 5cm/F2 + FUJICOLOR SUPERIA 100(S-100)
ピントの合ったところのカリカリではなく、しっとりとした解像感と、滑らかで自然なボケが立体感を強調しているような気がします。
それにしても、銀塩沼は深いです。_| ̄|○
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