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November 17, 2005

安かろう良かろう

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Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)

このところ天気が良いので散歩中のスナップが楽しいのですが、最近稼働率が高いのがロシア製ライカコピー機+沈胴エルマーコピーのインダスター22の組み合わせです。これにフォクトレンダーのVCメーターIIをつけてよく持ち歩いています。
このカメラ、多分ゾルキーIをリペイントしたものと思われますが、普通なら付いていて欲しいアイレット(ストラップをつける金具)が無いのが逆に妙に気に入っています。

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というのも寒くなってきて厚手のジャンパーを着るようになったのでこのカメラだと裸の沈胴状態でポケットにすっぽり入るため、カメラを持って歩く感じが全く無く、アイレットが無いのが逆に潔く、撮りたい時にさっと出せるのがとても良い感じです。もちろんライカIIIfでも同じことが出来る上に高速シャッターの露光ムラも無く、きっちりとした長方形のフレームで撮れるわけですが、その精密感故の大事に扱わなければという、どこか気を使う部分があり、ストラップをつけていないと何かのはずみで落としてしまったらどうしようという不安が常に伴います(笑

その点、アバウトなロシアンコピーなら最悪落としてもさほどの後悔もなく、案外シンプルで頑丈そうな上に意外によく写る沈胴レンズがついているのでどんな風に写真が上がるのがも楽しみです。

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Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)

入れるフィルムはダイソー100円フィルムやカメラ店で100円以下で売っていることもあるセンチュリア200などのネガ24枚撮りです。チープなカメラにチープなフィルムはとてもお手軽ですし、しかも25分で現像できて現像代とフィルム代あわせても600円+税で済みます。(スキャナ取り込みが前提なので同時プリントはもちろん、インデックスもつけないようにお願いしています。)

24枚撮りというのもなかなか切りが良いというか、36枚撮りだとずっとカメラを使わない間入れっぱなしということもありがちですし、現像が上がってからのスキャンはそれなりに時間がかかるのでこれまた24枚程度のほうが短時間でスキャンが終わるのもありがたい点です。散歩中はいつも予備の一本を別なポケットに入れて、いつ撮りきっても大丈夫なようにしています。

Nikon COOLSCAN V EDはネガの取り込みもなかなか良い感じですし、ISO200の粒状性の粗い部分もDigital ICEで押さえ込めるので、パソコン画面上で拡大表示してもデジカメ並とまでは行かなくとも、割と綺麗な画像に仕上がります。

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Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)

まあ、一般的に言われるようにロシア製カメラは安かろう悪かろうというのを実感する面は確かにあります。
うちのライカコピー機の場合、高速シャッター側では露光ムラが起きるようですのでできるだけ60分の1秒を使うようにしていますし、フィルムのコマ間も曲がっていますし、アクセサリーシューはただ鉄を曲げただけで、ライカIIIfのような下側からも押さえる突起などもついておらず、精度もいい加減なので外付けファインダーや露出計がきつすぎて入らなかったり、ゆるくてすぐに落ちたりします。このため、ドライバーでこじ上げたりハンマーで叩いて調整し、原則として取り付けが一番きついアクセサリーに合わせて、ゆるい場合は間に紙をはさんで固定したりしています。ライカコピー機のほうはこれでいいのですが、もうひとつ持っているゾルキーIは左右の幅が足りないので一部はさめないものがあります。

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Russian Leica copy + Industar-22 + Kodak GOLD 200(ダイソー)

それでも気軽に使えて、意外に写りの良いレンズが付いているロシアンライカには最近妙に愛着が湧いてます。(笑

沈胴インダスター22は特に開放付近では柔らかい感じの絵になるのですが、案外味わいがあります。
絞っても昔のレンズですからトーンが柔らかく、暖かみのある絵になりますし、画像のコントラストを上げるような後処理にも強い面もあります。なにより、あのお値段であの古さでちゃんと写るのがすごいです。(笑

1眼レフほどごつく大きく重くなく、コンパクトカメラには無い操作する楽しさ満載でしかも安価なカメラ、ロシアンライカは私にとっては安かろう良かろうなカメラのようです。(^^)
もちろん、写真を撮るぞと意気込む時はライカIIIfやデジ・アナ一眼レフの出番ですが(笑)

自作カメラはある程度強度も必要かもしれないと、シャッターの材料含め、あれこれ考え中です・・・。


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