March 13, 2007

ペイルトーン

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*istD + SMC FA☆85mm F1.4 IF

 昨日はビビッドだったので今日は同時期に撮ったペイルトーン(淡いトーン)のほうを。
 黒田清輝や日本画の世界とでも言いましょうか。ちなみになんも加工してません。撮りっぱなしのJPEGデータを縮小しただけです。このトーンが出たのはフレアも貢献しているかもしれませんね。

 ExifReaderで確認すると撮ったのは2003年の10月頃。デジタルになってから画像に色々なデータが埋め込まれているので整理が楽ですね~。自分は筋金入りの物臭太郎なので銀塩で撮った時の絞りやシャッタースピード、使用レンズはおろか日付すら記録したことはありません。だから銀塩やExifの残っていない昔のレンズやアダプターを使って撮った写真はよほど意識して使ったものや個性的な写りをするもの以外、忘れている事が多いですね。
 カメラ雑誌の銀塩写真のコンテスト入賞作品なんて、マニュアル撮影やどっちか優先のAE撮影などで絞りやシャッタースピードの撮影データがちゃんと書いてあるのは凄いなぁなんて思っています。よくここにコメントをくださるNOBUさんの撮影ノートなんか凄いですね。銀塩で撮る人はみんな撮影しながらメモしてるのかな?

 それはそうと、とっとと締め切りが近づいてきた確定申告をすませて仕事&自己スキルアップのCG方面をやらにゃいかんのですが・・・普段の整理が悪いから時間ばっかり食っちゃって・・・面倒くさいよぉヽ(^_^;)ノ

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March 12, 2007

ビビッド

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*istD + SMC FA☆85mm F1.4 IF

 大抵デジカメは黄色、マゼンタ、紫系の被写体は苦手みたいで、黄色や明るいマゼンタはすぐに色飽和を起こしたり、紫が青に転んだりすることが多いですね。

 これは随分前の写真ですが、ファイル整理をしていたら出てきました。たまにはベタベタにビビッドなものもいいかな~などと思い貼り付けてみる次第。補色の緑との組み合わせがとってもサイケ(死語?(笑))で目に痛いです。

 *istDも彩度をhighにするとなかなか派手な絵になりますねぇ。レンズの力も大きいかな。この時はFA☆85にクローズアップレンズをつけていた気がします。

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March 11, 2007

レタッチの愉しみ

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PENTAX K100D + SMC PENTAX F☆300mm/F4.5

 デジタル時代になって写真のレタッチもとても楽になりました。PhotoShop等のレタッチソフトの自由度の高さは、もはや修正という意味合いのレタッチを超えた、積極的な表現手段とでもいうべき存在になっているように思います。

 デジタル時代になって、撮影からフィニッシュ(印画、モニター鑑賞用にリサイズ等)までの方法の選択肢が大幅に広がりました。何でもとにかくRAWで撮っておいて後で納得行くまで試行錯誤するのも良し、銀塩時代のように、その後の加工・修正なしにフィニッシュに持っていけるように腕を磨くも良し、JPEGの気軽さを生かしてこれと思ったものを沢山撮っておいてあとで色々弄って遊ぶも良しと、デジタル写真は人それぞれ様々なアプローチが出来る点が魅力ですね。

 自分の場合は散歩していて何か面白い被写体を見つけても、必ずしも光の状況が良いわけでなかったりすることがあり、レタッチ前提でとりあえず撮影しておく事も多いですし、過去に撮っていたものを眺めていて、ちょっと加工すれば良い感じの写真になりそうだと閃いたりすることもあります。もちろん撮影時に一発で撮って満足感を得るのも良いのですが、撮影時に思ったより平凡な写りをした写真を弄って自分的に満足な仕上がりができた時もまた同様に嬉しいですね。どちらかというと、レタッチ自体が写真を撮る時以上に楽しい作業となっています。
(まあ、最近のデジ一はなかなか良く写るので撮りっぱなしのままだったり、多少明るさや彩度に手を入れる程度のほうが多いわけですが・・・)

 ちなみに自分の場合はPhotoShopで画像の明るさを補正する場合、レイヤーを複製して暗くしたい時は上のレイヤーを乗算に、明るくしたい時はスクリーンに、派手にしたい時はオーバーレイにして透明度スライダーを調整してリアルタイムで変化を見ながら調整することが多いです。(何度でもやり直しが効くので)

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March 09, 2007

ウイークポイント

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PENTAX K100D + SMC PENTAX F☆300mm/F4.5

 この時期もデジタル一眼レフ関連の新製品の発表が活発なわけですが。
 オリンパスからE-410、E-510,ペンタックスからはいくつかのデジタル専用レンズ、キヤノンは1DmkIII、ニコンはD40xとVR付き望遠ズームなど。

 まあ、どのメーカーもシェア争いに必死なんでしょうが、メーカーも新し物好きな消費者も大変です。(笑)
新製品が出るたびにカメラやレンズを買い増しや買い替えするほどの財力がある人にはいいんでしょうが、考えてみると自分はあんまり新製品に飛びつくことは無いんですよね。
 もとが凝り性で飽きっぽい性格が災いし、それなりに(普及価格帯の)デジカメの所有数が増えてしまっていますが、出てすぐに買ったのは初代*istDとα7Dくらいで、GR-Dなどのコンデジを入れると数ヶ月以上たってから買ったものが多いです。もちろん、予約して買ったものは一台もありません。

 まあ、フィルムカメラでもその傾向はあったんですが、特にデジカメ等の電気製品は出てすぐに買うと設計にミスがあったり、意外に不便な点がわかってきたり、ファームアップでは解決しきれないような欠陥があったりするケースもあり、雑誌の提灯記事にうっかり踊らされて買うと不幸になる確率も高いですし、多くの一般ユーザーによってネットで評価が固まってから買っても遅く無いというのと、それなりに値段が下がって安く買えるというのも理由ではあります。

 しかし、一番大きいのはデジタル一眼に限って言えば、新製品が出ても旧機種と画像自体はそれほど変わんないということです。勿論、新しいものほど画素数が多くなったり、高感度でノイズが少なくなったり、良くはなっているのが当然ですが、私の場合は数万円を払って慌てて乗り換えるほどの動機にはなりませんし、EOS10D、*istD、D70以降に発売されたような機種ならよほど大伸ばししてプリントする事でも無い限り普通に使う分には十分な画質を持っています。

 今の画質面でのトレンドは1000万画素機ということのようですが、自分にとっては無駄にファイルサイズがでかくなるデメリットのほうが大きいくらいで、特に欲しいという動機にはなりません。尤も、今の10倍とか、恐ろしく高画素化して、レンズも今より飛躍的に分解能が上がっていくらでもトリミングできるようになれば別ですが、600万と1200万位の差では私の中では大差ありません。

 私の場合は高画素化を待望しているわけでもありませんし、高画素化するのに反対というわけでもありません。
撮像素子の高画素化が進むのであれば、それも良いと思います。時々高画素化の弊害としてダイナミックレンジがどうこうだの、ノイズが増えるだのと高画素化に反対する意見を見ますが、そんな問題は日々性能の向上に血道を上げる技術者の方々の努力で解決される可能性が大いにあるわけで、なんだかなぁと思います。
 実際に出てきた高画素機がそうした問題点を克服できていないことについて指摘するのは正当な評価ですが、だから高画素化は駄目だというのは違うと思うのです。
 同じような値段なら高画素機のほうが良いだろうと思うのが安易だろうがなんだろうが、そういうニーズがまた日本の技術スキルを上げるのです。
 日本の技術者が弛まぬ努力と熱意をもって不可能を可能にしてきた例などいくらでもあるでしょう。高画素化反対というご意見の方はデジカメの撮像素子が300万画素程度が一般的だった時に600万画素に向かう事をやっぱり憂いていたんでしょうか?

 閑話休題。で、自分がメーカーの思惑にはまり、過去についつい負けてしまった(購入してしまった)ウイークポイントを考えてみるわけです。

1.前例のない魅力的な機能(ギミック)が搭載されている。(本体内手ブレ補正:α7D、全レンズ対応のK100D)
2.JPEGで吐き出す絵がシャープで個性的。(D70)
3.小さくて散歩に携行しやすい。(*istD、K100D)
4.価格が購入しやすいレベル。できれば本体は10万円以下。(K100D、D70、E-300)
5.マウントアダプター遊びに向いている。(E-300、EOS10D)
6.単三電池が使える(*istD、K100D)

うーん、我ながら弱点が多いなぁ・・・・ヽ(^.^;)ノ

7.嫌いな本体一体グリップの出っ張りが控えめで超小型(E-410)
にならないように注意しないと・・・(笑)

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March 05, 2007

E-410,E-510

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OLYMPUS E-300 + SMC FA 77mm Limited F1.8

ついにあのE-400の国内版がオリンパスから発表されましたね。
噂通りライブビューができるようになっているようです。さらに同時発表のE-510は手ブレ補正も搭載した機能てんこ盛りの機種ということでオリンパスらしいというか、かなり力が入っているようですね。
ぱっと見のスペックやデザインの感想としてはいくつか残念な点があります。

まず、E-510はフォーサーズ用レンズしか手ブレ補正が効かない(らしい)事。フォーサーズマウントって、キヤノン以上にマウントアダプターで多彩なレンズを取り付けられるだけに、この点はとても残念です。K100Dのように、どんなレンズでも手動で焦点距離を入力することで対応されるなら、他メーカーユーザーにもかなり有力な購入動機となると思うんですが・・・。

あとは名前かな・・・410とか510ってどうも中途半端で、特に既に発売されているE-400ならその上にライブビューがついたということで、E-400Lとか(OM時代の2桁機のように)E-40、E-50等にしたほうがすっきりしたかも。

あとはどちらもコンパクトな筐体に似合う廉価で小さいレンズがどれだけ用意できるかも結構重要かも。今までのフォーサーズレンズって、キットレンズ以外はでかくて高いというイメージしか無いんですよね。性能は確かに良いのですが・・・。

デザイン的には私としては潔く小さくてグリップも控えめなE-410のほうがやっぱり好きかな~。たとえ同じ値段で販売されて(実際にはE-510が一万円ほど高いらしい)手ブレ補正がついていなくてもE-410のほうが持つ喜びは大きそうです。手ブレ補正がフォーサーズ以外にも対応ならE-510もいいけど。(E-510もグリップ部が無ければかなり良いデザインだと思います。)

とにかくデジ一眼がグリップが出っ張ったデザインばかりの中、E-410のようにデザインが(今となっては)個性的でシンプルなスタイルを持つカメラはできるだけ売れて欲しいものです。

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March 01, 2007

浅草4

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PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6

忙しくて更新ができなかったのですが、ようやく仕事もひと段落。
面倒くさい確定申告もやらないといけないし、明日は打ち合わせで上京もあるしと、まだちょっと落ち着かないですが。

今日も10月頃の浅草寺で撮った五重塔。いつもこういう決まりきった塔などを撮るのは結構構図に苦労します。手前に木とか印象的な小物、あるいは後ろに適度な雲や夕日なんかがあるといいんですが、ただ雲の無い晴天の半逆光といった条件下ではどうにも絵になりません。人物入れ込みの記念写真なら逆に楽かもしれませんね(笑

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PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6


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February 25, 2007

浅草3

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PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6

これも昨年10月撮ったものですが、丁度浅草寺の改修工事をやっているところでした。
綺麗な普段の浅草寺も良いですが、記録としての写真という面ではこういうイレギュラーな場面のほうが案外大きいのかもしれませんね。絵的にも普段撮れないような空間が撮れてかえって面白かったりします。

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PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6

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February 24, 2007

浅草2

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PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6

これも昨年10月の浅草で。仲見世のショーウインドウは見ているだけで楽しい。
銀座のそれとは明らかに商品の並べ方の傾向が違います(笑
常に外とつながっている開放感が良いですね。

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PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6

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February 23, 2007

浅草1

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PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6

これも昨年10月の浅草界隈。
この電車のようなバスは浅草によく馴染みますねぇ。(^^)

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February 22, 2007

上野駅2

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PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6

引き続き昨年10月の上野駅。JRの改札口から銀座線などの地下鉄乗り場に行く地下道です。
殺風景な壁にちょっと昭和っぽい飾り窓がお洒落です。
K100Dはこういう薄暗いところでも積極的に撮影しようという気になりますね。
SRが付いていると、特に広角側で使う時は多少暗いところでも随分心強いものです。
まあ、上の写真も下の銀座線入り口方面もISO200で18mm(28mm相当)で30分の1秒と45分の一秒が切れていますから、手ブレ補正なしでもそこそこ歩留まりはよさそうですが・・・。

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PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6

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