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December 05, 2006

駅前博物館

Image8amono
Leica IIIf + Russar F5.6/20mm + FUJIFILM SUPERIA VENUS 400

新橋駅前で。

 ルサール20mmで撮りましたが、当然、普通はこんなにパースが付かないようには撮れません。多分この感じで撮れるとすれば標準レンズ~中望遠以上で、よほど恵まれた地上より高めの立ち位置が必要でしょう。
 種明かしでも無いですが、Photoshopでパース変形で矯正しまくっています。よく見ると無理やり変形している関係上、一部不自然なところもありますが、それはそれでまた味ということで・・・。
 流石にネガを4000dpiでスキャンしているだけあって、これだけ弄ってもA4にプリントする程度なら問題なく綺麗に印刷できます。もちろん、ルサールのしっかりした描写力があればこそ、変形してもそれほど画質が落ちないという面もあると思います。変形前の元絵はこちら

 写真に手を加えるのがどの程度まで写真として許されるのか、昔は多少なりとも気にした事はあったのですが、考えてみれば広角レンズを使用しただけで肉眼で見たものとは明らかに違う変形が起き、その時点で写真は形に限っても客観性を失うわけです。従来のモノクロ暗室作業では印画時に対する焼きこみ、覆い焼きは当たり前、デジタル時代にはホワイトバランスで簡単に撮影時の色も変わり、魚眼で撮った写真を超広角レンズで撮ったように変形するフィルタまであります。人それぞれ考え方はあるでしょうが、私の場合、デジタル時代になって写真の表現手段がより撮り手に開放され、より楽しみが広がったのだと考えています。

要は自分が表現したいものがあるのなら手段は何でもありということですね。^^

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Comments

何回コメントしても繋がらないのですが、大丈夫ですか?

Posted by: くりちゃんまん | December 07, 2006 at 06:20 PM

>くりちゃんまん さん

 実はこのブログサーバーのココログがあろうことか3日間(53時間)にも渡りメンテナンスを行い、その間、こちらで記事を更新することも、コメントをいただくこともできない状況になっておりました。大変もうしわけありません。(とココログに代わって私が謝るのも変ですが・・・(笑))
 もう大丈夫のはずですので、ご安心ください。^^

 それにしてもココログ、コメント受付も出来ない旨のメッセージをコメント入力時に出していなかったんですね。配慮が足りないなぁ・・・>ココログスタッフ

Posted by: いしだ | December 07, 2006 at 06:33 PM

やっと正常に作動してゐるやうですね。メンテに53時間もかかったとか。
歪曲を補正するソフトがあるやに聞いてゐましたが、まさかパースまでここまでやるかといふ感じですね。大昔暗室で印画紙を傾けてパースを直したり、デフォルメをしたりして遊んだことがありますが、今やPCで何でもございといふ感じですね。広角レンズのパースは未だに違和感があるのでこれに関してはここまでやって正解の気がします。
尤も、あとからPCで弄ればどうにでもなるといふ安易な姿勢に陥る可能性はありますね。
「原画」が良くなきゃどうにもならないですが。
その後の沈ズミは如何ですか?

Posted by: くりちゃんまん | December 07, 2006 at 06:38 PM

>くりちゃんまん さん

コメントありがとうございます。^^
お手数をおかけし、すみませんでした。

 おっしゃるように、元の画像が良い状態であることと、それなりに画素数が無いと大幅な変形には無理が来ますね。そういった意味ではデジカメの多画素化も意味のあることだと思います。ただ、その代償として1枚あたりのファイルサイズが肥大化するので保存するHDDのスペースが加速度的に減りますから、フィルム以上にデジタルも一撮入魂しなければならなくなるかもしれません(笑)

 先月は暇だったので良かったのですが、最近忙しくまとまった時間が取れないので銀塩は小休止、生活も夜型にシフトしてきており暗さに強いK100Dに黒のLimited 77mmを付けて散歩することが多くなっています。このレンズも使い始めるとその良さがダイレクトに伝わってくるレンズですね。本当は銀塩で本来の画角で楽しみたい所ですが、フィルムを現像に出し、スキャンをしているとあっという間に一日が終わってしまいますのでそれが悩みの種です(笑
 そのうちまたゆっくりと沈ズミを味わいたいとは思っているのですが・・・

Posted by: いしだ | December 07, 2006 at 11:18 PM

<最近忙しくまとまった時間が取れないので銀塩は小休止、生活も夜型にシフトしてきており暗さに強いK100Dに黒のLimited 77mmを付けて散歩することが多くなっています。このレンズも使い始めるとその良さがダイレクトに伝わってくるレンズですね>

K100DにLimitedの77ミリですか。それは良い組み合せですね。確かに評判のレンズで鏡胴の作りも素晴らしい。私も所有してゐますが、これを装着しファインダーを覗いただけでも「やる気、いや撮る気」の起こるレンズですね。多少高いけれどもちょっとコストをかければここまでできるといふ良い見本です。

<本当は銀塩で本来の画角で楽しみたい所ですが、フィルムを現像に出し、スキャンをしているとあっという間に一日が終わってしまいますのでそれが悩みの種です>

やはり後処理は時間がかかるやうですね。でも、それにめげずに傑作を物してください。

 

Posted by: くりちゃんまん | December 08, 2006 at 06:26 PM

>くりちゃんまん さん

まったく仰る通り、77ミリはよく写り、作りに高級感があってコンパクト、工芸品的な価値も感じます。FA★の85ミリF1.4も開放付近で非常に素晴らしい写りをしますが、それに迫るものではないでしょうか。しかも85ミリは77ミリとは大きさ・重さがけた違い、かつデザインがあのころのFAレンズらしく大雑把なので、似たような焦点距離を使いたいなら77ミリの出番が圧倒的に多くなります。^^


Posted by: いしだ | December 08, 2006 at 07:29 PM

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