« Lubuntu,PuppyLinux関連覚書 | Main | バッチファイル&シェルスクリプトで大量の動画ファイルを一気に変換する »

March 20, 2014

WineでX68000エミュレータを動かしてみた

まさかwineでX68000のエミュレータはまともに動かないだろうと思っていましたが、一応確認だけはしておこうかなとCore i5のノートPC(ASUS U24E)上のLubuntu13.10+wineな環境でWinX68k高速版を試してみると、これはびっくり。

アフターバーナー、スペースハリアー、グラディウスシリーズ、サンダーブレード等、一見無理そうなアクション系ソフトはマウスはもとよりUSBのジョイパッドでも普通にコマ落ちもなくプレイできるではありませんか。
(エミュレーター動作環境がXGA、色深度16ビットを前提にしているようで、画面設定まわりを予め変更する必要はありますが)

音楽は途中変になる場合もありますが、これはWindows上でも起こることがあるのであまり気にしてません:)
昔作った自作ゲームのスーパー金魚すくいやスーパー大回転もほぼ問題なく動きます。
(マウスの移動幅の調整等が必要)

ゼビウス、上海、ねじ式もプレイできました。

一方、残念ながらアドベンチャータイプのめぞん一刻やサイレントメビウスは動きませんでした。
以下にwineでx68kエミュを動かす場合の覚書を残しておきます。

U24kingyo

WineでWinX68k高速版を動かす際の覚書

X68kのエミュレータはWinX68k高速版v0.95を使用。
http://www.geocities.jp/winx68khighspeed/

1.LinuxのPC画面の解像度を1024x768に設定。

2.WinX68k高速版をwineで起動したらメニューからFDD0をクリック、XDFファイルを開いてメニューのSystemからResetを選択。おそらくエミュレータウインドウ内のテキストやグラフィックの表示が変な場合が多いと思います。
(起動して3ボタンマウスの中ボタンをクリックするとエミュレータウインドウ内のマウス動作に切り替わります。(トグル))

3.メニューのDisplayでFullScreenを選んでフルスクリーン表示にし、マウスの中ボタンを押してメニューを出し、再度System → Resetします。これで表示が正常になるはずです。

4.フルスクリーンからもとに戻る場合はマウスの中ボタンをクリックしてメニューからFullScreenを解除します。

※動きが定期的に一瞬止まったりする場合は、WinX68kのメニューからBackBufferをVideoにすると改善しました。
※環境により動かなかったり、設定を変更すると動く場合もあるかもしれません


●ついでに昔作った自作ゲームをこちらにもアップしておきます:)
 マウスで手軽に遊べます。
 解凍したXDFファイルをX68kエミュレータからDrive0に読み込んでリセットすると起動します。
 WindowsXP/7 とLubuntu13.10+wine上で動作を確認しました。
 動きが定期的に一瞬止まったりする場合は、WinX68kのメニューからBackBufferをVideoにしてみてください。


<スーパー金魚すくい>

Kingyo2

↓ダウンロード
kingyo.zip

<スーパー大回転>

Ski1_2

↓ダウンロード
ski.zip

|

« Lubuntu,PuppyLinux関連覚書 | Main | バッチファイル&シェルスクリプトで大量の動画ファイルを一気に変換する »

Comments

The comments to this entry are closed.