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August 24, 2012

cyclesのパノラマカメラでIBL

CGやっていない人にはなんのこっちゃというタイトルですねw

ミクさんPVの目の色を修正レンダリングしている間に2.63aのCyclesのパノラマカメラで
IBL(イメージベースドライティング)を試してみました。






Blender2.63aではCyclesのカメラにパノラマが付き、それをHDRで書き出せて、
内蔵レンダラでもそれを環境マップとして使えるため、特にアニメーションでは
大変使い勝手の良いものになってますね。

Cyclesは比較的簡単にリアルな画像が作成できる反面、まだ内蔵レンダラに比べて
制限も多いですし、何より綺麗な段階までのレンダリング時間がかなりかかるので
アニメーションに気軽に使うというわけにも行きません。

これで、HDR画像&Angmap作成の定番HDR Shopを使わなくても手軽にリアルな
ライティングができるようになり、まことに嬉しい限りです。

今回は↓のような簡単なロッカールームのようなものを作り、Cyclesのパノラマカメラ
を使ってレンダリングした画像をHDRで保存、内蔵レンダラでそれを読み込んでWorld
に環境マップとして貼り付けました。今まではAngmapを入手したり作るのに結構な
手間がかかったわけですが、今後はそんな苦労は要りません(笑)

Rockerroom002s

Cyclesでの工程は以下の赤枠内の設定がポイントです。

Scr02

なお、画像サイズを1024x512、Cyclesの回数を1000でレンダリングしましたが、それでもざらくつので
バイラテラルフィルタを使って緩和しています。
使用法やパラメータについては扉の先の無限の世界さんにて詳しく解説されています。

レンダリングすると↓の感じになるので、outputの設定でRadiance HDRで保存します。
因みにRGBとRGBAの選択肢がありますが、内蔵レンダラでレンダリングしてみるとどちらでも同じようでした。

T1rgbbf

あとは内蔵レンダラのシーンでWorldの環境マップにHDR画像を読み込んで、MappingのCoordinates:を
Equirectanglarにして他の必要な設定をするだけです。(主に赤枠内)

Scr01

なお、Environment lightingのEnergyが1だとちょっと暗くて眠い感じだったので、↑のスクショのように2に
上げて、さらにノードでコントラストと彩度の調整をしてみました。
(上の動画の前半がノーマルの状態、後半が調整したものです)

ちなみに、↓がHDRIとJpegを環境マップに使用した時の比較です。
当然ライトは一灯も使っていません。
明らかにHDRの効果が出ていますね(^.^)

T1_hdrrgb_normal

↑左がHDRI、右がJPEG

あとはCyclesでテクスチャをベイクできれば、さらに内蔵レンダラでのアニメーション制作に活用できそうですね:-)


2012.8.24 午後9時頃追記

cyclesのプレビューでも背景の環境マップが表示できるようになったので、こちらも確認してみました。
worldの設定を以下赤枠内のようにしてHDRマップを読み込み、Renderd表示にするとホイールボタンを
押しながらのマウスドラッグやホイール回転でぐりぐり動いて気持ちいいですw

Sc03

3D viewのプロパティの▼ViewのLens:の値を変えて画角を変化させることができます。
上記のファイルをアップしますので、ご自由にお使いください。

cycles_envmap.zip for Blender2.63a

Blender2.63a用モデリングデータファイルです。
リンクをクリックするとダウンロードできます。(1.1M)

ただ、たまにマウスをホイールボタン押しでドラッグしても画面は固まったまま、左下の軸のガイドが動くバグが
あるようです。
オブジェクトを右ボタン等で動かしたりウインドウサイズを変えたりしてリドローさせると正気に戻るみたいです:-)


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August 19, 2012

ミクさんPVを作る20






やや夏バテ気味の中、こつこつ制作中:-)
一番の終わりまで。

また、ご指摘いただいた瞼の動きを修正しました。
ブレンドさん、ありがとうございました(_ _)

Blender2.61使用。

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