トルソのモデリング ~六角大王的モデリング~
手の次に体(トルソ)を作ることにしました。
ノーマルマップを使っての筋肉の細かい表現も試してみたいと思っています。
手にしてもそうですが、こういう人体のモデリングの場合、動かす前提だと筋肉の流れに沿ったトポロジーが必須なので、六角大王のようにラインを引いて面を貼る手法が向いているように思います。
Blenderは手法的にいくつかのモデリングアプローチが用意されていて、六角大王的なモデリングもできるようになっています。
私の場合、最初にデフォルトの立方体の1面だけを残してあとは削除し、その面からVertexやEdgeモードにして下絵に沿って頂点をEで引き出しエッジ(ライン)をひいて、3点または4点を選択してFキーで面を張って行き、あとは作業中にWを押して、必要なエッジをサブディバイドしたり、頂点をマージしたり。
Blenderは最低限必要なショートカットさえ覚えれば実に気持ちよくモデリングができますね。
■六角的モデリングに必要なショートカット等の備忘録
・[E] 頂点を引き出してライン(エッジ)を引いたり、ラインを引き出して面を張る
・[F] 2頂点を選択して押すとラインが引け、3頂点以上を選択して押すと(可能な部分に)面が貼れる
・[X] 面や頂点の削除
・[W] サブメニューからサブディバイドやマージ(頂点まとめ)などの加工ができる
・[H] 選択した面を隠す。Alt+[H]で再表示
・六角の左右対称モードにするには形状の編集モード等でMirrorモディファイアを追加
・六角の「曲面にする」はSubserfモディファイアのCatmull-Clark
・六角の「等分割」は[W]のSubdivide Multi
・はしご状選択、選択の延長はCtrl+[E]かselectメニューからEdge Ring, Edge Loop
・選択範囲の拡大、縮小はそれぞれCtrl+[Num+]、Ctrl+[Num-]
・Ctrl+[I] 選択領域の反転
■その他
・[A] 全選択・全解除(トグル)
・Ctrl+[L] 選択領域に接続されている頂点等の全選択
・編集モードで[P] 指定形状の別オブジェクト化(サブメニューで選択範囲、非接続部全部、マテリアルごと)
・オブジェクトモードで立体を複数選択してCtrl+[J] オブジェクト一体化
・[Home] 表示されているオブジェクトを画面内に全表示
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