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December 25, 2006

アサカメ1月号

 色々なブログで付録の猫カレンダーというのが評判が良いみたいなので、アサカメ1月号を買ってきました。意図的なものでしょうか、猫の毛などデジタルっぽいカリカリした印象もありますが、素敵なカレンダーですね。^^

Imgp3833
PENTAX K100D + DA18-55mm AL F3.5-5.6

で、記事中一番共感したのが赤城耕一氏のワタクシ的名機ニコンF100編の「AEをアテにするわけではないが、本来動くものが動かないのはイヤだ。」という一節。

 なるほど、D40で感じていた違和感というのがまさにこれなんだなと思いました。AEをAE+AFに置き換えたらD40そのまま。価格をおさえてコンパクトにするという目的でボディ内モーターを抜いたらしいですが、もしPENTAXなら仮にレンズ内モーター化が進んでいたとしても意地でもボディ内モーターは残して小さくしたろうなぁ。(というか、廉価機はすでにボディ内モーター込みで十分小さく軽いわけですが・・・合焦遅いけど・・・(^^;)
*istDの時、最初はMシリーズレンズは事実上マニュアルでも開放以外の絞りの使用が難しかったわけですが、すぐにファームアップで力技ではありますが、曲りなりにも対応したあたりにメーカーの考え方の差が垣間見えます。

 F100とF80、D200とD80、D80とD40、これらの機能差はクラスの差別化といった意味もあるのでしょう。高いのを買ったらそれだけの目に見える見返りがある。制限があっても特に抵抗の無い層やサブ機として納得できる層には安くそれなりの性能のものを提供できる。そうした方向性も企業としては間違っていないと思いますし、従来のニコンユーザーも違和感なく受け入れる人も多いようですね。それだけニコンには色々な意味でまだ余裕があるのかもしれません。

 それでも私はマウント的には普通に取り付けられるのに「AE、AFをアテにするわけではないが、本来動くものが動かないのはイヤだ」なぁ・・・(笑

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Comments

この辺は程度の問題かと思ひます。ニコンは一応「不変のFマウント」といふドグマがありますからむしろ仰る通り「良心」は感じますね。ニコンFを出した頃にAE,AF、デジカメまで展望してマウントを設計したわけではないのでせう。でも伝統の「建て増し」の連続で今日まで来たのは「誠実さ」すら感じます。寛恕、寛恕。ま、ニコンとしてはD40には現行品で対応してくれ勘弁してくれといふ悲痛なメッセージなのでせう。

ペンタックスのKマウントも似てゐますね。

キヤノンなどはマウントに関しては迷走そのものです。FD規格になったとき将来絶対変更しないと宣言(?)したみたいです。ところが、AF化に合せてEFにしてしまった。サードパーティー製のアダプターはあってFDレンズをEOSに装着はできるやうですが、大昔の一眼レフ用レンズになってしまひます。勿論その逆のEFレンズはFD規格のボディには装着できるのやら。

ライカのRマウントだって現行のROM付きのレンズは物理的にライカフレックスには装着できません。もしどうしてもといふのならばROMの部分を削り取るしかないのかもしれません。それに最近は1カム、2カムを3カムに改訂することをライカ本社では受け付けないやうです。

アサカメ1月号の付録のカレンダーは今年からオリンパスのE300での撮影に変ってしまひましたが、確か去年までは作者の岩合さんがライカR6.2とエルマリート28ミリF2.8(2nd バージョン)を多用してゐたので中古品の値段が異常に上がったといふエピソードがあったさうです。そっちの写真も凄くシャープでしたよ。尤も、印刷にしてしまふとどっちでも同じになってしまふのかもしれません。後処理のソフト加工だってあれだけできるのですから。その逆も真なりですね。

Posted by: くりちゃんまん | December 25, 2006 at 05:46 PM

 自分は泣く子も黙るニコン帝国時代(笑)はキヤノン派でしたし、そのせいでニコン機は基本的な操作性が今でもしっくり来ません。(回転するものがキヤノンや他メーカーといちいち違う事が多い。)

会社勤めの頃、NewF-1とF3を併用していましたが、回転系が逆なのはまいりましたし、加えてF3はストロボシューが巻き上げレバーに被る点や液晶の露出計がすごく使いづらいカメラでしたが、今のデザインのカメラから見ると質感も良く、恰好良いですね。シンプルな赤いラインも似合っています。

 キヤノン帝国時代となった今、ニコンにもがんばって欲しいものです。やはりキーとなるのは同社のデジタル機種間のスタンダードとなる統一された画質作りでしょうか。

 マウントを変更することはメーカーにとって大きなリスク、賭けとなるわけですが、現状のレンズ内モーター全盛時代を考えればキヤノンが過去を切り捨ててEFにしたのは結果論として僥倖であったと言うべきでしょう。個人的にはEFになってキヤノンからは遠ざかってしまったわけですが、それは今までのFDのシステムで用が足りていたためで、別にEFに恨みがあったわけではありません。(^^;

 ただ、残念なのはEFのほうがそれ以前のFDに比べてフランジバックが長いため、マウントアダプターを介してEFマウントのカメラでFDを使う場合、補正レンズが必要になることです。FDでも100ミリF2などはコンパクトで描写が気に入っているので、ちょっと惜しいですね。あと、T90から今のEOSデジタル系に至る土瓶のようなデザインはちょっとなぁ・・F-1は恰好良かったんですけどね~(笑

Posted by: いしだ | December 26, 2006 at 08:31 PM

あるカメラ評論家のホームページの日記にもキヤノンのマウント切り替へはレンズ内モーター内蔵と相俟ってレンズとボディとのインターフェイスをエレキにしたことが「僥倖」だったやうです。こっちもキヤノンFD党だったのですが、今となってはレンズの入手にてこずって困ってゐます。ボディの意見についてはちょっと相違します。グリップの付いた「ぐにゃぐにゃ」デザインはT90で何とか慣れました。レバー巻上げに拘らなければの話ですが。レバー巻き上げに拘ったときはやはりニコンFE,ミノルタXE(=ライカR3)旧キヤノンF-1改(=F-1後期型)ライカフレックスSL-2,ライカM2,M3などでした。

マウントについてはカメラメーカーの「囲い込み運動」(=「世界史」用語)の賜物で、もし共通だったらとっくにカメラメーカーは3社程度に淘汰されてゐたでせう。21世紀になって、デジカメ全盛でもキヤノンEF,ニコン、ペンタックスK、ソニーα、オリンパスと大昔の一眼5社のままですね。(京セラがカメラ部門を廃止したのは吃驚しましたが。)

ところで岩合さんの猫写真カレンダーは如何?去年までのライカのレンズの方の描写の方が良かったのに。尤も、プロは自称写真機とレンズの依存症の赤城耕一先生を除いてはまづ機材には拘らない、拘れない先生方が多いやうです。あとは最近売り出した神立尚紀先生はライカとかマニュアルニコン原理主義者のやうです。当然銀塩オンリー。

Posted by: くりちゃんまん | December 27, 2006 at 08:39 PM

>くりちゃんまん さん

巻き上げレバーでは、ニコンF3も素晴らしくスムースでしたね。NewF-1はガリゴリといった感じで、手巻きは今一ですね。

岩合さんの猫の写真はアサカメ本誌のほうはライカのようですが、雰囲気はやっぱりライカで撮ったほうが良いかなと思いました。
ただ、デジタルでも思ったほど遜色無い今回のようなカレンダーができるようになったのは、それはそれで一つの成果だと思います。名人が使うとフォーサーズもなかなかやりますねぇ(^^)

Posted by: いしだ | December 27, 2006 at 11:29 PM

巻き上げの感触について意見交換ができるなんて、昔はフィーリングに拘ったもんですなあ。でも、カメラは手持ちのときの感触が可也撮影の気分を高めるので馬鹿にできません。

ニコンF3やnewF-1の巻き上げ感触は不合格なのでモータードライブを装着して使ってゐました。

貴殿はグリップの付いたカメラは毛嫌いしてゐるやうで、ブログをはじめる前のあるURLは貴殿の作成したものぢゃないかと推察してゐますが、ストラップの付いた状態でグリップ無しだと巻き上げるときにストラップが邪魔して私的には嫌でした。グリップが付いたお陰でこの問題は解決されたのです。これは旧F-1にパワーワインダーを装着したときにやっと苛々から解放されたことを昨日のことのやうに覚えてゐます。

AE,AF,PWが一体となって電カメは技術的に一応の成熟を達成したときに今後は技術的停滞に陥るのかと思ったらデジカメが継承して今日のデジイチになったみたいです。特に今年は10メガ画素デジイチ元年ですね。

小生はデジカメの世界は眺めてゐるだけで一切手を出してゐません。もし、フィルムが無くなったらデジカメに乗り換へても一向に遅くないから。

12月27日に初めてライカジャパンを訪れてM8を触って来ましたが、ちょっとグラマーになって、貼り革(?)の肌理が細か過ぎて滑り易いので吃驚。巻き上げレバーがないのが悲しかった。評判の悪かったシャッター音は気になりませんでした。貴殿の仰る如くデジカメは精々3年が命なんだからM8といふ名前はやめて欲しかった。M7-Dで十分だ。

Posted by: くりちゃんまん | December 28, 2006 at 03:19 PM

くりちゃんまんさん、こんにちは^^

私もグリップ自体の有用性は大いに認めるところで、NewF-1を仕事で長い玉を付けて使っていた頃は単三12本のモータードライブに随分お世話になったものです。用途に応じて付け外しのできるワインダーやモードラがシステムとして用意されているかどうかがカメラを買う基準になったほど、重要なものと考えていました。

 個人的に嫌なのは、グリップ一体型のカメラのデザインなんです。長い玉を付けて気合を入れて撮る時はがっちり持てるグリップのついた状態で、気軽に散歩や街中スナップを撮る時はグリップを外してコンパクトなレンズを付けて、レンズによってはコートのポケットに入るくらいの厚さで持って歩けるような、そんな昔風のシステムカメラを意識したデザインが良いです。
 要はグリップ一体型だと後者の選択肢が無く、さして手ブレの心配も無いような焦点距離でごついグリップが付いているカメラをわざわざ使わされている感じがとほほなわけです。
M型ライカにグリップ一体型が出たらちょっとぞっとするという感じでしょうか(笑
 もちろん、グリップ一体型は主流であって良いと思いますが、出るカメラ出るカメラ皆グリップ付きなのはなんだかなぁという感じで、その意味で多少出っ張りはあるものの、E400のデザインはとても好感を持っています。

M8はやっぱり巻き上げレバーは欲しかったですね。できれば過去のM型の巻上げ感まで再現したようなものが・・・。
ゲッタペルカの目の細かさ、滑りやすさは結構不評を買っているようですね。うちのM4-2やIIIfは肌触りも良好で特に滑るような感じは無いですからちょっとこだわって欲しかったところでしょう。

 M8という名前は本格的にこれからデジタルをやるというある種ライカの決意なんでしょうが、仰るようにM7Dのほうが分かり易かったかもしれないですね。今後偶数はデジタル、奇数はフィルムといった種別分けでもすれば多少は分かり易いかもしれませんが、(ライカの責任者は一応否定はしているようですが)フィルム機は作らないと言う宣言ではないかというのがライカファンの懸念の一つのようですね。
 自分はM8の名を冠するならやはり撮像素子をフルサイズにはして欲しかったところです。
それでもR-D1と同じくらいの値段だったら、結構欲しいかなぁ、M8(笑

Posted by: いしだ | December 28, 2006 at 05:09 PM

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