February 27, 2005

D70+Tokina AT-X PRO80-200mm/F2.8(2)

bhouse今日はTokina AT-X PRO80-200mm/F2.8を入手するまでの顛末を・・・

D70にVR80-400を付けて上野動物園に初めて行った日。
園内には屋内に鳥を集めたバードハウスというのがあるのですが、この中にも綺麗な鳥、珍しい鳥がたくさんいるので、ガラスや網ごしにはなりますがVR80-400で撮影を試みました。しかし、ここはかなり薄暗く、さすがにVR付きといえども80-400は開放も暗いためスローシャッターになってしまい、手ぶれ・被写体ぶれには太刀打ちできません。この時F2.8通しクラスの明るい望遠ズームレンズがあればなぁと思いました。もちろん、このクラスの純正品は10万以上するもの・・・という認識はあったので、積極的に欲しいというほどでもなかったのですが・・。(バードハウス内の鳥の撮影だけが目的ならキヤノンの10D+70-200/F2.8ISを持ってくればISも使えて良いのですがD70にもF2.8クラスの望遠レンズを付けてあげたくて・・・この辺は病気です。はい。(^^;)

数日後、近所のHARDOFFを覗いてみるとNIKON純正のAFの80-200mm/F2.8があり、5万円台の値付けがされておりました。表面処理もニコンらしい高級感のあるもので、外観は傷や汚れも無く綺麗でした。おおっ、これは・・と一瞬お持ち帰りを考えました(^^;が、いやまてまて、なんせハードオフだからなぁ・・・このレンズの正体もわからずに買ってしまったら相場より高くて悔やむかもしれんなぁ・・・と、そのレンズをよく観察するだけにして家に帰りました。(^^;

調べてみるとこのレンズ、ニコンAF80-200mm/F2.8の最初のモデルでズームは直進式、三脚座は用意されておらず写りの評価ももう一つという感じのようで、中古の相場も3.5万円前後らしくお持ち帰りしなくて良かった~と思いました。(笑
西平本(交換レンズ2003:学研)によると初代しかなかった当時、三脚座の無いこのレンズのかわりにAT-X PROのほうを使うニコンユーザーも多かったと書いてあり、トキナーがちょっと印象に残りました。

数日後、いつもの秋葉原のお店(にっしんカメラ)に行くと、このAT-X PROが置いてあり、3万円台後半の値づけと実物の高級感から、目出度く?お持ち帰りと相成りました。

いつか純正の80-200/F2.8のNewやS,VRなどの出物が出た時までのつなぎ(^^;としてそこそこ写ればいいやという感じでしたが、実際に使ってみると写りについては意外と良いのでちょっと得した感じです。写真は上野動物園のバードハウスでこのレンズで撮影したものですが、EXIF見るとISO800で開放F2.8、1/90秒でした。NeatImageで高感度ノイズを抑え、軽くアンシャープマスクかけてます。葉のあたりがJPEGのブロックノイズ風になっているのは網ごしに撮っているからです。

ちなみにニコン系の掲示板では純正では後発のSやVRより2代目のNewがフレアや周辺減光などの面で写りが良いという意見も多いようですね。
2代目は中古でも相場8万円台くらいのようでちょっと気軽にというわけには行きません。(貧)
トキナーを使い込んでよほど不満が出た時に考えるということで・・・(笑

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February 26, 2005

D70+Tokina AT-X PRO80-200mm/F2.8(1)

yurikamomeD70とVR80-400を購入したのをきっかけに上野動物園に行くようになりました。
20年以上前に上京して以来、上野はほとんど通りすぎるだけの駅でしたが、長いレンズを使うにはもってこいの場所ということで上野動物園に昨年生まれて初めて足を踏み入れたのでした。(笑

それまでの上野動物園のイメージはパンダがいる広めの動物園・・・というものでしたが驚いたのは不忍池。
さまざまな鳥が人に臆することもなく広大な池一面に群れ集っている様はちょっと感動ものです。ユリカモメ、ハクチョウ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウ、コサギ、ゴイサギ、ウミネコ、ペリカンやタンチョウなど、望遠レンズの被写体には事欠かない状況に、その後も何度も足を運ぶお気に入りスポットとなりました。

この写真(ユリカモメ)はトキナーのAT-X PRO 80-200mm/F2.8で撮影。
このレンズは最初それほど期待していなかったのですが、撮影してみると開放からシャープに写り、入手金額(たしか中古で3万円台後半で購入)を考えるととてもコストパフォーマンスの良いレンズと感心しました。

このレンズ、開放付近ではパープルフリンジが目立ちますが、これはニコン純正の180mm/F2.8の開放付近と同程度くらいかなと思います。とにかく開放でハロも発生しませんし、トーンもすっきりとした感じで写るところが気に入っております。

いかつい金属フードがねじこみ式で、これをつけるとキャップが付けられなかったり、見た目より重い、MF/AFの切り替えがやり辛い、三脚座がはずせない等欠点もいろいろありますが、トキナー特有の金属鏡筒は高級感たっぷりですし、恐ろしく堅牢な感じで暴漢に襲われた時の武器にもなりそうですし(^^;大きさ自体はわりとコンパクトで扱いやすく、写りと値段を考えれば文句ありません。ヽ(^.^)ノ

いつか買うかもしれない純正の80-200F2.8クラスまでのつなぎとしても十分過ぎる実力の持ち主かなと思っております。

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