Hairのダミーカツラを作る
やはりCyclesでのHairはCPUだと時間がかかりすぎるので、GPUで行けるように簡単なポリゴンの
ダミーカツラを作り、内蔵レンダラでHair使用のカツラから作成した前後上下左右の画像を使用して
プロジェクションペイントで作ったマップを貼り付けたものを作りました。
アップではさすがにきついですが、まあ、遠目なら雰囲気はわかるかな程度にはなったかと思います。
CPUだと一枚レンダリングするのに小1時間前後かかるものがダミーを使ってGPUレンダリングだと
8分程度で済むようになりました。
もとのHairを使ったカツラを前後上下左右から撮影するようにキーフレームを打ったorthographic
カメラで動画レンダリングで6枚のpng画像を出力し、それをもとにプロジェクションペイントでカツラの
ダミーのカラーマップを作成、さらにPhotoshopでその画像をトーンカーブで髪の毛の部分を白く飛ば
してアルファマップを作っています。
プロジェクションペイントについては↓の動画等が参考になります。
Texturing a Head With Projection Painting
今回作ったダミーカツラ作成用のカメラを使ったサンプルファイルをアップします。(zipなので要解凍)
このファイルには2つのsceneがあり、Hair sceneは実際にHairで髪を生やしたカツラから6方向分
の画像を動画としてレンダリングします。(Ctrl+F12)
このsceneでは内蔵レンダラでEnvironment Lightingを使用して描画しています。
scene dummy Hairはマップを貼り付けたダミーカツラを、cyclesでレンダリングするようになっています。
blender2.67b用 Camera_for_PP_sample.zip (1.6MB)
ファイルは良識の範囲でご自由にお使いください:-)
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