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July 06, 2007

前クールのドラマ

 昨日は「山おんな壁おんな」を見たんですが、丸越デパートというと、どうしても「ハレンチ学園」の丸越先生のフンドシを思い出します(笑)
 原作も読んだ事ありませんが、そこそこ面白かったのでとりあえず来週も見ようかなという感じかな。終始挨拶代わりの胸ネタという感じだったので、見続けるかどうかはこの先の展開次第かなぁと。
 ドラマは原作ものでも予備知識なく見るほうが面白かったりするので、原作もあんまり番組のHPも次回のあらすじ紹介等は見ません。百貨店の舞台裏にはちょっと興味がありますね。

 ついでなんで、前クールのドラマの反省会を少々ヽ(^.^;)ノ
 前クールは初回から最後まで見たのが「生徒諸君!」「帰ってきた時効警察」
 途中から最後まで見たのが「ライアーゲーム」
 初回と後半数話を見たのが「わたしたちの教科書」
 初回から3話見てリタイアしたのが「特急田中3号」
 初回20分ほど見てリタイアした「プロポーズ大作戦」

 「生徒諸君!」は視聴率的にかなり厳しかったようで、その理由も大体わかりますが、内山理名さんが良かったですね。BS-iの怪談新耳袋あたりでちらっと見た程度だったんですが、かなり無理を強いられる役柄にも関わらず、元気に演じられていたのが好印象。今、ああいうキャラを演じさせたらピカ一なんじゃないでしょうか。個人的には好きなパターンのドラマなので、とても穴の多い脚本や演出にも関わらず、結構涙腺が決壊しましたが(笑
 このドラマ中、一番の大穴だと思ったのが、生徒たちと内山さん演じる「尚子(ナッキー)」が本格的に分かり合うきっかけとなる修学旅行の話。修学旅行に生徒たちを連れて行くために、旅行代理店の前に座り込むというのがどう考えても意味不明。
 頼み込む筋が違うでしょうし、代理店の光石さんにはそれこそ迷惑なだけでしょう(笑
 今時の学校ではおよそ考えられそうにない浮きまくった尚子の明るさぶりも、構成上必要なこととは言え、もう少し現実感があるよう、抑える演出をしたほうが良かったんじゃないでしょうか。このあたりがシリアス路線のコミックをドラマ化する難しさなのかもしれません。小林稔侍さん演じる校長も改心前と後のギャップがありすぎ(というか、いきなりコロっと変わる印象)で、改心前にもうちょい深みのある台詞や演出などで昔はこんな人では無かったという伏線を張ると良かったかもです。
 演出、カメラワーク、照明などもちょっと普通というか、物足りない感じ。いいドラマは1カット見ただけでなんとなくそのドラマの空気とか緊張感が感じられることが多いんですよね。
 最後のあたりの東ちづるさんは恐ろしくて良かったですね。さすがです。
 個人的には好きなドラマでした。

 「帰ってきた時効警察」は1話目は面白かったんですが、2話、3話と続くにつれ、ちょっと期待はずれというか、がっかりした面が強くなって行きました。一番がっかり感が強かったのがあのキュートな三日月くんが変な人になり、どんどん壊れ具合が酷くなって行ったこと。前作ではあの奇人変人の中で一人だけまともで純真という部分が魅力だと思っていただけに、まわり以上に変な人になってはいかんだろうと(笑
 十文字くんもビニールのトレンチコートはやり過ぎ。あまりにも笑わせようとするのが透けて見えるのがかえってひきます。前作の登場人物は、現実にいるちょっと変わった人たちを大幅にデフォルメした感じで、それぞれ変人ながらもどこか現実感があるのが笑いに繋がっていたのですが、「帰ってきた」は終始絵空事の駒のようなキャラに感じてしまったわけです。前作の霧山くんも終始優しさを感じるキャラだったのが、今作では優しさが無く、逆にキツさが目立つ感じだったし。
 まあ、それでもそこそこ楽しめたし、笑えた(犬山さんの回とか)ので良かったんですが、やはり前作のほうが自分としては数段好きかなと。
 前作の森口瑤子さんの回もかなり好きなんですが、それもまだ十文字くんが現実ベースのキャラだったからなんだろうなぁ。

ライアーゲーム」はリストラゲームあたりから見始めたんですが、戸田恵梨香さん可愛いですね(w
 役柄的には、まあそういう人はいないというか、視聴者から反感すら買ってしまう聖人というところですが、ネタドラマなんで仕方ないでしょう。保険会社の防火キャンペーンの彼女が微笑んだポスターが近所のスーパーに貼ってあって、レジ袋に買ったものを入れる時、いつも可愛いなぁと思って見ています(笑
 松田翔太くんもなかなか存在感があって良かったですね。最終回の3時間スペシャルは初回から見ていた人には不評だったようですが、途中から見た自分にはありがたかったわけですが。
 まあ、心理ドラマという点ではデス・ノートのほうがよく出来てますが、戸田さんや松田くん、そしてキノコのフクナガさんの魅力で結構楽しませていただきました。

 「わたしたちの教科書」は、初回を見て新米教師の伊藤くんが中心でまわるドラマかな程度で、その後しばらく見なかったんですが、裁判が始まったあたりからまた見出しました。8話から11話(最終回の一話前)あたりが盛り上がって面白かったかなと。
 最終回は校長の息子(ウルトラマンメビウス)の行動の動機が作り物っぽい点や最後の結末がよくわからん。志田未来ちゃん演じる明日香の死の理由が明かされたのは良かったんですが、ああ、そうだったのかという感じ以上のものが無かったかなとも。まあ校長の息子のエピソードあたりからちょっとスッキリ感が足りないような気はしました。(なぜか最後の印象が肩透かしを食ったような印象で軽い)
 いじめがテーマのドラマはよほど作りが上手くないと終始重くなるので、見ているほうも疲れるんですよねぇ。それだけにスッキリ感は重要かと。

 「特急田中3号」はひたすら美しい栗山千明さんを見るために初回からチェックしたわけですが……栗山さんの面白茨城弁だけを頼りに3話まで我慢して見たわけですが、回を追うごとに田中聖くん演じる田中くんの、共感とは正反対の殺意さえ抱くようなウザさに我慢ができず、あえなく3話でリタイア。録画していたものもさくっと削除とあいなりましたヽ(;_;)ノ

 あ、あと「プロポーズ大作戦」も1話を見始めて20分くらいのところで、ドラマがさっぱり動かず、テンポの良くなさに早くもリタイア。その後も2,3話はチラ見したり、ドラマ系のブログやあらすじ読んで内容は把握したものの、全く興味が湧かず、縁が無かったといった感じでした。
 個人的に最大のネックはタイトル。プロポーズ大作戦と言えばどう考えてもやすきよでしょう(笑


てな感じの前クールでありました。さて今クールのドラマは最後まで面白く見られるものがあるでしょうか。


 

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