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February 23, 2014

CF-R1にPuppyLinuxをインストールしてみた

WindowsXPのサポート期限切れに備えて、古いパナソニックのノートPC、Let's Note CF-R1(初代)にこちらのサイトを参考にPuppy Linuxをインストールしてみました。
lubuntuと比べて苦労する場面が多かったので覚え書きとして残しておきます。

Img_1049
初代CF-R1にPuppyLinuxを入れて無線LANでGoogleChrome+Flashプレイヤーが動いているの図


まず、うちのCF-R1(初代)はXP Pro入りのノートですが、PentiumIII Mobile 700MHz、メモリ256Mという今となっては実用的にも辛いスペックで、しかもX.orgのドライバまわりが古いバージョンのものしか使用できません。
(従ってlubuntuやPuppy Linuxの新版5.x.xは使用できません)
HDDは32GのIDEのSDDに換装しているので基本的に静かでアクセスは速いです。

ものは試しとほかに持っているCF-R1と似たスペックのIBM Thinkpad S30にPuppylinux 571JPをこちらのxorg.confの設定を参考にインストールしてみましたがもっさりしすぎてちょっと使うには辛い感じでした。
念のためCF-R1のほうでも571JPをこちらの設定を参考にxorgwizardでためしてみましたが、どうにも正常にXが表示されず、これもディスプレイドライバが新しくなったせいらしいです。
S30で571JPの動作速度も確認していたので結局431JP2012を入れることにしました。

1.PuppyLinux 4.3.1JP2012のインストール

専用CDドライブやフロッピードライブからしかブートできないXPやWin2000の入っている古いマシン用にexeバージョンがあるのでこれを利用。
Win上でここからダウンロードしたPuppy_Linux_431JP2012_Installer.exe を実行するだけでインストールできます。
Thinkpad S30にはこの方法で簡単にインストールできました。
CF-R1のほうは無謀にも最初に専用CDドライブからLubuntu 12.04を入れようとして結局Xが立ち上がらずXPの領域も壊してしまったため、isoを焼いたものを専用ドライブからインストール。(遅いんだ、これがw)

普通にディスプレイドライバも動作して800x600で起動するので、途中でxorgwizardで1024x768に変更。

2.ネットワーク設定

puppyの場合はLANケーブルを繋いで起動しても自動認識しないのでメニュー>セットアップ>ネットワークウィザードから「ネットワークまたは無線LANでインターネット」ボタンを押して説明に従い設定する必要があります。

3.GoogleChromeのインストール

このPuppyにはSeaMonkeyというブラウザが入っていて、一応すぐに使えますが、やはり普段使い慣れたGoogleChromeを使いたいのでインストールしました。といっても、GoogleのHPから最新版をインストールしても起動しませんでした。(古いバージョンしか使えないようです)
結局こちらの記事に従いhttp://openlab.jp/puppylinux/download/packages-stray/tomo3/google_chrome-puppy-4.31.petからダウンロードし無事インストールできました:)

4.FlashPlayerのインストール

これもなかなかうまくいかずに色々探したところ、flash-player-10.3.183.18.petが使えるとのことで、こちらからダウンロード、インストールして無事、youtube等を見ることができるようになりました。
この頃のスペックのノートでyoutubeを見るのは基本的に無謀ですが、それでも144pにするとblogに貼られている程度の大きさならわりと見られたりするものもあるのでちょっと感動ですw
radikoも再生できるようになったので満足:)

5.鬼門の無線LAN

XPでは無線LANにPLANEXのGW-USValue-EZという非常にコンパクトなUSBのアダプタを使っていたのですが、当然ながらデフォルトでは認識してくれません。

昔Fedoraで苦労したので半ばあきらめていたのですが、こちらの記事のおかげで無事に使用することができました。
(CW-USValue-EZはハード的にGW-USWExtremeと同等とのことです。linux用ドライバがあるのでndiswrapperしなくて良いので割と楽に使えるようになりました)
なお、リンク先の文中のhttp://puppylinux.com/sources/の「お約束のIDとパスワード」はIDがpuppy、パスワードはlinuxです。
また、devx_431.sfsはここで入手できます。
ここにJP版もあるようですが、試していません。


ただ、こちらからダウンロードしたLinux用のドライバのバージョンは解凍すると上記記事とは構成が若干異なるようで、driverディレクトリ上に長い名前のディレクトリがあったので、そこでmake/make installしました。(なお、install.shを実行した際、型番は聞かれず、なにやらエラーでとまったような表示が出ます)

最初メニュー>セットアップ>ネットワークウィザードにwlan0が表示されず、再度make/make installしたり、最初からささっていたLANアダプタを挿しなおすと認識するようになりました。(多分後者が原因ぽいです)
あとはLANケーブルを抜いて「ネットワークまたは無線LANでインターネット」ボタンを押してダイアログの説明に従いながら諸々の設定をして無事に繋がりました。

<感想>
Puppy Linuxを入れた感想としては、基本的には最初からインストールされているソフトを使うのが一番楽でそれなりに便利に使えそうという感じでしょうか。デスクトップの操作感はさくさくと動いて気持ちが良いです。
今回のGoogleChromeやFlashPlayerなどのようにパッケージマネージャに表示されないメジャー系ソフトも多く、パッケージマネージャにあるソフトもリスト更新後インストールしてもほとんどが起動しなかったので(起動したのはGTKテトリスや古いバージョンのフリーセルくらい)何か入れてみたいソフトがあればまずネット上で検索して4.3.1用のpetファイル他があるかどうか確認するのが一番良いようです。

とはいえ、CF-R1は本体が1Kgを切る軽さでバッテリーもまだ1時間程度はもつので復活できてよかったです(^^)
SDスロットが認識しないけど、こっちはUSBメモリで代用できるからいいかな:)

それにしてもWindows2000はこのスペックのマシン上でも軽快に動き、重量級のデータを扱うソフトも実用的な速度で動かせていたんだなぁと改めて感心。
Windows2000に今のUSBまわりとセキュリティ環境を入れるだけで結構良いOSになるんじゃないかなーw

puppy linux4.3.1ではLubuntuと違ってBlenderやLMMSなどのヘビー級アプリケーションはインストールしても起動しませんが、もともとCF-R1やS30でこれらのソフトが動いたとしてもほとんど使い物にならないのでこれは問題ないでしょう。
ただ、windows2000やXPで動く軽い作曲ソフト(Music Studio ProducerやDominoはこのスペックのノートでも使えます)がないのが少々残念なところです。
Windows2000やXPとPuppyLinuxをデュアルブートにしてインターネットに繋ぐ時だけは後者を使い、Win用のネット上のデータやソフトなどをダウンロードしてWinで使っているドライブに保存するといった使い分けで、古いノートの寿命を延ばすというのがよさそうですね:)

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February 19, 2014

Lubuntu同士のファイル共有を試してみた

XPマシンのサポート終了期限が近づいているので、XPマシンにこちらのサイトを参考に、Lubuntu 13.10を入れてみました。
あまりにもさくさくと動くし操作は伝統的なWindowsライクですぐ使えるし、最近は昔では考えられないほど必要なソフトも揃っている(しかも無料!)のですっかり嵌ってしまい、他のWin7機にも入れまくってますw

で、Windowsとはデフォルトの状態ですぐにファイル共有できるのですが、Lubutu同士だとそのままではできないっぽいので色々調べてLubutu同士でファイル共有できるようにしてみました。
Linuxの場合ディストリビューションによってもやり方が違うし、少し古い記事だと端末の呪文だらけだったり、仕様変更でもう使えない事も多いのでこのあたりも最初からLinux同士でファイル共有できるようになっててくれたら最高なんだけどなーなんて思います。

というわけで、以下に自分同様WinXPからの乗り換え組みにもわかるようにできるだけ端末(ターミナル)で長い呪文を打ち込まずにすむやり方をまとめてみました。

参考にしたのはこちらの記事です:)(多謝)


●多分かなり簡単と思われるLubuntu 13.10でのLubuntu機間ファイル共有の方法
~NFSの導入と設定~

便宜上ユーザー名はorzでサーバー・クライアントとも同じ名前とする。
どのLubuntuマシンでも/home/orz/shareというフォルダ上でファイルが共有できるようにするのが目標。
orzの部分は自分が作成したユーザー名に置き換える事。
(なお、ディレクトリはwindowsユーザーにお馴染みのフォルダと呼称。)

ネットワークの設定は以下のようになっているものとする。
IPアドレス
サーバー  : 192.168.xx.xx
クライアント: 192.168.yy.yy

IPアドレスは各PCの端末(アクセサリ>LXTerminal)から $ ifconfig でチェックできる。(inetアドレスのところ)


NFSサーバーのインストールと設定

1.サーバー機の/home/orz/ 上にshareフォルダを追加

2.synapticパッケージインストーラーからnfs-kernel-serverをインストール

3.インストールが完了すると、/etcフォルダ上にexports というファイルが生成される。
ファイルマネージャPCManFMで/に行き、/etcフォルダをダブルクリック開いて、上部メニュー>ツールから「rootユーザとして現在のフォルダを開く」で開きなおしてexportsをダブルクリック、編集。
最後の行に以下の一文を追加して保存。(xxはサーバーのPC上で端末からifconfigでinetアドレスで表示されている数字)
/home/orz/share 192.168.xx.0/24(rw,sync,no_subtree_check)

4.端末で以下のコマンドでエクスポート&確認。
$ sudo exportfs -ra
$ sudo exportfs -v
エラーメッセージらしきものが出てこなければOK
エラーが出た場合はどこかの記述に打ち間違いがないかチェック

5.端末でnfsカーネルサーバーを再起動
$ sudo /etc/init.d/nfs-kernel-server restart


NFSクライアント側の設定

1.クライアント機の/home/orz/ 上にshareフォルダを追加

2.synapticパッケージインストーラーからnfs-commonをインストール

3.ファイルマネージャPCManFMで/etcフォルダを開いて、ツールからroot権限でフォルダを開きなおしてfstabをダブルクリック、編集。
最後の行に以下の一文を追加して保存。(xx.xxはサーバーのPC上で端末からifconfigでinetアドレスで表示されているもの)
192.168.xx.xx:/home/orz/share /home/orz/share nfs rw,nosuid,_netdev,noauto,hard,intr 0 0

4.端末からマウントする。(クライアントPCを起動するたびに行う)

$ sudo mount /home/orz/share

これでサーバー、クライアントの/home/orz/shareフォルダ上でファイルが共有される。
ためしにクライアント機上で何かファイルをshareフォルダに放り込み、サーバー機のshareフォルダ上にそのファイルが現れたら成功。

※ファイル操作の反映はサーバー機上ではすぐに反映され、クライアント機では一度shareフォルダを再読み込み(F5キー)などしないと更新されない模様。


とりあえずここまでやるとLubuntu同士のファイル共有はなんとかできるみたいです:)
しかしこのままだと多少問題もあるらしいので、完璧を期す場合はここから先は上記URLの記事を参考にしてください。(^^;)

Linuxは基本的によくわかっていないので内容に変な部分があったら、コメントにてご指摘いただければ幸いです。(_ _)

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