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July 16, 2008

DOFのテスト

昨日はCG関連のソフトの最新版が入っているうちの最速マシンをバックアップしたので、あまりたいしたことはできなかった。前に書いたTrueImageでUSB2.0の外付けHDD500Gにバックアップファイルを作成。
これはOSを普通に起動した状態でシステムごとバックアップできるので便利だ。
気がつけばシステムドライブも使用領域が200Gを超え、バックアップに2時間以上かかった。
データはもちろん消えたら困るが、ハードの制限のきついXPや3Dソフトでもネットワークアクティベーションが多いので、バックアップを取っていない状態でシステムがクラッシュしたときの事を思うとぞっとする。(ネットワークアクティベーションは使用側にとってはクラッシュすると再インストールの際、負担が大きいとても嫌なシステムなのである)
とりあえず500GのUSB2.0の外付けHDDを買ってきて、そのままバックアップした。本当は事前にデフラグをかけ、必要のないデータは極力削除しておいたほうが良いのだが、面倒くさいのでそのままシステムドライブごとバックアップした。これでメインのシステムHDDがいつ壊れても大丈夫だ。(でも壊れないでね→HDD)

てなわけで、今日はmax9でDOFを使ったレンダリングを簡単に。(以前何度かやっているので、手順はまだ覚えているが…しばらく使わないとまた忘れるので(笑)

DOF(Depth of field)は被写界深度のことで、ピントの合っている範囲以外をぼけさせる機能。
maxではカメラ側でやる場合と、レンダリングの効果でやる場合の2通りがある。
カメラ側の方がボケ具合も綺麗に仕上がるが、レンダリングサイズが大きいと、規定の12回分割レンダリングでは形状の輪郭が残り、あまり綺麗にぼけないことも多い。(NTSC標準の640x480ならデフォルトの12回くらいで丁度良いようだ)
環境/効果の効果を使う場合もカメラを作成して、そのカメラのターゲットで焦点を決めるほうがやりやすい。速度は速いが、絵柄によってボケが汚く滲んだ感じになることがある。

とりあえず、お手軽テスト手順。

●カメラを使う場合
1.オブジェクトを用意してライティングをすませ、パースペクティブ画面をアクティブにしてカメラを作成。(メニューの「作成」→「カメラ」→「ビューからカメラを作成」)
2.作成したカメラのターゲットをピントを合わせたい位置に移動。ターゲットの距離があまりずれないようにドリーやズームで構図を再設定。
3.カメラの修正パネルで「マルチパス効果」の使用可能にチェックを入れる。焦点の深度はターゲットまでの距離を使用にチェック。総マルチパス数を上げるほどボケは綺麗になるが、総マルチパス数の回数分レンダリングを繰り返すので、その分描画時間が延びる。

Img080716c
↑このくらいのサイズならデフォルトの総マルチパス数12で良いようだ。

●「環境と効果」の効果を使う場合
1.メニューの「効果」で追加ボタンで「被写界深度(DOF)」を追加。アクティブに。
2.カメラを選択で、ターゲットで焦点を決めてあるカメラを指定。
3.焦点の位置、焦点のパラメータ共、「カメラを使用」に。水平焦点の低下、垂直焦点の低下の値を大きくするほどボケ具合が大きくなる。(←事前に両方を連動させるロック(鍵前アイコン)をかけておいたほうが良い。)

Img080716e
↑こういう背景とのコントラストが強い場合、特に奥のほうのボケが滲んで汚い。

ちなみに、人骨のモデルは「人体のしくみ―CGデザイナーのためのグラフィックバイブル 」という本の付録のOBJ形式のモデルを資料にした。この本は内容も付録の形状データや人体のデータベースも素晴らしい。そのOBJモデルを六角大王で読み込み、そのまま「なめらか面表示」状態の3面図をキャプチャ。これを3つのBMPに分けて六角大王の背景として読み込み、サブディビジョンを使ってローポリで一からモデリングし直したものをmaxに読み込み、簡単なテクスチャ・ライティングを施してレンダリングしている。(まだ膝の下を作っていない。)
なぜわざわざモデリングしなおしたかと言うと、六角大王の操作に慣れること、人骨の構造の把握、そしてもとのOBJ形式ではポリゴンが多すぎてノートパソコンなどメモリの少ないマシンでは六角大王では読み込めず(メタセコイアでは読み込める)、扱いが面倒なので軽いモデルを作りたかったからだ。(このままでは可哀想なのでいつか足先まで作ってあげようw)
モデリングにあたり、この本の付録のOBJファイルだけでは骨の裏表がどういう構造なのかよくわからないので、骨格模型を別に買った。

Ss080716

「人体 骨格 模型」をキーワードに検索してみるといくつかの店でネット通販されている。全身の骨格模型はかなり高価だが、ここの85cmモデルが異様に安かったので、これにした。HPには発注して時間がかかりそうな事が書いてあったが、翌々日には届いた。
あまりに安く、背丈も小さ目なので形状の精度がどの程度正確なのかわからないが、パーツの構造の確認用なのでさほど問題もなく、OBJの下絵とつき合わせることで非常に参考になった。やはり手で触って実際に立体を確認することができるのは良いものだ。

ありゃ、今日はあんまり書くことが無いと思っていたが、逆に異様に長くなってしまった…orz

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