うーん、なんかこのところばたばたとしてブログの更新がまったり進行です・・・(^^;
そんな中昨日新しいライカLマウントレンズがオーストリアから到着(^^;
先月ヤフオクを見ていたら、昨今はなかなかレア度と値段が高くなっているソビエトが誇るオリジナル設計の幻の超広角レンズ(というほどでもないですが)、Russar(ルサール)F5.6/20mmが出品されているではないですか(--;

後期の黒い奴で値段はビューファイダー込み希望落札価格48,000円・・・・ちょっと前ならもうちょっと安かったんでしょうけど、King-2じゃ7万弱で前期型売ってるし(しかも長期在庫なし状態)、ファインダーついてこの値段なら買いかなぁ・・・などと思いつつ、ちょっと前の記事でもう今年はおとなしくしてようという誓いはどこへやら・・・やはり物欲には勝てません・・・_| ̄|○
脳内では「ルサール欲しい、ラサール石井」などというバナナで釘が打てる級の極寒おやじギャグが駆け巡り、気がつけば落札おめでとうございますメールが・・・・_| ̄|○
で、出品者はCAMERA MATEというオーストリアのカメラショップで、オンライン通販やってます。
日本語がわかるスタッフがいるようで、日本語でやりとりできました。ショップへの直接注文も日本語でできるみたいです。で、支払いなんですが、クレジットカード、銀行振り込み、郵便為替、現金書留とあるんですが、クレジットカード以外は送付先が海外なのでパス(^^;(海外の銀行へ直接送金とかやったことないし、出品者メールにはクレジットカード決済が一番早く送れると書いてあったし)でクレジットカードや必要情報を先方のHPのフォームに入力。あとは送られてくるのをじっと待つだけということになります。

Leica IIIf + Russar F5.6/20mm
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
発送の連絡等は軽くお願いする程度では来ないようなので、ここに注文したい人で不安な人はクレジットカード払いが良いかもです。(カード会社が対応していれば)オンラインで確認すれば請求予定で手続きが行われていることがわかりますし、何かトラブルがあったらカード会社に相談することもできそうです。少なくとも銀行よりはクレジットカード会社のほうがユーザーのほうを向いてますし・・・・。
今回は送料が3,000円ということなので、トータル51,000円で済むと思っていたのですが、クレジットカード会社の請求予定をWEB上でチェックするとそれより1000円ちょっと多い額になってました。おそらくユーロ(EUR)だてで請求されているので、その時のレートが関係しているのか、カード手数料でもとられたのか・・・。まあ、細かいことは置いておいて、それから2週間後の昨日、無事レンズは到着したのでした。

Russian Leica copy + Russar F5.6/20mm
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
で、ルサールですが、早速散歩に出かけて試してみたところ、写りが意外に綺麗で色合いも良く、なんか良さそうです、このレンズ。絞りは開放でF5.6ですが、距離計非連動ですし、F8~F11でパンフォーカスにして使うことが多いレンズですからあんまり問題ありません。
それよりなによりこれぞパンケーキというくらい薄くて軽くて格好良いです(^^)/
ロシアものでは非常に高価なレンズ(^^;ですが、考えてみれば5万円くらいは国産レンズではごく普通の値段ですよね(笑
まあ、ロシアンの中でもあたりはずれの大きいレンズだそうで、今回の購入は博打のつもりで行ったのですが、ちょっと試した限りでは片ボケ等もなく、普通に撮れているようです。なにより(ネガで見る限り)色乗りがよさそうなので、いずれリバーサルでも使ってみたいレンズです。

Leica IIIf + Russar F5.6/20mm
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
ファインダーはレンズがあんまり綺麗ではなかったのですが、レンズクリーナーで拭けば綺麗になるかな?それより問題は大きさと見え方です。私は眼鏡をしているのですが、眼鏡をかけたままこのファインダーを覗くと画角のはしを見ることができませんし、ピントもあいにくく、目が疲れます。眼鏡をはずすと、視度矯正でも入っているのか(笑、案外綺麗に見えます。パララックス調整もできるようになっていますし、実用上は眼鏡をはずして見ることで無問題でしょう。
ただ、せっかくのパンケーキレンズです。バルナックライカタイプに付けた時のコンパクトさは、一応コンパクトだけど伸ばさなければ撮れない沈胴レンズよりも事実上、上を行っている感じです。しかしファインダーが大きいので、せっかくのコンパクトさがスポイルされ、ファインダー装着状態ではジャンパーやコートのポケットに入れるのも大変です。
まあ、ストラップで首から下げてもカメラもレンズも軽いので普通に使う時はそれでもよさそうですし、ポケットに入れて歩きたい時はファインダーだけ首から下げて、撮影する時に合体・・・でもいいかも。このあたりの使いこなしを考えるのも楽しいものです。
ちなみに、絞りの位置的な構造上、フィルターは使いにくいです(絞りを変える時にフィルターをはずさなければならない)。まあ、絞りを最初に決めて偏光フィルターを使うとかならよさそうですが、プロテクターやUVはちょっと面倒という感じでしょうか。
口径は49mmなので、一般的なフィルターもペンタックスやオリンパスの標準サイズのレンズキャップも普通に使えたりします。(フィルターはケラレる可能性もあるかもしれませんが・・・)
ルサールについていたレンズキャップはかぶせ式のMC-MIR20Mについているのを小さくしたような、わりと作りの良いものだったのですが、ちょっとゆるかったので、内側にさび防止テープ(水道管などに巻くやつ)を貼り付けて摩擦を多くしてやりました。これではずれにくく、かといってきつすぎず、ちょうど良い装着感になりました。

Russian Leica copy + Russar F5.6/20mm
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
それにしてもネガでこんな感じの色が出るのは期待以上かも。
あ、上の写真、よく見たら ルサールいしい・・・・(ひつこいヽ(^~^;)ノ
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