ゴジラを作ってみる4 ~スカルプト→ノーマルマップ化の手順~
ざっくりと必要な部分をスカルプトしてノーマルマップ化。
まだ足や尻尾のテクスチャもあまりよくないのでスカルプトをし直さないといけないんですが、テクスチャを加えたおかげで随分ゴジラさんぽくなりました。
顔のアップ。頭と胴体のパーツのサイズが随分違うので、テクスチャの密度に差が出てますね。
繰り返しやっているせいでだいぶスカルプト→ノーマルマップ化の工程に慣れてきました。大体の手順は以下のとおり。
1.編集モードでゴジラさんを頭、胴体、腕、足、尻尾のパーツに分ける。(該当ポリゴンを選択してPを押し、Selectedで別オブジェクト化)
2.オブジェクトモードに移り、MirrorモディファイアをAppend。手足など2つに分かれるものは片方を削除しておく。
3.Shift+Dで複製し、Mキーを押して別なレイヤーに複製したオブジェクトを移動。(スカルプト用)
4.元のオブジェクトを選択して編集モードでUV座標を作成。(UV/Image Editorウインドウでマップ用のイメージを適当な大きさで新規作成しておく)
5.レイヤーを利用してスカルプト用オブジェクトのみを表示して、テクスチャをスカルプティング。
(異なるレイヤー間でもノーマルマップのBakeができるので、結構便利)
なお、スカルプトする前に、必ずSubsurf等、くっついているモディファイアは全てAppendか削除しておくこと。
6.元オブジェクトのレイヤーを表示し、スカルプト済みのオブジェクト、(UV座標設定済みの)元オブジェクトの順にShiftキーを押しながら追加選択。(元オブジェクトは予め編集モードで全ポリコンを選択状態にしておくこと)
7.BakeタブのSelected to Active、Normals、ClearをON、ノーマルスペースはTangentを選択してBake。
8.Bakeされたノーマルマップ画像をすかさずUV/Image Editorウインドウから保存。(重要!)
9.スカルプト済みオブジェクトのレイヤーを非表示に。
10.元形状のマテリアルにノーマルテクスチャを追加。Map InputタブはUV、Map ToタブはNorを選択し、Norの値を0以外に設定。Textureボタン(F6)のMap Imageの中段右のNormal MapをONにすることが重要。その横はTangentを選択。
なお、マテリアルはMA欄の横の数字を押してSingleモードにし、ほかに含まれる余計なマテリアルは編集モードで削除しておくこと。(わりと重要)
11.手足などは再度Mirrorモディファイア等を追加してAppendしておく。
12.胴体と結合。(オブジェクトモードで結合するもの、されるものの順にShiftで追加選択してCtrl+J)
13.結合したオブジェクトを選択し、編集モードに入り頂点を全選択→Rem Doubleすると最初に切り離した頂点が結合され、一体化できる。(UVマップには影響なし)
テクスチャの修正が終わったら、背びれだなぁ。細かくて面倒くさそうです。
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