アドオンのボタンをショートカットキーに登録する方法
アドオンのボタンをショートカットに割り当てられないかというお問い合わせがありましたので、調べてみました。
以下の方法で簡単に登録できるようです:)
今回は拙作アドオン、BMH2(ボーンモデリングヘルパー)の「ボーン名を変更」をショートカット「Shift+R」に割り当ててみます。
(画像をクリックすると大きくなります)
1. ファイル>ユーザー設定で設定ダイアログを開き、「入力」タブを選択。
2. 変更したいカテゴリを開く。
今回は「3Dビュー」の頭にある三角をクリック、さらに「アーマチュア」の頭の三角をクリックして開く。
3.このカテゴリの一番下にある「+Add New」をクリックし、作成されたnoneの頭の三角をクリックして開く。
4.割り当てたいアドオンのボタンの上にカーソルを移動(ポイント)すると、ツールチップが表示されます。
今回はBMH2の「ボーン名を変更」ボタンをポイントするとコマンドが「Python:bpy.ops.bone.rename()」と
表示されます。(すでにショートカットが設定されている場合は下の行に表示)
5.表示されたコマンドの「Python:bpy.ops.」と、()を省いた文字列を3.で開いた「none」が入っている入力欄に入力
します。これは(文字列+ピリオド+文字列)という形になります。(必ず半角で入力)
今回は「bone.rename」と入力します。
入力してからリターンを押すなり、どこかをクリックするなりして三角の横の表題がボタン名に変わればOK。
今回は「ボーン名を変更」に変わればOKです。
6.Aと表示されているキーボート入力欄をクリックして、ショートカットキーにしたいキーを押します。
ただし、ShiftやAlt、Ctrlなど、修飾キーは押しません。これらを併用したい時はショートカットにするキーを単独
で押したあとにチェックを入れます。
今回は「R」を押してから下段のShiftにチェックを入れます。
以上でアーマチュア操作時にアドオンのボタンのショートカットが効くようになります。
ショートカットは重なりがちなので、できるだけカテゴリを絞ってショートカットを設定するのが良いと思われます。
なお、通常Shift+Rは最後のプロセスの繰り返しなので、上記のようにアーマチュアカテゴリで設定を行うとボーン編集モード
中だけ「ボーン名を変更」の動作となり、他のモードでは従来のプロセスの繰り返しとなります。
当然ながらボーン編集でも従来のShift+Rを使いたい場合はアドオンのボタンを他のキーに割り当てる必要があります。
必要がなくなった場合は右端のXボタンでいつでも削除できます。
Blenderって本当によくできてますね:)
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