Blenderのボリュームライトの実験
そろそろ2.5xにも慣れておかないとなぁと思っていたら、丁度2.58が公開されたというので、ダウンロードし、ボリュームライトの実験をしてみました。
Blender's Volume Light Test /http://youtu.be/N_97Aiu6uJI
上掲動画に使っているモデリングデータファイルはひとつにまとめて以下にアップしました。
VolumeLighttest.zip for Blender 2.58
↑Blender2.58用モデリングデータファイルです。(まあ2.57とかも大丈夫かと思いますが)
リンクをクリックするとダウンロードできます。
Blenderのボリュームライトは制約もありますが、使いやすくて良いですね。
ボリュームライトの使い方
・使えるライトはスポットライトのみ
・BufferShadowを使用
・Haloをオン
・Haloの下にあるIntensityでHaloの強さを変えられる
・ボリュームライト内の筋をひく影(ハロ筋)を出す場合はIntensityの下のStepを0以外に。(1が品質が最も良いらしい)
・Show Coneをチェックすると3DView上でスポットが当たる範囲が確認しやすくなる
↑今回気になってテストしたのはボリュームライトが床に落とす影や光の中の影の筋(以下筋影)がアルファマップで抜いた板ポリゴンに対応しているかという点ですが、ボリュームライトが使えるのはBufferShadowのみなので、やはり反映はされないようですね。
板ポリゴンをアルファチャンネルで抜いた窓の鉄格子?が床に落とす影も筋影もできません。
(ただし、自分が色々試した以外で何か設定方法があるかもしれないので、自信は無いです(^^;)
↑参考までにレイトレ用のランプをボリュームライトに重ねて、無理やりアルファチャンネルで抜いた縦のストライプ鉄格子?の影を床に落としたものも作ってみました。
結局、ボリュームライトを使う場合は、素直に形状を作るのが一番良いようです。
次にHairを使ったら筋影ができるかどうかも試してみました。
↑まず、Strand Renderを使わないでテスト。
筋影も綺麗に出ているようです。
↑はStrand Renderを使ったほう。
かなり薄いですが、やはり筋影はちゃんと描写されているようです。
注意点としては影が細かくなるのでバッファシャドウはできるだけsample値を上げたほうが良いといったところでしょうか。
最後にMistとの相性を見るために簡単な森を作って試してみましたが、なかなか相性は良いようですね。
それにしても2.5は2.49bにある程度慣れてしまうと、あれはどこ?これは2.5だとどうやったらできるの?と、機能の場所や方法探しに手間取って結構ストレスたまるなぁ・・・まあ結局は慣れの問題なんでしょうが・・・
あと、ThinkPad X200でレンダリング先を新しいウインドウにすると100%速攻で落ちるのはいつか直るといいなぁ・・・(-人-)
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