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August 28, 2014

【Set Weight Only Selected Vertices】ウエイトを選択頂点だけに設定するアドオン

人物モデルのスキニングしていて、小物が多くて編集モード中心でウエイト付けしていると、ウエイトペイント
との行き来が面倒くさいし、他の頂点グループの影響でうまく変形してくれないのがイラっとするので発作的
に作りました:)

でもBlenderの場合、標準機能でできないと思ってアドオン作ったのはいいけど実はいつのまにか簡単に
できたりするようになってたりするのでこのあたりのことは最近のバージョンだともしかすると簡単にできる
のかもしれませんが、まあ作ってしまった以上は仕方ないので公開するのだぁっ >(>。<)<

このアドオンを使うと、ボーンのウエイト付けの際にウエイトペイントモードと編集モードの行き来を楽にする
とともに、ワンクリックでウエイトを選択したグループのメッシュの選択頂点だけに設定し、他の頂点グループ
からの意図しないウエイトを全て削除することができます:)

説明動画(日本語バージョン)

Video commentary(English version)

[ダウンロード / download]


アドオン本体(Add-on)
Set Weight Only Selected Vertices (ver.0.52)
 (日本語版解説動画作成時の旧バージョン)
text: swosv052.py
zip: swosv052.zip


↓機能追加版(v.0.53)
急遽作ったのでバグ検証とかしてませんが、たぶん大丈夫だと思う:)
「選択外削除ボタン」を上下に追加しました。これを押すと、選択した頂点については現在の
ウエイトを維持したまま、選択外頂点のウエイトと(下のボタンでは)他のグループの選択頂点に関わるウエイト
を削除します。
使用例は英語版解説動画の3:01あたりからを参考にしていただければ幸いです(_ _)

アドオン本体(Add-on)
Set Weight Only Selected Vertices (ver.0.53)

text: swosv053.py
zip: swosv053.zip

Swosjp


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August 12, 2014

【Bone Modeling Helper2.1】BMH2.1

アドオンのBMH2(Bone Modeling Helper2)を2.1にバージョンアップしました。

本バージョンでは、以下の機能が追加されています

・ボーンから辺(エッジ)を作成する機能
・頂点から右側のボーンを一括で反転して左側、またその逆に差し替えする機能
 (メッシュのミラーモディファイアを確定したような機能)
・繋がっているボーンのリンク選択機能
 (メッシュのリンク選択のような機能)
・繋がっているボーンの名前のナンバリングを修正する機能
・全ボタンにショートカットキーを割り当て
・多くの機能でUndoがきくようになった


新機能解説動画:

日本語

English

[ダウンロード / download]

アドオン本体(Add-on)
BoneModelingHelper (ver.2.12)

text: bmh212.py
zip: bmh212.zip

ナンバリング修正とショートカット割り当てはver.2.0のページのgonzouさんのコメントを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

<2014.08.19追記>

bmh2.10をバグ修正版の2.12に差し替えました。
(修正内容)
ボーン編集モードでXミラーオプションがオンの場合、一括ミラーボーン作成を使うと左右すべてのボーンが削除されるバグを修正しました。

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August 04, 2014

アドオンのボタンをショートカットキーに登録する方法

アドオンのボタンをショートカットに割り当てられないかというお問い合わせがありましたので、調べてみました。
以下の方法で簡単に登録できるようです:)
今回は拙作アドオン、BMH2(ボーンモデリングヘルパー)の「ボーン名を変更」をショートカット「Shift+R」に割り当ててみます。
(画像をクリックすると大きくなります)

1. ファイル>ユーザー設定で設定ダイアログを開き、「入力」タブを選択。

01

2. 変更したいカテゴリを開く。
  今回は「3Dビュー」の頭にある三角をクリック、さらに「アーマチュア」の頭の三角をクリックして開く。

02

3.このカテゴリの一番下にある「+Add New」をクリックし、作成されたnoneの頭の三角をクリックして開く。

03

4.割り当てたいアドオンのボタンの上にカーソルを移動(ポイント)すると、ツールチップが表示されます。
  今回はBMH2の「ボーン名を変更」ボタンをポイントするとコマンドが「Python:bpy.ops.bone.rename()」と
  表示されます。(すでにショートカットが設定されている場合は下の行に表示)

04

5.表示されたコマンドの「Python:bpy.ops.」と、()を省いた文字列を3.で開いた「none」が入っている入力欄に入力
  します。これは(文字列+ピリオド+文字列)という形になります。(必ず半角で入力)
  今回は「bone.rename」と入力します。
  入力してからリターンを押すなり、どこかをクリックするなりして三角の横の表題がボタン名に変わればOK。
  今回は「ボーン名を変更」に変わればOKです。

06

6.Aと表示されているキーボート入力欄をクリックして、ショートカットキーにしたいキーを押します。
  ただし、ShiftやAlt、Ctrlなど、修飾キーは押しません。これらを併用したい時はショートカットにするキーを単独
  で押したあとにチェックを入れます。
  今回は「R」を押してから下段のShiftにチェックを入れます。

07

以上でアーマチュア操作時にアドオンのボタンのショートカットが効くようになります。
ショートカットは重なりがちなので、できるだけカテゴリを絞ってショートカットを設定するのが良いと思われます。

なお、通常Shift+Rは最後のプロセスの繰り返しなので、上記のようにアーマチュアカテゴリで設定を行うとボーン編集モード
中だけ「ボーン名を変更」の動作となり、他のモードでは従来のプロセスの繰り返しとなります。
当然ながらボーン編集でも従来のShift+Rを使いたい場合はアドオンのボタンを他のキーに割り当てる必要があります。

必要がなくなった場合は右端のXボタンでいつでも削除できます。

Blenderって本当によくできてますね:)

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