September 27, 2005

α7D+ AF REFLEX 500mm/F8

昨日は午後から晴れたので先日買ったJupiter12(35mm/F2.8)とターレットファインダーをつけたロシア製ライカコピーでのテスト撮影をメインテーマに、サブカメラとしてコニミノのα7DにAF REFLEX 500mm/F8を付け、自転車で最近よく行く田んぼの散歩コースで色々撮影してきました。

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このコースは田んぼの真ん中を通るため、運がよければサギやシジュウカラなどの鳥と出会えるので、α7Dの手ぶれ補正に相性の良い、世界で唯一AFが効く反射望遠の500mmを選択しました。手ぶれ補正を効かせると200分の1くらいが切れれば、手持ちでも結構ブレずにいけますので、このクラスの超望遠レンズでは写りも使い勝手も良いです。

ライカコピーでフィルムを2本使いきり、家路に戻る途中で2羽のサギを発見。田んぼはもう水が乾いてますが、この時期でも時々見かけます。真っ白な小型のサギと薄いブルーグレー調の大型のサギで、これは図鑑で調べてみると前者がチュウサギ、後者がアオサギのようです。
ここは当然500mm(35mm換算約750mm)の出番ですが、両方ともかなり遠くにいるためそんなに大きくは撮れませんでした。

何枚か立て続けにAFで撮ってみたのですが、いまひとつファインダー上でピンがきていない感じでした(あとで確認したところ、やはりニアピン画像が多かったようです。)ので、途中からMFに変更。

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α7Dはデジ一では比較的MFがしやすいほうではありますが、それでもMF専用機に比べればレンズが500mmということもあり、被写界深度が薄いのでMFは正直やりづらいです。スプリットイメージでもあればかなり違うんですが、ピントの山がわかりずらい全面マットでのMFは眼鏡ごしの身には困難きわまる作業です。

それ以上に困ったのが露出で、家に帰ってから確認したところ、サギが白く飛んでいるものが多くありました。
これはα7Dの背面の液晶でプレビューすると-1.5~2EVで相当暗く見えたため、-1.5EVを中心に補正したためで、実際は-3EVくらいにしても良かったようです。この液晶、大きいのは良いのですが、特に日中の露出の目安には全くならないことを実感。本当に使えんなぁ・・・ぷんすか(^^;

まあ、白っぽい鳥を撮るのはマニュアル露出が基本なので、AEを使った私がいけないのですが最近デジカメ自体あんまり触ってないもんでついAEに頼ってしまいました・・・(^^;

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その中で何枚かは-2.5EV程度の補正をかけたものがあり、これらをフォトショップでさらにアンダー気味に修正。
色味もα7Dにありがちな黄色っぽい感じでしたのでカラーバランスも修正。
さすがに200分の1が切れていたのでブレた画像はあまり無く、本体側の手ぶれ補正はたいしたものです。
(9/27追記:あとでデータを確認したところ、ここに載せた写真は-0.5~-1.5EVのものでシャッタースピードは1000分の1でした。(^^;)ゞ ガセビアのおねーちゃんに「嘘つき」と怒られそうです(^^; まあ、被写体が「サギ」だけに・・・○| ̄|_ )

1枚目と2枚目がアオサギ、3枚目がチュウサギのようです。

コニカミノルタα7D + AF REFLEX 500mm/F8.0で撮影。一部トリミング。

それにしても最近めっきりデジタル一眼を使わなくなったなぁ・・・・(^^;
銀塩のほうが撮影していて色々な意味で楽しいんですよねぇ・・・・。

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September 10, 2005

EOS 5Dを触ってみて

今日は銀座のキャノンサービスセンターに修理上がりのNewF-1を受け取りに行きました。
修理代は当初見積もり(15000円くらい)よりずいぶん安く、10700円で済みました。実費はかかっていますが、モルト交換と各所の点検もしてくれたとの事で、なんだか得した気分です。(^^

あそこの修理受付には技術的な事をその場で説明できるおじさんが2~3人で対応しているのが、何か安心感があって良いですね。もっとも、修理に持ち込まれる商品や症状はプリンターやデジカメ、フィルムカメラのF-1シリーズと様々なので、受付の際もある程度のスキルが無ければ対応できない部署でもあるのでしょうが、今回初めて修理に持ち込んだ限りでは対応も誠実な感じで印象良かったです。(^^

今日は土曜日ということもあるのか、1階のショールームは空いていて、EOS 5Dを手に持って試写することができました。レンズは24mmから始まるズームのLレンズだったように思いますが、このレンズが重いのか、まず5Dは重いなと思いました(笑

ファインダーを覗くと、たしかにさすがフルサイズだけあってデジカメとしてはかなり広々として明るい感じ。

で、感想なんですが、ふーん、まあ想像どおりかな・・・という事で、特に驚きも購入意欲もあんまりわきませんでした。もうちょっとわくわくするかとも思ったんですが、考えてみればうちにあるフィルムのEOSなみのファインダーだし、フィルムEOSより重いしデザインも高級感とかはあんまり無く、AFも速いし、MFもやりやすそうなんですが・・・・何かそれだけって感じで。起動とかプレビューとかは思ったより速いといった感じですが、これも操作方法のせいか、今ひとつ物足りない感じ。

結局今はフィルムカメラをメインで使っているので、F-1やNewF-1のほうがファインダーの出来が良いですし、30万円後半という値段を考えると、自分はまだいらないかな~という感じですねぇ。

もちろん、フィルムカメラはランニングコストがかかるので、フルサイズでデジタルを!という人は普通に使える応答速度もあり、買いだとは思いますが、キヤノンのレンズを持っていない人がフルサイズを生かすため、高画質を求めて広角側の高価なLレンズを買うとなると、APS-Cサイズのカメラに専用超広角レンズを買ったほうが安上がりだし、画質的にもそれほど不足無いんじゃないかという気もします。もちろん、既にEFレンズをたくさん持っていれば値段以上に楽しめるような気もしますが・・・。

で、自分的には今ひとつ盛り上がらなかったEOS5Dですが、ついでに展示のはじっこにあったEOS KISS DNをふと手にとって試写してみると・・・・意外に気持ちいいんですね、これが。なんかしゃきしゃき動く感じで連射も速く、うちの10Dと比べるべくもなくプレビューその他の反応もいい。そして、フィルムカメラ並に小さく軽いのは私にとってはEOS5Dよりはるかに魅力的。(^^;思ったより先代に比べて高級感もあり、CANONのロゴも先代のプリントから刻印になっています。(←これ、ポイント高い(笑))
シャッター音もE-300的な感じで悪く無いです。

ファインダーはさすがに小さく、MFするにはつらいかもしれませんが、もともとこの手のカメラはAF前提ですから、気軽に持って歩いてカメラまかせで撮りまくるにはいいですね。さらに純正の比較的安価な超広角のEF-Sレンズが使えますから、画角的にも不足なしといったところで、なおさらEOS 5Dを30万以上で買うのは腰がひけてしまう私でありました。(笑

うー、なんかKISS DN欲しいぞ(笑
あの、広告代理店のプレゼンでKISS DNの購入ターゲットはKISSのファンの世代で、今彼らは親になってますから、子供にKISSの恰好をさせてアピールすれば大ブレイク間違いなしとかなんとか、いいように丸め込まれたような変てこりんな広告展開さえ無ければ既に買っていたかも・・・・(笑
渡辺貞夫の続編でよかったような気がするKISS DN。

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今日は銀座でフィルムで3本撮ったのですが、現像上がりが明日のため、去年銀座で撮った写真を貼っておきます。コニカミノルタα7D AF 24-105mm/F3.5-4.5で撮影。

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August 21, 2005

銀座の鳩

仕事が忙しいから折角晴れても散歩ができない・・・(;_;)ノ
今月もがんばって乗り切ろう。

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てなわけで、脈絡も無く昔撮った中から銀座歌舞伎座近くの鳩です。
この写真じゃどこで撮ったかなんてぜんぜんわかりませんが(笑

都会の鳩は人に慣れていて近づいても我関せずと悠然と餌探して歩いてます。
上野あたりじゃ鳩の大群が人に寄って来ますが。
うちの近所の鳩はわりと逃げて行きます。

コニカミノルタα7D + AF100-300mm/F4.5-5.6 で撮影。(ISO400 1/100sec 300mm側)
α7Dの手ぶれ補正は偉大なり。鳩の被写体ぶれはどうしようもないけど(笑

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