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February 14, 2008

デジタルアンプ制作過程その4

 てなわけで、VUもどきメータ付き小型デジタルアンプ製作も大詰め。

 いよいよ最後の前面パネルです。
 最初からこのアンプはルックスを既存のオーディオアンプ風にしたかったので、前面パネルは高級感のあるアルミヘアライン仕上げ風にしたかったのです。
(じゃなければパーツショップで売っている、利便性も見た目も良い電子工作用のアルミケースや100円ショップのタッパウエアでもいいわけで、ここだけにはこだわりたい(笑))

 しかし、手間のかかるのは嫌(笑)ということで、結局前面に取り付けた透明アクリル板にアルミヘアライン仕上げ風のカッティングシートを使い、メータの窓とスイッチ、ボリュームの穴をきれいに開けてぼろ隠しという方向性に決めました。
 ただ、単純にシートを貼っただけではメーターが相当上のほうにあるので見た目に間抜けな感じがするのは想像に難くなく、既製品風にそれっぽい文字を色々入れてバランスをとらなければいけません。
 そのためにはインレタ(インスタントレタリング)が一番簡単ですが、最近は流行らないのか、入手は結構困難。少なくともうちの近所では入手できません。この時点では通販でなんとかするしかないかと思っていました。

で、とりあえず近所に2軒ある大きめなDIYショップでかっこいいアルミヘアライン風のシートを探してみましたが、両方の店ともただ銀色のカッティングシートはあってもヘアラインが無く、あまりに安っぽいので却下。

 仕方ないのでネットで探すとこんなのがありました。→【中川ケミカル カッティングシート】ヘアライン M寸450mm幅×m単位【切売】
小さな写真を見る限り目的に適いそうですが、実物の感じがよくわからず、届いてみてがっかりというパターンも考えられ、何より送料も入れると結構高い。すぐに発注するのも躊躇われ、さらに一考。

 前述のインレタの件もあり、もしプリンタ用紙でアルミヘアライン風のラベルがあれば、インレタを使うまでもなく、それに文字を印刷して貼りつければいいんじゃないかと思い当たり、近所のKsデンキに出かけました。
 プリンタ用紙コーナーで物色すると、いい感じのヘアライン仕上げの用紙は名刺用にひとつだけありましたが、当然小さくカットされ、使えません。

 やっぱりそんなに都合の良いものはないかと思っていたところ、棚の下のほうにヘアライン仕上げではありませんが、インクジェット用のメタリッククラフトラベル(TC-MKL-2)というのがありました。A4の2枚組みで実売400円しない用紙です。(リンク貼るのに検索したら、残念なことに廃盤商品らしいので在庫限りで販売終了?なんてこったぃ_| ̄|○ 後継商品は出るのかな?とりあえず店に残っていたのを買い占めに行かねば……(^^;)

Metalic

 基本的にエプソンPMシリーズのインクジェットプリンタ用で、キヤノンには対応していません。(メタリック効果が得られないようです)
 印刷するとメタリックな感じになるというちょっと不思議な用紙ですが、もしかするとこれにパソコンで作ったヘアラインの画像を印刷すればいい感じになるのかな?と考え、当然うちは代々エプソンプリンタなので、これを試してみようと思いました。

Myamp000

 これを買って帰り、上のようにアンプを真正面から標準ズームの望遠側で撮影し、それをアタリに前面に印刷する文字やメータの窓枠を作成。とりあえず普通紙に印字してカットし、実際にアンプにあてて位置や穴の大きさを微調整。
 ヘアラインはフォトショップでノイズを発生し、移動ぼかしを水平に極端にかけるお馴染みの方法で簡単に作成。
最終的にメタリッククラフトラベルに以下のデータを印刷しました。(サムネールをクリックで原寸)

Myamp00

 で、印刷の上がりを見ると、おお、見事にヘアラインの部分がそれっぽくなっているじゃぁありませんかヽ(^.^)ノ
印刷する前はくすんだ白銀の紙の上にさらに白い粉がふいたような感じなんですが、確かにインクが乗った部分がいい感じにメタリック。いや、これはなかなかいいですよ。こういう用途には特にお勧めです。(後継商品をだしてくれるようメーカーに訴えようかなぁ(^^;))
 あんまり嬉しいんで、ついでに300dpi、A4サイズのヘアラインを作ったのでここに貼っときます。もし運よくこの用紙を入手できました際は試してみてください(笑

Hairline

 これでインレタを入手することなく、印字したものをカットしてアンプ前面に貼り付け、思い通りの感じにすることができました。(嬉)
ボリュームの目盛りは雰囲気のものなので、適当ですが、VUメータだって大嘘なので問題ありません(笑)

 このメタリッククラフトラベルですが、使用上の注意点としてかなり反りやすく、厚いのでそのままプリンタに送ると紙詰まりしやすいです。(実際これで失敗しました)できるだけ平面になめすか、逆方向に反らすくらいにして使うのが良さそう。インクの乾く速度は普通に速いですが、念のため印字し終わったら少し置いたほうがいいかもしれません。なんせ、一枚あたり200円近くしますので。

 それと、ラベルなので後ろに糊がついていますが、弱いので、貼るものや状況によっては接着剤を使用したほうが良いかも。また、指で触ると水分のせいか、脂のせいか、そこだけ濃くなったりしますがぺたぺた触りまくったら目立たなくなりましたし、時間がたつとそんなに気にならなくなります。(乾くのかな?)

 いずれにしろこの特殊なプリンタ用紙のおかげでめでたくオリジナルアンプは完成したのでありました。

 その後パソコンに電源用のUSBとミニプラグを繋ぎ、4日ほど延々音楽を再生していますが、特に問題なく鳴っています。(ボリュームを最大付近にするとLEDがちかちかしますが)

 繋いでみたPCはノートタイプの松下のLet'sNote CF-R1とIBMのThinkPad A20pですがどちらも長時間ノントラブルで曲の連続演奏ができてます。ただ、CF-R1(Win XP)でUSBを抜いてから再度差し込むと供給できる電力を超えましたとかなんとかのダイアログが出てきます。やはり限界近くまで電力使ってるんですね。このダイアログが出てからUSBポートのリセットを促されるので、リセットすればそのまま使っていられるようです。(その後の長時間動作も確認済み)Thinkpadのほうはまだ試していません。

Ampfin
敢えて紙っぽいとバレるアングルから……ヽ(^~^;)ノ

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