January 16, 2006
January 01, 2006
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。今年は良い年になりますように。
ちょっとおめでたい感じの金ピカライカもどきで今年をスタート(笑
ということで、早速新年の買い物第一弾だーヽ(^▽^)ノ・・・・・というわけではありません。(^^;
前回ルサールを入手したオーストリアのオンラインショップCAMERAMATEに2週間前に発注したコピーライカが大晦日に届きました。(もちろん、日本語のメールで在庫確認の上、ショップのオーダーフォームから発注)
年末なんで、一ヶ月くらいかかるかな?と思っていたのですが、ちょうど2週間で届き、晴れて正月にお披露目できることとなった次第です。(笑
133ユーロだったので、19,000円くらいですね。まったりとしたライカの刻印がキャップに、天板にはアドラーの紋章がついている、いかにもおみやげ品的なカメラですが、意外とコンディションが良いのか、巻き上げがロシアものにしては軽く、シャッター幕も綺麗です。レンズやファインダーはロシアンらしくゴミ入りですが。ヽ(^▽^;)ノ
ウッドボディもなかなか手触りが良いですね。
最大の問題は付属の金ぴかのエルマーコピーのレンズ以外、普通の黒やクロームのレンズは似合わないんじゃないかということでしょうか(笑
今年もRollei35やバルナックライカタイプのクラシックなカメラなどで楽しんでいきたいと思います。(^^)/
それにしても紅白が終わったあとの年明けのNHKのさだまさしの新春いきなり生放送はよかった。NHKもこういう方向で視聴率偏重をやめた番組制作をやれば良いのにと思いましたね。(でも結構視聴率いったかも・・・)
さださんは特に好きでも嫌いでもなかったんですが、昔たまにラジオで聞いていた、セイ・ヤングのノリそのままでやったのが良かった。正月特番というと、ただただ馬鹿騒ぎするだけのやかましい番組か、恐ろしくつまらない地味な番組ばかりになる中、こうした激しく低予算(テロップ全部紙に手書きだし(w)ながらまったりした番組が見ていてとても心地よいです。つくづくさだまさしのトークは天才的だと思いました。「案山子」や「おやじの一番長い日」フルコーラスを生で歌うなど、ファンにとっては涙ものだったのではないでしょうか。自分も最初から録画しておけばよかったと思いました。私たちの世代ではフォークギターの神様的存在、石川鷹彦さんなんかがさりげなくバックでギターを弾いていて、実は低予算を装った意外に豪華な番組かも・・・。
「妻と過ごした時間プライスレス」発言や、紅白は長すぎ、2時間で十分といった爆弾発言まで飛び出し、同局のディレクターは実際かなりあせったと思いますが、見ているほうとしては痛快で爆笑の連続でした。まあ、受信料を払いましょうと何度も連呼していたので問題なしかな(笑
視聴者からの手紙の写真歴60年の亡くなったお父さんの話とかも良かったですね。
また来年もやったら是非見たい番組です。(^^)
さて、2日~5日は里見八犬伝と古畑任三郎ファイナルが楽しみです。あとは割れ目でポン!(6日深夜)も毎年正月の楽しみですね。(^^)
割れポンを真似した上に麻雀という知的なゲームをばばぬき以下の運試しに貶めている麻雀スタジアム(1日深夜)は、見る気もしませんがヽ(^~^;)ノ
December 13, 2005
ルサールでござ~る(2)
またルサールをライカIIIfにつけて散歩スナップ。
うーん、このレンズ、素敵すぎます。ヽ(^▽^)ノ
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + KONICAMINOLTA JX 400
設計も古いレンズですし、ネガフィルムも軟調なので多少はコントラストをいじったり、色調調整はしますが、もともとの色味が良くないと調整してもあまりぱっとしないものです。このレンズはスキャンしっぱなしの素の色が良いのでほとんど調整しなくても良い感じな場合も多いです。(リバーサルは試していないので、これが良いほうに転ぶか悪いほうに転ぶかわかりませんが・・・)
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + KONICAMINOLTA JX 400
今回は暗いレンズでの撮影ということもあり、コニカミノルタの100円フィルム、JXのASA(ISO)400を使ってみました、さすがに粒状性はあまりよくないのでスキャン時にDigital ICE(のDigitalGEM)を一杯に効かせないとざらつきが目立ちます。このフィルム自体もちょっと独特の色あいがありますね。
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + KONICAMINOLTA JX 400
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + KONICAMINOLTA JX 400
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + KONICAMINOLTA JX 400
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + KONICAMINOLTA JX 400
さらに今回は意識的に直線的なものも撮ってみましたが、もうこれだけ歪曲収差が無いと気持ち良いの一言ですね。
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + KONICAMINOLTA JX 400
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + KONICAMINOLTA JX 400
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + KONICAMINOLTA JX 400
恐るべし旧ソビエト連邦オリジナル軍用レンズ?です。
ルックス最高、写りも素敵、ハラショーヽ(^▽^)ノ
December 09, 2005
ルサールでござ~る
うーん、なんかこのところばたばたとしてブログの更新がまったり進行です・・・(^^;
そんな中昨日新しいライカLマウントレンズがオーストリアから到着(^^;
先月ヤフオクを見ていたら、昨今はなかなかレア度と値段が高くなっているソビエトが誇るオリジナル設計の幻の超広角レンズ(というほどでもないですが)、Russar(ルサール)F5.6/20mmが出品されているではないですか(--;
後期の黒い奴で値段はビューファイダー込み希望落札価格48,000円・・・・ちょっと前ならもうちょっと安かったんでしょうけど、King-2じゃ7万弱で前期型売ってるし(しかも長期在庫なし状態)、ファインダーついてこの値段なら買いかなぁ・・・などと思いつつ、ちょっと前の記事でもう今年はおとなしくしてようという誓いはどこへやら・・・やはり物欲には勝てません・・・_| ̄|○
脳内では「ルサール欲しい、ラサール石井」などというバナナで釘が打てる級の極寒おやじギャグが駆け巡り、気がつけば落札おめでとうございますメールが・・・・_| ̄|○
で、出品者はCAMERA MATEというオーストリアのカメラショップで、オンライン通販やってます。
日本語がわかるスタッフがいるようで、日本語でやりとりできました。ショップへの直接注文も日本語でできるみたいです。で、支払いなんですが、クレジットカード、銀行振り込み、郵便為替、現金書留とあるんですが、クレジットカード以外は送付先が海外なのでパス(^^;(海外の銀行へ直接送金とかやったことないし、出品者メールにはクレジットカード決済が一番早く送れると書いてあったし)でクレジットカードや必要情報を先方のHPのフォームに入力。あとは送られてくるのをじっと待つだけということになります。
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
発送の連絡等は軽くお願いする程度では来ないようなので、ここに注文したい人で不安な人はクレジットカード払いが良いかもです。(カード会社が対応していれば)オンラインで確認すれば請求予定で手続きが行われていることがわかりますし、何かトラブルがあったらカード会社に相談することもできそうです。少なくとも銀行よりはクレジットカード会社のほうがユーザーのほうを向いてますし・・・・。
今回は送料が3,000円ということなので、トータル51,000円で済むと思っていたのですが、クレジットカード会社の請求予定をWEB上でチェックするとそれより1000円ちょっと多い額になってました。おそらくユーロ(EUR)だてで請求されているので、その時のレートが関係しているのか、カード手数料でもとられたのか・・・。まあ、細かいことは置いておいて、それから2週間後の昨日、無事レンズは到着したのでした。
Russian Leica copy + Russar F5.6/20mm
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
で、ルサールですが、早速散歩に出かけて試してみたところ、写りが意外に綺麗で色合いも良く、なんか良さそうです、このレンズ。絞りは開放でF5.6ですが、距離計非連動ですし、F8~F11でパンフォーカスにして使うことが多いレンズですからあんまり問題ありません。
それよりなによりこれぞパンケーキというくらい薄くて軽くて格好良いです(^^)/
ロシアものでは非常に高価なレンズ(^^;ですが、考えてみれば5万円くらいは国産レンズではごく普通の値段ですよね(笑
まあ、ロシアンの中でもあたりはずれの大きいレンズだそうで、今回の購入は博打のつもりで行ったのですが、ちょっと試した限りでは片ボケ等もなく、普通に撮れているようです。なにより(ネガで見る限り)色乗りがよさそうなので、いずれリバーサルでも使ってみたいレンズです。
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
ファインダーはレンズがあんまり綺麗ではなかったのですが、レンズクリーナーで拭けば綺麗になるかな?それより問題は大きさと見え方です。私は眼鏡をしているのですが、眼鏡をかけたままこのファインダーを覗くと画角のはしを見ることができませんし、ピントもあいにくく、目が疲れます。眼鏡をはずすと、視度矯正でも入っているのか(笑、案外綺麗に見えます。パララックス調整もできるようになっていますし、実用上は眼鏡をはずして見ることで無問題でしょう。
ただ、せっかくのパンケーキレンズです。バルナックライカタイプに付けた時のコンパクトさは、一応コンパクトだけど伸ばさなければ撮れない沈胴レンズよりも事実上、上を行っている感じです。しかしファインダーが大きいので、せっかくのコンパクトさがスポイルされ、ファインダー装着状態ではジャンパーやコートのポケットに入れるのも大変です。
まあ、ストラップで首から下げてもカメラもレンズも軽いので普通に使う時はそれでもよさそうですし、ポケットに入れて歩きたい時はファインダーだけ首から下げて、撮影する時に合体・・・でもいいかも。このあたりの使いこなしを考えるのも楽しいものです。
ちなみに、絞りの位置的な構造上、フィルターは使いにくいです(絞りを変える時にフィルターをはずさなければならない)。まあ、絞りを最初に決めて偏光フィルターを使うとかならよさそうですが、プロテクターやUVはちょっと面倒という感じでしょうか。
口径は49mmなので、一般的なフィルターもペンタックスやオリンパスの標準サイズのレンズキャップも普通に使えたりします。(フィルターはケラレる可能性もあるかもしれませんが・・・)
ルサールについていたレンズキャップはかぶせ式のMC-MIR20Mについているのを小さくしたような、わりと作りの良いものだったのですが、ちょっとゆるかったので、内側にさび防止テープ(水道管などに巻くやつ)を貼り付けて摩擦を多くしてやりました。これではずれにくく、かといってきつすぎず、ちょうど良い装着感になりました。
Russian Leica copy + Russar F5.6/20mm
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
それにしてもネガでこんな感じの色が出るのは期待以上かも。
あ、上の写真、よく見たら ルサールいしい・・・・(ひつこいヽ(^~^;)ノ
November 30, 2005
ゾルキーな小技
んー、なんかわけわからんタイトルですが(笑、うちの手持ちのゾルキーIやライカコピーを使いやすくするために実践している小技を紹介。
まず、カメラの分解などしないで簡単にシャッターをライカ並?に軽くする方法です。
うちのライカコピーとゾルキーIは購入当初からシャッターが固く(重く)、特にライカコピーのほうはレリーズボタンを思い切り押さないとシャッターが切れず、そのため手ぶれの心配があるほどです。まあ、ロシアンはそんなものかな~とあきらめていました。
ロシアンの場合、分解してちょっと整備して組み立てると結構軽くなるそうですが、今のところせっかく正常に動いているのに素人がいきなり分解して壊したらどうしようということで、壊れるまでは分解する勇気がありません。(^~^;)いずれ壊れたら分解・調整を試みてみたいとは思っていますが・・・。
で、ある日、底蓋をあけたままシャッターを切っていると、レリーズボタンを押し戻すのが単にボディの底についたやや厚めの鉄板の反発だけであることに気づきました。いやはやなんともロシアンは質実剛健な作りです・・・(^^;
てなわけで、その板を固定している2本のネジを精密ドライバーで軽く緩めてみると、いままで鋼のように固かったレリーズボタンが劇的に軽くなりましたヽ(^▽^)ノ(緩めたのは下の写真の2本のネジ)
可能性は低そうですが撮影中にネジが折れたり外れたり、カメラ自体に悪影響が出ないとも限りませんので、長期的に使ってみないと手放しにお勧めはできませんが、うちではいまのところ問題ないみたいです。空シャッターをきるだけでも大変高級感が出て、たったこれだけでずいぶんカメラの印象が変わるもんだなぁと思いました。またまたロシアンライカを使う機会が増えそうです。ちなみにレリーズボタンをカスタムパーツに取り替えて操作性を上げることもできるようです。販売元はこちら。
また、うちのゾルキーIに付いていた沈胴レンズのIndustar22 50mm/F3.5は購入当初、おそろしく動きが渋く、ピント合わせには思い切り力を入れなければなりませんでした。ということで、あまりまともなフォーカシングができない状態だったのですが、毎日10分ほどできるだけ左右に何回もピントリング?のノブを掴んでは力任せにぐりぐり往復を繰り返したところ、固まっていたグリスが適度な粘性になったのか、非常にスムースに動くようになりました。今ではライカの沈胴エルマーより滑らかで適度な抵抗があってピント合わせが大変楽なレンズとなりました。これもレンズによってはこのような乱暴なことをすると動かなくなってしまう事例もあるようなので簡単にお勧めはできませんが、うちでは好結果に転んだようです。
また、ゾルキーIやコピーライカにはアイレット(ストラップをつける金具)が無いため、ストラップをつけたい時は下の写真のように三脚穴に止めネジを使ってペンタックスSPのストラップをつけたりしています。
ただし、ゾルキーIやライカコピーがドイツ規格の大きな三脚ネジなので、エツミ製の止ネジアダプター(短いやつ)で国際規格にして止ネジをつけています。まあ、最近はポケットに入れて持ち歩くので、あんまり使う機会は無いのですが、これも乱暴に扱ったり、なにかの強い力がかかると底蓋の変形やそれに伴う光線漏れなど、ちょっと不安もあるので手放しではお勧めできませんが・・・。(ちなみに強度はわかりませんが止ネジを使わなくても専用の三脚穴用ストラップパーツも売っているようです)
それと、ロシア物とは違いますが、フォクトレンダーのVCメーターIIのリチウム電池室の蓋は結構簡単に開いてしまうので、100円ショップで売っている髪止め用の短い黒い輪ゴムをまいて、絶対に電池室の蓋が開かないようにしています。(一度蓋が道端で開いて電池が転がり落ちたので、その対策が必要だと考えました。)黒い輪ゴムなので、デザイン的にもそう気になりません。(^^)
November 28, 2005
LeicaIIIfで高感度フィルムを使ってみる
先週の打ち合わせで上京した際、ライカIIIfでASA800のフィルムが問題なく使えるかどうかを、夕方の薄暗い所や夜景で試してきました。
上京ついでにキャノン製の35mmファインダーが中古価格8000円でカメラ店にあったので買ってしまいました(^^;
外見はちょっとくたびれてますが、パララックス調整もできて見え具合も自然、なによりコンパクトなのでジャンパーやコートのポケットに本体にとりつけた状態でなんとか収まるのが大変便利です。ユニバーサルファインダー(ターレットファインダー)も恰好良いのですが、さすがにカメラにつけたままポケットに入りませんからねぇ・・・(^^;
ただ、残念なことにロシアンライカやゾルキーIのアバウトなアクセサリーシューは狭くてうまくはまりませんでした。
またロシアンのほうをドライバーでこじこじしてみようかなぁ・・・(^^;
ライカIIIfといえば半世紀ほど前のバルナックライカでASAも指標には100までしかないまごうことなきクラシックカメですから、現代のASA(ISO)800という高感度のフィルムに耐えるだけの遮光性があるかどうか、大変興味のあるところでした。使用フィルムはフジフィルムのフジカラー SUPERIA Venus 800 24枚撮りを2本使用。
結果ですが、夕方から使った限りでは全く問題なく使えるようです。さすがにロシアンライカだと不安ですが、少なくともうちのIIIfでは大丈夫のようです。(古いカメラですから、ライカといえども個体差がある可能性も・・・)
一応、撮影しない時はできるだけレンズキャップをするようにして、持ち運びはストラップをはずしてポケットに入れて撮影時だけさっと取り出すといった使い方をしましたが、日中日陰でレンズ交換しても大丈夫なところをみると、結構普通に使えそうです。
夕方(といっても3時頃からですが)の日陰や夜の地下街程度の蛍光灯照明下でスーパーワイドヘリアー15mmF4.5でも極端なスローシャッターを使わないで済むのでやはりASA800の威力は大きいですね。スキャンもDigtal ICEを効かせて読むと粒状性の荒れも目立たず、色もそこそこ綺麗に出るので十分使用に耐える感じです。
LeicaIIIf + Super WIDE-HELIAR 15mm F4.5
+ FUJI COLOR SUPERIA Venus 800
SWHのような暗いレンズでもある程度絞りやシャッタースピードを稼げるのが素晴らしいです。
LeicaIIIf + Super WIDE-HELIAR 15mm F4.5
+ FUJI COLOR SUPERIA Venus 800
こちらもかなり薄暗い条件下でしたが普通に撮影できました。
Leica IIIf + Jupiter12 35mm/F2.8 + FUJI COLOR SUPERIA Venus 800
こちらはJupiter12 35mm/F2.8で。明るいレンズなので絞りとシャッタースピードの組み合わせにかなり余裕があります。
Leica IIIf + Jupiter12 35mm/F2.8 + FUJI COLOR SUPERIA Venus 800
こちらもJupiter12 35mm/F2.8。夜景でも条件にもよりますが30分の1秒以上で軽く絞って使えるくらいです。
まあ、高感度フィルムは夕方入れてその晩で撮りきるくらいのほうが安心感はありますが、とりあえずその範囲では問題なく使えることがわかったのは大きな収穫でした。
国産の一眼レフなんかだと何の心配もなく高感度フィルムが使えるわけですが、高感度フィルムが使える事がわかって嬉しいカメラというのもまたいいもんです(笑
今度は調子に乗ってNATURA(1600)でも試してみようかなぁ・・・。
November 25, 2005
レタッチ
やっと仕事もひと段落。
今日は打ち合わせで上京するので一日つぶれるし、土日にゆっくり自作シャッターでも作るとしましょうか。
Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)
最近は専らライカコピー機に沈胴インダスター22、百円ネガフィルムの組み合わせばっかりなわけですが、ネガフィルムって本当に色や明るさの基準が無いというか・・・ポジならフィルムの発色の違いはあるものの、一応フィルムそのものが基準になりますが、ネガは同時プリントしてもスキャンしてもおよそ自分が撮った時の記憶色といったものとはかけ離れていることが多く、ポジのようにフィルム自体の基準となる色も無いので結局記憶色や自分が表現したい色にスキャン時に調整したり、あとでレタッチしまくるわけですが、これもまた楽しい作業なんですよね。
まあ、デジタル一眼でも機種によって色が違ってたりしますし、WEB上のHPやブログで写真を公開している方はスキャン画像にしろデジタル一眼の画像にしろ、リサイズやアンシャープマスク以外にも自分が気に入るまで大なり小なりレタッチする(デジタルカメラならRAW現像時に調整したりもする)ほうが多いんじゃないでしょうか。(デジカメやスキャナーのインプレなどで撮って出し画像に意味がある場合を除いて)
しかし考えてみれば10年ほど前まではアナログ写真→デジタル化→高価な専用グラフィックワークステーションで色調整やスポッティング、さらには電線消しなどのレタッチは専門の会社でしか行われていなかったことだったのが、アドビフォトショップ等のプロの使用に耐えるパーソナルコンピュータベースのレタッチソフトの急速な進化と低価格化で、今では数万円クラスのパソコン上で誰もが普通にレタッチができるようになりました。
出力面でも数万円のプリンターでほとんど印刷物や紙焼きと変わらないものが簡単に出力できるようにもなりました。
昔写植屋さんに通ってデザインの仕事とかやっていた人間にはなんだか感慨深いものがありますねぇ。
Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)
November 21, 2005
車検に思う
仕事が一息ついたので、ちょっと更新。
車を持っていると必ずやってくる魔の行事、車検を先日終えました。13万ちょっとが一日で消えました。
今月はいつもにもまして火の車、もう今年はレンズもカメラも我慢してお金を大事にしよう・・・・(笑
Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)
で、ここらへんは車が無いと何かと不便なので、車検の時には代車の手配をお願いするのですが、大抵の代車は軽や1500ccクラスの普通車の低グレードモデルだったりするわけです。今回はホンダのドマーニでしたが、これは今まででかなり良いほうに属しますね。かなりがさつな乗りごこちでしたが、それでも今までの中では一番よかったかも(笑 今乗っているのはトヨタの中古車で、トヨタさん直系のお店で買ったので、担当の方がとても良く色々面倒見てくれます。車検の時の代車は日ごろ運転しないメーカーやタイプの車だったりするのでささやかな楽しみだったりもします。
昔、任意を全労災にしていたころ、その指定工場に車検をお願いして代車を出してもらったらスズキの軽(アルト)だったんですが、これがブレーキがほとんどきかないという恐ろしい車でした(^^;
なんせ、信号が赤になりそうだと思ったら30メートルほど手前で思い切りブレーキ踏まないと交差点に飛び出てしまうほどでした。もちろん、このような状態の代車を出す整備工場には さすがにその後お世話になっていませんが・・・(笑
いつも思うのは、車検の時、ディーラー系のお店なら、自分のところの売りたい新車(それもカーナビ・CD付きのミドルグレード以上のもの)をあえて代車として出したらどうかということです。車検時の代車は絶好の試乗の機会と捉えることができますし、あまり買い替えを考えていないお客さんでも乗ってみたらよかったので買う気になったという場合もあるでしょう。特に車種にはこだわらない比較的お金に余裕のある年齢層も確実にいるので、今乗っている車より車庫入れが楽とか乗り心地とか、良い印象があれば買い換えを掘り起こせるかも。
どうせ車検に出すなら、新車に乗れるあのお店がいいとか、あの店は客を大事にするいったイメージアップ効果も狙えるでしょうし、客のニーズに応じて3タイプくらいの車種を用意しておけば、今度家族が増えたので、ワンボックスが欲しいといった需要に応えることもできそうです。少台数でもローテーションを組めばよさそうだし、案外売り上げのびるんじゃないかなぁ・・・。自分がもしディーラーの営業マンだったら是非実現したいアイディアです。(笑
November 20, 2005
血尿が・・・(^^;
また3日ほど忙しくなるのでとりあえず更新。
自作カメラのほうはシャッターの構想は大体固まっているんですが、スムースさや耐久性等も考慮して材質で悩み中。仕事が忙しくなるのでちょっと延期。
Russian Leica copy + Industar-22
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
で今日のタイトルの血尿の件ですが、先月終わり頃、トイレで元気に排泄していると突然真っ赤な血尿が・・・(^^;
尿に不純物があったのか、思い切りいきんだはずみか、それが尿道を傷つけたみたいで、血が出る直前に尿道にちくっとした痛みが走り、その後の痛いこと痛いこと・・・・(^^;
さすがに真っ赤な尿が激しい痛みとともに勢い良く出るのはあせりました(^^;
すぐにインターネットで血尿について検索・・・。わかったことは、血尿が目視で確認できる場合、色々な原因があるのですが、一番怖いのは自覚症状が無く、ある日突然血尿が出たら腫瘍の可能性があるとの事でした。
とりあえず近所の総合病院の救急科に行き、検尿で感染性のもの(ばい菌がはいった等)のものではないことが確認され、痛み止めをもらい、後日泌尿器科で検査することにしました。血尿はすぐにおさまったのですが、2,3日は排尿時に普通にいきむと非常に痛い上、傷口がまた開いたらという恐怖感から、できるだけ排尿の勢いを抑えつつ、小分けにして出すという苦労を強いられました。
今回ははっきりとした自覚症状や残尿感もあったため、腎臓癌や膀胱癌といった、自覚症状が無いのに血尿が出るケースとは違うので逆に安心感はありました(^^;が、やはり不安ではあるので念のため後日超音波の機械や検尿で大体のところを調べてもらい、念のため癌の可能性を調べる尿の細胞検査(5日くらいかかる)も行ってもらいました。
で、先日結果を聞きに病院へ行き、やはり問題なしということでほっと胸をなでおろした次第です。
今はすっかり完治していますので、普通に排尿ができることがどんなに幸せなことかと、改めて思う毎日です(笑
汚い話ですみませんでした(^^;
Russian Leica copy + Industar-22
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
秋晴れ続きで散歩が気持ちよいのも健康なればこそ。(まあ、のべつまくなし腹を壊したり肩や腰が痛かったりするのであんまり健康なわけでもないのですが・・・)
やっぱり健康はなによりの宝ですねぇ・・・・。
Russian Leica copy + Industar-22
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
あいかわらず最近はLeica Copyが沈胴インダスターと格安ネガフィルムの組み合わせでどこに行くにもジャンパーのポケットに収まっています。たまには本家ライカと入れ替えようかと思っていますが、散歩中にフィルムを撮りきると、すぐにその場で新しいフィルムを入れてしまうのでなかなか入れ替えられません(^^;
Russian Leica copy + Industar-22
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
November 17, 2005
安かろう良かろう
Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)
このところ天気が良いので散歩中のスナップが楽しいのですが、最近稼働率が高いのがロシア製ライカコピー機+沈胴エルマーコピーのインダスター22の組み合わせです。これにフォクトレンダーのVCメーターIIをつけてよく持ち歩いています。
このカメラ、多分ゾルキーIをリペイントしたものと思われますが、普通なら付いていて欲しいアイレット(ストラップをつける金具)が無いのが逆に妙に気に入っています。
というのも寒くなってきて厚手のジャンパーを着るようになったのでこのカメラだと裸の沈胴状態でポケットにすっぽり入るため、カメラを持って歩く感じが全く無く、アイレットが無いのが逆に潔く、撮りたい時にさっと出せるのがとても良い感じです。もちろんライカIIIfでも同じことが出来る上に高速シャッターの露光ムラも無く、きっちりとした長方形のフレームで撮れるわけですが、その精密感故の大事に扱わなければという、どこか気を使う部分があり、ストラップをつけていないと何かのはずみで落としてしまったらどうしようという不安が常に伴います(笑
その点、アバウトなロシアンコピーなら最悪落としてもさほどの後悔もなく、案外シンプルで頑丈そうな上に意外によく写る沈胴レンズがついているのでどんな風に写真が上がるのがも楽しみです。
Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)
入れるフィルムはダイソー100円フィルムやカメラ店で100円以下で売っていることもあるセンチュリア200などのネガ24枚撮りです。チープなカメラにチープなフィルムはとてもお手軽ですし、しかも25分で現像できて現像代とフィルム代あわせても600円+税で済みます。(スキャナ取り込みが前提なので同時プリントはもちろん、インデックスもつけないようにお願いしています。)
24枚撮りというのもなかなか切りが良いというか、36枚撮りだとずっとカメラを使わない間入れっぱなしということもありがちですし、現像が上がってからのスキャンはそれなりに時間がかかるのでこれまた24枚程度のほうが短時間でスキャンが終わるのもありがたい点です。散歩中はいつも予備の一本を別なポケットに入れて、いつ撮りきっても大丈夫なようにしています。
Nikon COOLSCAN V EDはネガの取り込みもなかなか良い感じですし、ISO200の粒状性の粗い部分もDigital ICEで押さえ込めるので、パソコン画面上で拡大表示してもデジカメ並とまでは行かなくとも、割と綺麗な画像に仕上がります。
Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)
まあ、一般的に言われるようにロシア製カメラは安かろう悪かろうというのを実感する面は確かにあります。
うちのライカコピー機の場合、高速シャッター側では露光ムラが起きるようですのでできるだけ60分の1秒を使うようにしていますし、フィルムのコマ間も曲がっていますし、アクセサリーシューはただ鉄を曲げただけで、ライカIIIfのような下側からも押さえる突起などもついておらず、精度もいい加減なので外付けファインダーや露出計がきつすぎて入らなかったり、ゆるくてすぐに落ちたりします。このため、ドライバーでこじ上げたりハンマーで叩いて調整し、原則として取り付けが一番きついアクセサリーに合わせて、ゆるい場合は間に紙をはさんで固定したりしています。ライカコピー機のほうはこれでいいのですが、もうひとつ持っているゾルキーIは左右の幅が足りないので一部はさめないものがあります。
Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)
それでも気軽に使えて、意外に写りの良いレンズが付いているロシアンライカには最近妙に愛着が湧いてます。(笑
沈胴インダスター22は特に開放付近では柔らかい感じの絵になるのですが、案外味わいがあります。
絞っても昔のレンズですからトーンが柔らかく、暖かみのある絵になりますし、画像のコントラストを上げるような後処理にも強い面もあります。なにより、あのお値段であの古さでちゃんと写るのがすごいです。(笑
1眼レフほどごつく大きく重くなく、コンパクトカメラには無い操作する楽しさ満載でしかも安価なカメラ、ロシアンライカは私にとっては安かろう良かろうなカメラのようです。(^^)
もちろん、写真を撮るぞと意気込む時はライカIIIfやデジ・アナ一眼レフの出番ですが(笑)
自作カメラはある程度強度も必要かもしれないと、シャッターの材料含め、あれこれ考え中です・・・。
より以前の記事一覧
- カメラによる視点の変化 2005.10.30
- トレーニングマシン 2005.10.17
- Nikon Scan4の機能を試す 2005.10.16
- *istD入院とゾルキーI試写 2005.10.15
- ターレットファインダー 2005.10.04
- スーパーワイドヘリアー15mm/F4.5 2005.10.02
- ライカ買っちゃいました(^^; 2005.10.01
- Jupiter12 35mm/F2.8 2005.09.29
- 禁断のレンジファインダー(2) 2005.09.21
- 禁断のレンジファインダー 2005.09.19
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