December 16, 2005

蔵出し画像~海~

今日は日本海の海辺の蔵出し画像です。季節感がまったくありません。(笑

今日の分はすべてフジカラーCDの画像です。当時はまだフィルムスキャナーもデジタル一眼も持っていなかったので、お店に出す時、同時プリントはやめて、現像とフジカラーCDだけをお願いしていました。(2年半ほど前、確か36枚撮り1本あたりCD代が500円だったかな?)

スキャン画像が最大で1840×1232画素と小さく、画像にディザがかかったような癖があるのが難点ですが、うまくはまると綺麗な絵になり、ちょっと侮れないサービスではあります。あとからフィルムを持ち込んでCD化してもらうこともできるようです。時間もそんなにかかりませんし、WEB公開のための画像作りならスキャナが無くても手間要らずで案外と使えるサービスかもしれません。

フィルムはフジカラー純正フィルムを使うのが綺麗な画像にするポイントのように思います。
まだ使ったことの無い方は一度試してみてはいかがでしょうか?
上のリンク先を見るとフィルムの場合、ネガだけでリバーサルはやってくれないみたいなのがちょっと残念です。

FH030007
(Canon EOS 100QD +
TAMRON AF28-300 F/3.5-6.3 ASPHERICAL XR 〔IF〕 Macro)

↑仲良きことは美しきことかな。女性同士は絵になります。日本海です。

FH030008
(Canon EOS 100QD +
TAMRON AF28-300 F/3.5-6.3 ASPHERICAL XR 〔IF〕 Macro)

↑蟹でも採っているのでしょうか?楽しそうです。
タムロンのウルトラズームの写りはやっぱり侮れません。

FH030027
(Canon EOS 100QD +
TAMRON AF28-300 F/3.5-6.3 ASPHERICAL XR 〔IF〕 Macro)

↑とても楽しそうです。元気な女子たちです。

FH030028
(Canon EOS 100QD +
TAMRON AF28-300 F/3.5-6.3 ASPHERICAL XR 〔IF〕 Macro)

↑ちょっと下が窮屈です。

FH030033
(Canon EOS 100QD +
TAMRON AF28-300 F/3.5-6.3 ASPHERICAL XR 〔IF〕 Macro)

↑なんとなくドラマチックです。もうちょいカメラを下に振りたかったかも。

28-75XR
(Canon EOS 100QD +
TAMRON AF28-75mmF/2.8 XR LD ASPHERICAL XR 〔IF〕 Macro)

↑タムロン28-75XR F2.8はこうして見ると恐ろしいくらい美しい発色&描写力です。
特に広角側は歪曲も少ないみたいです。PLフィルターの効果も出ていますが、口径がでかいので値段も高いです。

今日の写真の使用フィルムはFUJICOLOR Venus200と400だったと思いますが、どれがどれだか忘れました(^^;

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 17, 2005

つげ義春風?

Image15M

銀座の地下連絡路で撮った中の一枚です。
縮小判だとよくわからない上に収差で階段が赤っぽくなってしまうので、クリックするとやや大きめの画像も表示されるようにしました。
人物の影の形が不思議でなんとなくつげ義春チックなのでモノクロの劇画調にして遊んでみました。(^^;

Image15aS_tuge

Canon NewF-1+コシナ19-35mm/F3.5-4.5(M42マウントアダプタ使用)。ベルビア100。

つげ義春さんの作品はねじ式はじめ、紅い花やもっきり屋の少女、温泉シリーズなどが好きで、繊細な感性の中にもどこかユーモラスな部分があり、味わいのある緻密な絵は時代を超えて素晴らしいです。
ちなみに今は無き(株)ツァイト制作の「ねじ式」というアドベンチャーソフト(X68000,PC98用)は今も大好きでX68シミュレータ上で遊んでいます。つげさんの世界感がグラフィックやシナリオにとても良くでていて音楽も最高です。

ペーパーモデルMXは多くの方に見ていただいているようなので、現在銀ボディ版も作成中。近日公開予定です。(^^)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 14, 2005

COSINA 19-35mm/F3.5-4.5(ペンタックススクリュー)

今日は最近新品で購入したコシナの19-35mm/F3.5-4.5、ペンタックススクリューマウントについて。

bImage21a

このシリーズのレンズはペンタックススクリューの他にキヤノンFDマウント、オリンパスOMマウント、ミノルタMDマウント、ペンタックスPKAマウント、ニコンAIマウント、コンタックスマウントと、MF機全盛の時代の主なマウント用が用意されています。未だに新品でこれらのマウント用のレンズが買えることにはある種感動すら覚えますが、残念ながらすぐに買えるのはコシナに在庫があるもののみで、在庫が無いものも多いようです。ちなみに近所の店にOMマウントの20mmを頼んでいるのですが在庫が無く、一応、注文は受け付けてくれるようですがいつ入手できるかはわかりません。値段はどのレンズもさすがのコシナ価格、信じられないほどリーズナブルです。

bImage3aS

さて、購入したレンズはペンタックススクリューマウントですが、普通ならM42あるいはプラクチカマウントと表記したほうがわかりやすいし、メジャーだと思うんですが、実はこのレンズ、割と多くのペンタックスタクマーやM42マウントレンズについているAUTO、マニュアル切り替えレバーが無いので、ペンタックスSPシリーズやベッサフレックスのようなボディ側に絞込み用のレバーが付いていないと常に開放になってしまいます。これらの仕掛けが無いカメラやM42マウントアダプターで使う場合、絞込み用のピンを引っ込めた状態で固定するなどの加工が必要となります。

cosina1935

マウントアダプターの場合はこのピンを引っ込めることができるものを使えば実絞り(絞り込むと暗くなる)AEやマニュアル測光で普通に使えます。キヤノンEF用やFD用、ミノルタα用、コンタックス用などでは近代インターナショナル製品フォトショップサイトウさんなどでこのタイプのアダプタも入手できますが、PENTAX用が無いのが皮肉といえば皮肉かも・・・(^^;どこかで扱っているのかな?ちなみにレンズ本体はAF用のものよりもスリムで大きな丸形フードを付けなければこのクラスのレンズとしてはコンパクトな印象です。

bImage23aS

で、写りですがいわゆる平均的な適正露出で普通に撮れば普通に写ります(^^;
今回は主に19mmの広角側ばかり使ってみたのですが、19mmでは撮影条件にもよりますが周辺光量落ちが目立ちます。(ただし、1枚目と4枚目は普通の厚さのPLフィルターをつけているのでそちらの影響も出ているようです。)
私の場合は周辺光量落ちもレトロっぽくて嫌いではなく、むしろレンズの味として積極的に使いたいところです。周辺光量落ちがあったほうが味がある写真も昔から多く見ているような気がします。最近ではロモカメラに人気があるのもそういった事なのでしょう。

bImage56aS

また、コントラストの高い部分では色収差が目立つようですし、歪曲収差は広角側で陣笠タイプの歪みも目立ちます。

Image23S

しかし、逆光には割と強く、意外にフレアやゴーストが出にくいようです。

cImage1aS

最短撮影距離も50cmと、ちょっと物足りないですが、値段や昔のマウントでも新品で入手できる可能性がある点は大きな価値があると思います。特にアンダー気味で撮った場合周辺光量落ちに加えて全体的に味のある描写になることがあり、癖のあるレンズとして面白く使えそうです。(^^)

レンズ装着写真以外、Canon NewF-1 + COSINA19-35mm/F3.5-4.5(M42マウントアダプタ使用)で撮影。ベルビア100使用。

| | Comments (3) | TrackBack (0)

September 11, 2005

Canon NewFD 100mm/F2

昨日銀座で撮ってきたポジの現像があがってきたので、何回かに分けて出したいと思います。
この日はCanon F-1と修理上がりのNewF-1に最近買ったコシナの19-35mm/F3.5-4.5、NewFD100mm/F2、NewFD 50mm/F1.4の3本で撮影。

Image9bS

今日の写真はNewFD100mm/F2でのものですが、このレンズは焦点距離的に設計に無理が無く、明るめのF2というスペックなのに、大柄なレンズの多いFDの中でとてもコンパクトで、使いやすいレンズだと思います。ボケも綺麗でNewF-1だとファインダーも大変明るく、撮影していて気持ちの良いレンズです。

Image10aS

100mmという焦点距離は135mmと並んでフィルム機で使うとスナップでも取り回しの良い焦点距離だと思います。さすがにEOS 10Dだと1.6倍+レンズ入りアダプターなので街中では使いにくく、描写も悪くなります。特にFDレンズは写りの良いものも多いのにフランジバックの関係でEFマウントでは補正レンズ付きアダプターになってしまうのが悔やまれます。
このレンズはうちのレンズの中でも結構お気に入りの一本です。(^^)

今回はNewF-1に中央重点平均測光のスクリーン+AEファインダーの組み合わせでほとんどオートで撮りましたが、やっぱりオートは難しいです。スポット測光+アイレベルファインダーのほうがNewF-1の場合は使いやすいかなぁ・・・・。ただ、暑い日だったので何も考えなくて良いのが良かったです。

Canon NewF-1 + NFD100mm/F2.0で撮影。ベルビア100使用。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 05, 2005

COOLSCAN V EDとJPEG保存

さっき車で花屋與兵衛に寿司を食べに行って帰りがけの午前零時を過ぎた頃、強めの雨が降り出しました。
遠くのほうでは雷が鳴っています。車を家につけると、急いで雨に濡れつつ家の中へ。
テレビをつけると東京23区では1時間に100ミリの大雨で、地区によっては避難勧告が出ているとの事。被害が出ないことをお祈りいたします。

IMG002aS

COOLSCAN V EDですが、さすがに4000dpiもあるとJPEGで保存しても最高画質だとファイルサイズが26メガ程度になってしまいます。原版のポジはあるわけで、高画質なフォーマットのデータが欲しければ改めてスキャンすれば良いので、最高画質のひとつ下の高画質で保存することにしました。これだとファイルサイズも3メガ~4メガくらいと、HDDに優しい大きさになり、見た目には等倍で見てもそれほど最高画質との差もわかりません。

まあ、私の場合最近はあまり画質云々より利便性重視になりましたので、デジタル一眼のほうでもJPEGの最高画質のひとつ下の画質で撮影し、以前のRAWファイルはJPEG化してとっとと削除してますが・・・(笑
リバーサルメインだと、いつでもスキャンしなおせる安心感があるのが良いですね。(^^

IMG007aS

JPEGはもともと人間の目をごまかすのに長けたフォーマットですからよほど圧縮率を高くしない限り、出力された大伸ばしプリントを見てどっちが低画質でしょう?と問いかけてはたしてどのくらいの人が正解するのでしょうか?
これって撮りビアの種になりませんか?(なりません(^_^;)

アニメのセル画や浮世絵錦絵のようなベタ塗りの絵などは差がわかりやすいんですけどね。
JPEGもエンコーダの性能次第ではかなり圧縮してもできの悪いエンコーダで最高画質で圧縮されたものに迫る画質になりますし。(私が使っているPhotoShop6のJPEGエンコーダは性能があまり良くないようです(^^;)

今日の写真は近所のモスバーガーで。
CANON NewF-1 + NFD50mm/F1.4(下)、NFD100mm/F2.0(上)で撮影。プロビア100F使用。
プロビアって(高いので(^^;)初めて使ってみたんですが、確かにベルビア100とかなり発色が違いますね。全体にナチュラル、悪く言えば地味ですが、ベルビアの誇張されたような色で無い分、使いやすい部分もありますね。


| | Comments (4) | TrackBack (0)

September 04, 2005

Nikon COOLSCAN V EDを使ってみて

というわけで、早速購入したニコンのCOOLSCAN V EDでリバーサルフィルム2本分をスキャンしてみました。

Image2S

まず、フィルムの装てん方法ですが、これはスキャナ本体にフィルムがスリーブか、マウントかにより35mmストリップフィルムアダプタか、スライドマウントアダプタのどちらかを選んで差込んで使います。
ストリップフィルムアダプタは自動販売機のお札の挿入のようにある程度フィルムを挿入口に入れると自動的に装てんされます。これは非常に便利です。
36枚撮りだと最大7本のフィルムを出し入れしなければなりませんから、手間は少しでも無いほうがよいですし、フィルムフォルダーにはさむタイプだとその際によくゴミが付着するのですが、その心配もありません。あまりカールしたフィルムや1コマだけのストリップフィルムは別売りのフィルムフォルダーを使用しなければなりませんが、普通はこれで十分でしょう。

Image5S

ただし、ひとつだけ不都合というか、たまにコマがずれることがあり、フィルムフォルダータイプのような確実性が足りないようです。この場合はフィルムを一度取り出し、逆向きにして挿入することで正常に読み込むことができるようです。(説明書あまり読んでいないのでソフト的に回避できるかどうかは不明)

スキャンは一コマずつプレビューして読み込み範囲を指定、必要ならコントラスト等を調整してスキャンすることもできますし、バッチスキャンといってサムネイルを必要数あらかじめ選択し、最大6コマ分を一気にスキャンすることもできます。後者の場合はコマずれに対応できないので、サムネイルで確認してスキャン指定からはずし、フィルムを挿入しなおして再度ずれたコマだけ本スキャンをやり直す必要があります。

Image9S

肝心のスキャン画像の品質ですが、これはさすがに最近のフィルムスキャナだけあって、なかなか良いと思います。USB2.0を使う限り、読み込みもまあまあ早いです。本スキャンはDigital ICEなどを使うか使わないかによって変わりますが、何も使わないと1カット20秒くらい。プレビューの読み込みがもう少し速いとなお良いのですが。

スキャンには予めインストールしたNikon Scanというソフトか、フォトショップ等から行います。
ちなみに、レタッチソフトとしてAdbe Photoshop Elements2.0が同梱されています。

前使っていたDimage Scan Dual IIIよりも解像度ははるかに勝っていますし、色味も比較的オリジナルポジに近い色でスキャンできるのが嬉しいです。(Dimage Scan Dual IIIではかなり赤がかぶったりしてましたので修正が大変でした。)

Image7S

コントラストはデフォルトの設定では全体にフラットな感じでスキャンされますが、その分階調が豊かで基本的なトーンカーブ修正や自動・手動コントランスト調整、スキャンイメージエンハンサという自動コントラスト調整の発展型?機能などもあり、意図に応じてスキャンの段階でも色々調整できる感じです。その気になれば設定を色々保存して使い分けることもできます。ちなみにここまでの写真はほぼデフォルトの状態(3枚目のみ、やや明るめに調整)でスキャンしたものですが、オリジナルの色味や雰囲気はそれぞれ近い感じで出ています。

デフォルトの色はオリジナルより地味で、わずかに赤がかぶる傾向がありますが、もともとオリジナルの雰囲気に近い色が出るので、調整は比較的楽そうです。

また、ゴミ取りなどの機能を有したDigital ICE Advancedと呼ばれる4種類の補正機能があり、Ditgital ICEというゴミ取りのほかに退色したフィルムを復元したり、フィルムの粒状性のノイズ軽減、Digital DEEと呼ばれる逆光等でハイライトが飛んだりしているカットを部分的に補正して暗部や明部のディテールを残したまま全体を平均化するようなことができます。

ただし、これらを使うとその分、スキャン時間が長くなります。Digital ICEはゴミも適度に取れますし、等倍画像で見てもうっすらと汚れたようなざらつきが抑えられますので、常にかけておくほうが良いかと思いました。ゴミ取り効果は以下のような感じ(等倍画像)ですが、さらに強くかけるという選択肢があります。

gomi


Digital DEEも試してみましたが、これもなかなか面白い機能だと思いました。

DEEbefore

上の写真にちょっと過度にかけすぎた感じですが、こんな風になります。

DEEafter


まだ説明書などもほとんど読まず、デフォルトの設定中心で使ってみましたが、かなり買ってよかった満足度の高そうな機械です。^^

本日の写真はCANON NewF-1 + NFD50mm/F1.4、NFD100mm/F2.0、COSINA 19-35mm/F3.5-4.5(M42+マウントアダプタ)で撮影。ベルビア100使用。

| | Comments (7) | TrackBack (0)

August 12, 2005

NewF-1の露出計チェック

昨日書いたように、一昨日NewF-1の内蔵露出計のチェックということでNewFD24mm/F2.8を装着し、フィルムは近所のカメラのキムラに置いてあるフジのリバーサルの中では一番安いトレビ100を使用。
安いから色、あんまり良くないんじゃないの?という多少の不安を抱きつつ散歩に出かけました。(安いといってもベルビア100とそんなに変わらんわけですが・・・・)

Image3_02S

その日もお天気が良く、青空入れ込みのフルサイズ画面でのびのび広角が良いなという事で、NewFD24mmをチョイス。このレンズは昔ヤフオクで落としたものですが、うちのFDマウント純正レンズでは一番広角なのです。オクで落としてちょっとしてからデジ一眼にはまってしまったので、入手後1度も使っていなかったのですが、単焦点だからそれなりに写りも良いかと期待していました。いやあ、やはりなかなかきっちりすっきりと良い写りをしますね。

Image4_01S

使用フィルムのトレビは一番安いので、なんとなく敬遠していたんですが、どうしてなかなか粒状性も良く、NewFD24mmのせいか、フィルムのせいか、お天気のせいか、上がった色味全体的にあっさりとした感じですが、それが画面にすがすがしさを与えているように思います。

まあ、まだ最近のリバーサルは始めたばかりと言っていいのでその差がどうこう言える段階では無いのですが、トレビはさわやか系で行きたい時に(・∀・)イイ!という印象を持ちました。
(リバーサルは昔昔会社勤めの時KodakメインでマミヤRB67とかを使ってましたが、リバーサルを自分の趣味で使うという意味でも初めてだなぁ・・・)

Image4_03bS

今回一番驚いたのは、スキャン時に補正をほとんどかけなくて良かったという事。今までのPENTAX ME,MEsuper、MXで撮影したフィルム(ベルビア100、100F)の場合、かなり赤みが強いので、マゼンタ成分を押さえ、グリーン系を強めていたのですが、今回は無補正か、気持ちマゼンタを抑える程度で丁度良い感じ。
今回はNewF-1のチェックということで、内蔵露出計のスポット測光を生かすため、あまりアンダーにはしないように心がけてみたのですが、そのせいなのか、24mmF2.8のせいなのか、トレビの発色のせいなのかとにかく今回のスキャンは楽でした。

おそらく、アンダー気味のポジの場合、使っているフィルムスキャナDiMAGE Scan DUal IIIが赤みを強く出す傾向にあるのかななどと考えていますが、今後も色々試してみたいと思います。

Image4_04S

・・・・で、昨日書いたようにこのフィルムの20枚目を超えたあたりで巻き戻しノブまわりがおかしくなりました。完全に壊れているので、銀座のキャノンサービスに行く予定ですが、直るといいなぁ・・・・。今回のスポット測光の使いやすさは最高で、明るくピントあわせのしやすいファインダーと共に、多少重くても永く使って行きたいカメラだと再認識させられましたから・・・・。

NF1

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 10, 2005

COSINA 19-35mmF3.5-4.5

cosina1935usa今日もついでに格安レンズ特集ということで・・・・・・
ヽ(^.^;)ノ

BESSAですっかり有名になったコシナの超広角ズームです。とにかくお値段が実売で2万を切るということで、一昨年、EOS10Dと一緒に購入しました。ズームリングのラバーにAFとでっかく型取りされているのが印象的です。軽くてプラスチッキーな外観は値段なりと言う印象。EOS Kissなど、ツルツルのボディによく合う感じです。

写りはよくも悪くも普通という感じですが、値段を考えるとかなり良いかも。前玉も回るので花形フードでは無いですし、ワイド側ではタル型歪曲収差が多少出るようです。最短撮影距離が50センチ弱なのは物足りないです。ついでにフィルムで使うと周辺減光も目立ちます。

ただ、絞れば十分シャープに写りますし、色収差もよく押さえ込まれていると思います。シグマの18-50/F3.5-5.6DCよりこの点で勝っていますし、とにかくまだ18~19ミリから始まるワイドズームが高価だった一昨年、既に2万円を切っていたというのは十分に価値のあることでした。

フィルター径が77ミリと、プロテクターでもかなり高価な口径ですがレンズがこのくらいの値段だとフィルターつけなくてもいいやと思う気軽さがありますね。(笑

うちのEOS10D用のワイドズームにもシグマの12-24等が加わり、デジタル用としては出番が無いのですが、もともとフルサイズ用のレンズですから、たまにフィルムで使ったりすると新鮮で面白いです。

特にいまどきのレンズは周辺減光が目立つレンズは少なくなり、かえってレトロな感じがしますし、中央部はきっちり写るのでフィルムで使ったほうが個性が生きるレンズだと思います。

上の写真はEOS Kissに付けてダイソー100円ネガフィルムで撮影。周辺減光→スーパーワイドヘリアー→コシナと連想してしまう私は変でしょうか?(笑
cosina1935

| | Comments (0) | TrackBack (0)