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October 30, 2005

カメラによる視点の変化

最近レンジファインダー(RF)機を使い始めて思うのはカメラ(の方式)による視点の変化。

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LeicaIIIf + Super WIDE-HELIAR 15mm F4.5 + Kodak GOLD200

RFはファインダーを覗き込んで撮る感覚が少なく、その場の雰囲気・空気をさっと撮れる感じですし、超広角~広角系ではピント目測によるパンフォーカス的使い方が多くなり、一方標準レンズ以上ではあまり接写は得意ではないので逆に撮れるものが限られてきて、どちらの場合も撮れないものは撮れない、撮れるものを撮るという、ある種割り切りの良さが写真を変えているような所がありますね。よく写真は引き算といいますが、これもある意味、引き算のひとつかもしれません。

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LeicaIIIf + Super WIDE-HELIAR 15mm F4.5 + Kodak GOLD200

一方、一眼レフは何でも見たまま撮れますし、接写も望遠も得意。一方シャッター音はミラーもあり大きいことも多く、アイレベルファインダーではずーっと覗きをやっているような閉塞感、被写体が知らない人間である場合相手に対する威圧感があります。特にRFと重なる焦点距離帯のレンズ(広角~中望遠)を使う時は被写体に近い事が多いので気が弱い私としてはちょっとひいた写真になることが多いようです。(^^;

一眼AF機を使えばノーファンダーもフォーカスに関しては失敗も少なく、デジタル機なら暗さにも強いととにかく万能で、それゆえに今の繁栄を見ているのでしょうが、広角~標準域はRFのほうが感覚的に被写体との距離が近いというか、ミラーや覗き穴の重圧感が無い点で人間の視点に近いような気がします。うまく言えないんですけど、一眼レフ50mmで撮る写真は自分が意識的に撮ろうと思って撮った写真、RFの50mmで撮った写真は自然に手と目が動いて撮れてた写真とでも言いますか・・・。

人によるんでしょうが、同じ焦点距離のレンズでも自分はカメラのタイプによって写真(視点)が左右されやすい人間であるようです・・・。


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自作カメラはやっぱりシャッターユニット交換時のため等に遮光板をつける必要があるんじゃないかと、極薄アルミを使って検討中。問題は抜き差しの際の遮光をどうするかですねぇ・・・。うーん、挿し口を長めにしてモルトを互い違いに並べてみようか・・・。

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October 29, 2005

マルチマウントカメラ自作計画(1)

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てなわけで今作っているカメラのコンセプトでも書いておきましょう・・・・本当にちゃんとしたものができるかどうかは別としまして、どうせやるならと、ちょっと欲張ったものを目指してます・・・・(^^;

・ボディは完全自作、レンズは有りものの35mm用を使用
・ブローニー判フィルム使用:6x6
・バルサ材をメインに軽量でシンプルなもの
・シャッターも自作。ある程度の露光調整もできるようにしたい。
・カメラはフィルムバック部とレンズユニットに分け、レンズユニットにレンズマウント、シャッターユニットを装着。
大判カメラのようなピントグラスユニットを別に造り、これとレンズユニットを合体させてフレーミング、ピント合わせを行えるようにする。
・レンズはとりあえず絞りがそのまま使えるペンタックス35mm判のものを使用。(特にMシリーズ。)うまくいったらLマウント、M42マウント、ピンホール、中判レンズにもそれぞれのレンズユニットを作ることで対応したい。
OMマウントは、レンズ側の絞込み機構をどうするかが課題。

・35mm用レンズを使うのはイメージサークルを目一杯使い、後から縦位置、横位置、正方形、円などのトリミングを前提としています。いつも3:2の比率だと、勿体無いですし、場合によってはトンネル効果なども使えるかもしれません。
・とても精度は期待できないので、そのあたりは割り切る(笑
目標はピンホール写真よりはくっきりした画像・・・

とまあ、こんな感じで行き当たりばったりで作ってます。フランジバック関連のピントと遮光がとりあえず最大の難関っぽいですが、この手の工作経験がほとんど無いので途中で頓挫する可能性も大・・・
でもこんな変なカメラが出来たら楽しいだろうなぁ・・・ということでしばらくがんばってみます(^^;

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October 27, 2005

OM ZUIKO 200mmF5

ん~、仕事やら何やらでちょっと忙しかったんでご無沙汰しちゃいました。

で、ついにオークションで手に入れちゃいましたよ、OM ZUIKO 200mmF5をヽ(^▽^)/
早速E-300に付け、35mm換算400mmF5として散歩に出かけました。

ちょっと前まで晩夏だったのが、ここ数日で突然秋になった感じですね~。

PA243761S

テストも兼ねて逆光でどアンダーでススキを。こうしてみるとあれですな、「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」という奴ですか、幾重もの手がうらめしや~というか、おいでおいでしている感じがしませんか(^^
E-300はこういう全面黄色系の被写体の場合、オートホワイトバランスだと思いっきり青系に転んでくれたりするのですが、はまるとなかなかいい感じになりますね。(笑
ちなみにこの写真、撮影はJPEG撮りで、わずかなコントラスト調整、リサイズ、アンシャープマスク以外の補正はかけていません。

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この時はF5の開放をメインで色々撮りましたが、とてもシャープで、それほど色収差も目立たず、意外にぼけも綺麗な感じのレンズだと思いました。


IMG_6328S

↑F4と比べるとこの大きさで、一絞りでも稼ぎたいというよほどのシチュエーションでもなければF5で十分ですし、このコンパクトさは魅力です。

F4同様フードも内蔵で便利ですね。さすがに逆光ではフレアが発生しやすいようですが。
発色もやや地味目な印象ですが、とてもすっきりとした写りをするレンズだと思います。脳内お気に入りレンズ殿堂入りです。(笑

あと、ブログ更新が遅れ気味になっているのは、実はちとカメラを完全自作してみようかと思い立ち、試行錯誤中なのです。あれこれやっているとすぐ時間が経つんでブログ更新の暇も無い状態で(笑・・・。カメラ自作なんて初めてだし、うまくできるかどうか・・・しかもずぼらな性分なので当然図面なんかは起さずに、全部現物合わせの出たとこ勝負・・・。問題課題山積ですが、まあ、うまくいったらお慰みです。(^^;

IMG_6320S

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October 17, 2005

トレーニングマシン

トレーニングマシンと言っても体を鍛えるマシンではありません。(^^;

レンジファインダー機用のレンズには距離計に連動しない、目測前提のレンズがあります。
まあ、通常は広角系のレンズなので、絞って使えば目測がかなりはずれていてもなんとかなる場合も多いわけですが、せめて1メートル~5メートルくらいまで自分の距離に対する勘を養っておけば安心して絞りを開けて使うこともできますし、さらにLマウントにはフランジバックの関係でかなりの種類のマウントアダプターが存在し、これら経由で色々なメーカーのレンズを使う場合は特殊なマウントアダプタを除き、広角~中望遠まで全て目測で対応するか、外付けの距離計や別な距離計内蔵カメラを測距に使うことになります。

というわけで、自分はどのくらいの距離勘があるのかを探るため、E-300にオリンパスやペンタックスの40mmや50mmといったフォーサーズでは中望遠になるMFレンズを装着し、ターレットファインダーを付けて試してみました。
方法は簡単で、被写体までの距離を勘で決めてピントリングをセット、レンズの開放付近の絞り(F2~F4程度)でターレットファインダーの実際の画角に近い焦点距離を使ってフレーミング(この時勘に基づいたパララックス調整も行う)して撮影し、その場でどの程度ピントが合っているか確認、これを色々な距離の被写体を選んで繰り返すというものです。

E300S

結果はまあ、散々です(笑
2メートルくらいかな?と思ったところが2.5メートルだったりと、近めの距離で中望遠開放付近だと数センチずれたらぼけぼけになります。もちろん、別に一眼レフで被写体を決めてファインダーを見ずにピントを設定し、そのあとファインダーを覗いてピントがあっているかどうかを確認すれば済むわけですが、それではあんまり面白くありません。(^^;)

そんなわけで、折角のデジタル一眼ですから、じゃんじゃん撮ってその場で確認、距離勘を鍛えることができるかな?と思ったのが今日のタイトルです。(笑
特にE-300の場合、ペンタ部が無いシンプルな箱型なので、ターレットファインダーをつけると妙に恰好よくなります。さらに内蔵ストロボもアクセサリーシューから外れている位置にあるため、外付けファインダーと同時に使うことができ、その姿はまるで変形すると武器が一杯出てくるモビルスーツか、十徳ナイフかと思わせるメカっぽさです。また新たなE-300の魅力を発見です。(笑)

今後はこの距離勘養成トレーニングマシンを使って距離勘を養い、より精度の高い人間距離計を目指したいと思います。(w

また、これをやっておくと手持ちのレンズの距離指標の信頼性の確認にもなります。ペンタのM40mmは良い感じでしたが、コシナの20mmは違いすぎ・・・・フォーサーズは誤差を大きく見せるにしても、これはあまりにもあてにならないかも・・・・_| ̄|○

↓たとえばこういう薄暗いところで広角で無くても目測でピンがびしっと決まると嬉しいかなと・・・(笑

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LeicaIIIf + Super WIDE-HELIAR 15mm F4.5
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200

それと、E-300で外付けファインダーを付けて使っていると、意外に撮影が楽しいんです。(結構本気)
考えてみればこれはベッサLを分厚くしたデジタル版を使っているようなものでもありますし、面倒な距離合わせも楽しめ、シャッター音も歯切れ良く、ブラックアウトも起こらないので軽快な撮影フィーリングが心地よく、これで人間距離計としての精度が増せば、このスタイルも十分有りかな・・・と。(笑

ああ、自分がどんどん不便好きな変な人になっているような気がする・・・・(笑

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October 16, 2005

Nikon Scan4の機能を試す

このところフィルムスキャナーNikon COOLSCAN V EDに付属のソフト、Nikon Scan4でネガフィルムをスキャンし、色々機能を試しています。最初はさして期待もしていなかったのですが、使ってみると案外簡単で実践的に役立つ機能があり感心しています。このソフトの目玉機能のDigital ICE4 AdvancedDigital ICE、DigitalROC、Digital GEM、Digital DEEという4つの補正機能の総称で、これらを組み合わせて使うことで効率的にスキャン画像の見栄えが良くなることがあります。

Digital ICEは所謂ゴミ取り機能ですが、標準設定で細かいゴミを除去して、残った大きめのゴミはフォトショップなどでレタッチするのが良いと思います。これは結構スキャン時間が延びますが、常時かけっぱなしにしています。

DigitalROCは退色していない元の色を再現しようとするものとの事ですが、全体に色がかぶっている場合に効果的で、かぶっている色成分を押さえ、被写体オリジナルの固有色に近づけるようです。デジカメのオートホワイトバランスのような感じでしょうか。蛍光灯下でグリーンぽくなったときなどに有効です。逆に、その場の光線の色を活かしたい時にはかけないほうが良いでしょう。一応スライダで0(かけない)~10まで設定できるのですが、1にすると大幅に色味が変化し、1~10の間の変化はあまりないので、実質上はかけるか、かけないかという2択になるかと思います。

Image20S
Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + Konica JX 400

↓DigitalROCをデフォルト(5)でかけた場合。
Image21S
Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + Konica JX 400

DigitalGEMはスキャンされた画像の粒状性ノイズを軽減するもので、特に100円ショップのネガフィルム等感度が高めで粒子が粗いフィルムの場合に有効です。これは0~5までの範囲でかける強さを指定できますが、ISO200以上のネガの場合は4~5にしておくと、スキャンした結果をパソコン上でプレビューするときにざらつきがかなり抑えられます。専用処理ソフトのNeatImageなどの機能に近いと思いますが、ネガのスキャン時はとりあえずこれをかけておけば後々面倒くさくなくていいかな?と思います。

IMG039monoBS
Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + Konica JX 400
フォトショップでモノクロ化。

DigitalDEEは明るさ補正機能 ということで、晴天の日陰など、非常にコントラストが強く、明るい部分のトーンを重視すると暗部が真っ黒になるような場合、暗い部分を持ち上げて明るい部分はできるだけそのままに、暗い部分を明るくします。シャドー調整値が0~100まで指定できるので、暗い部分の持ち上げ方を微調整できます。さらにハイライト値の指定、しきい値の指定などができますが、ほとんどのケースでは詳細設定はデフォルトでシャドー調整スライダだけを使えばよさそうです。意外と賢い補正をしてくれます。人間の目は見ているものに勝手に露出を合わせてくれるので、印象としてはこの機能を使って明暗を平均化した方が記憶の絵に近くなる場合もあるような気がします。

↓DigitalDEE使用前。
Imagea2S
LeicaIIIf + Super WIDE-HELIAR 15mm F4.5
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200

↓使用後。(50)
Imagea3S
LeicaIIIf + Super WIDE-HELIAR 15mm F4.5
+ KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200

もちろん、これらの機能は使わずにノーマルでスキャンし、後から専用ソフトやフォトショップなどでも似たような補正をすることができますが、やはりスキャン時にシンプルな操作で色々補正できるのは便利です。アルゴリズムも相当練られているのか、フォトショップなどでやるとずいぶん手間がかかりそうな処理も一発で賢い補正をしてくれる場合もあります。

Digital ICE4 Advanced を使うとかなりスキャン時間が延びますが、それだけの価値はあるかと思い、特にネガの時は積極的に使っています。
欲を言えばこれらの効果を確かめる際、もう少しプレビュー読み込みの時間が短いと、もっと効率が上がるのですが・・・。また、うちの画像処理用PCはAthlon64の2GHzでメモリも1.25GBと、比較的速い部類のマシンだと思いますが、それでも本スキャン時は(スキャン時間を除く)処理時間が結構かかるので、遅いマシンだと辛そうです。

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October 15, 2005

*istD入院とゾルキーI試写

昨日は外も明るくなってきたので寝ようと思って空を見ると綺麗な朝焼けだったので*istDにシグマの12-24mmを付けて撮影。

IMGP2048aS
*istD + SIGMA 12-24mm/F4.5-5.6

MFに切り替えようとして切り替えレバーに触れると、違和感のある感触と妙な引っかかりが・・・。
見てみるとなぜかこの切り替えレバーが半分割れていて、動かすと残りの部分も簡単にとれてしまいました。
プラスチック製のこのレバーが無いとAF-MFの切り替えが全くできなくなります。
しかもMFの状態ならまだしも、AFになっているので、この部分がAFだとMF専用レンズなどでシャッターも下りなくなることがあり、このままの状態ではまともには使えません。

istD_broken

というわけで、*istDは再び近所のキムラ経由での入院とあいなりました。ついでにAF時のピントも後ピン傾向があるので、ピントのチェックもお願いしました。*istDはうちのデジタル一眼の中でコンパクトなため稼働率の最も高い機種なので早く直ってくると良いのですが・・・。

*istDといえばPENTAXが韓国のSamsung Techwinと提携、共同でデジタル一眼レフの開発をするというニュースが話題になっているようですが、それぞれの得意ジャンルを活かして某C社(笑)に負けないデジカメを作っていただければと思います。これでPENTAXは当面デジタル一眼でもがんばるという方針が確認できたわけですし。ただ、コ○カミノ○タのようにブランド名が長くて恰好悪いものにはしないで欲しいですね。新ブランド名:サムソンペンタックスとかは勘弁してください。(笑
同じモデルをPENTAXとDIGIMAX(サムソンのコンデジブランドだそうな)で販売地域によって使い分けるなどの知恵を働かせて欲しいものです。ブランド名は大切です。たとえばライカがエルメスライカになっていたらライカファンは激怒しそうですし、社民党と名前を変えた旧社会党は今は見るべくも(以下略)

午後から先日修理から上がってきたゾルキーI型のテストということで、一本100円で売っていたコニカミノルタのセンチュリアスーパー200(ネガフィルム24枚撮り)をつめて散歩にでかけました。
ちなみにこのゾルキーI、試写で時々コマの半分が真っ白に過剰露光されるので点検をお願いしたところ、60分の1秒時シャッター幕がひっかかっていたので、幕を張りなおしたとの事です。
新しく買ったスキャナNikonCOOLSCAN V EDでネガのスキャンも試したかったので、このゾルキーIに沈胴エルマー5cm/F3.5(コピーでない本物のほう(笑))を装着してテスト撮影。

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Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200

なんだか、ふつうにその辺りの草むらを撮っても妙に立体感を感じるのは気のせいでしょうか?本物のエルマーだからという先入観によるものでしょうか?(笑)

ネガだと30分仕上げですぐに確認できるのが良いですね。(うちの近所のキムラだとリバーサルは朝11時ころまでに持ち込むと夕方上がってきますのでまだ恵まれた環境かもしれません・・。)
スキャン前提で現像だけなら24枚撮りでフィルム代を入れても1本あたり600円~700円程度で済むのも嬉しいです。
もちろん画質や発色を求めるなら文句なくリバーサルが良いわけですが、COOLSCANがどの程度ネガの欠点(色合いや粒状性の荒さ)をカバーできるかにも興味があります。また、100円フィルムや低価格で売られているネガフィルムは、最低でも200と感度が高いので逆にエルマーF3.5やスーパーワイドヘリアーのF4.5といった開放が暗めのレンズでも比較的暗い条件でも使いやすくなるのも利点です。色が不満な場合でも、モノクロフィルムがわりに使う手もあります・・・(^^;

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Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200

さすがに遮光性に不安があるゾルキーIやライカコピーであまり高感度なフィルムを使う気にはなれませんのでASA200は日中でも割合安心して使える感度でもあります。(King-2さんの取り扱い説明書にはフィルムはASA100程度の物を使用しましょうと書いてあります。)今まで使ってみた範囲ではASA200でもあまり問題は無いようです。
また、この後暗くなってからASA400もテストしてみましたが夜ならゾルキーIでも特に問題無いようでした。
しかし、ボディが屋外で強い光にさらされたり、露光むらが不安なハイスピードシャッター中心になる日中はさすがにリスクが大きそうですが・・・・(^^;

現像が上がったフィルムを家でスキャンしてみましたが、COOLSCANに付属のソフト、Nikon Scanではネガの場合、Digital ICE4 Advanced のDigitalROC、Digital GEM、Digital DEEやトーンカーブを使うと結構良い感じになる場合があり、特に曇った日や室内、夜などはネガでも使えるかなという印象を持ちました。Nikon Scanの機能についてはまた後日・・・。

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Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + Konica JX 400

エルマー5cmF3.5は柔らかい描写をするレンズということらしいですが、そういわれてみるとぼけ方も自然で綺麗な印象が・・・。カラーでも十分使える感じですねぇ。うちのエルマー君は絞りの指標がF3.5、4.5、6.3、9、12.5、18とあまり見かけない数字になっているのでセットするとき一瞬戸惑いますが・・・(^^;

ゾルキーIについては半分真っ白になる症状は無くなり、その意味では普通に使えるようになりました。(King-2sさんの修理部の対応は素晴らしいと思いました。)しかし、相変わらずコマが斜めになっていますし、時々露光むらが起きます。露光ムラが直るものなのか、ロシアもののご愛嬌の範囲なのか、そのうちまた聞いてみようかと思っていますが、とりあえず画像回転&トリミングとレタッチでなんとかなる範囲に収まっているので最低限良しとしましょう(笑

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Zorki I + Leitz Elmar 5cm/F3.5 + KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 200
(ノートリミング)

現状では露光ムラもなくコマが斜めになることもないライカIIIfをメインで、ロシアンをサブでも持って歩いてもいいわけですし。高感度フィルムが確実に使える点でベッサTあたりが欲しくなってきましたが、使っていて楽しいのはやはりロシア物のほうだろうという点が困ったところです。(笑)
道具としての能力は桁違いにベッサが上ですが、ロシアンは電気を一切使っていない、金属の塊としての存在感があるんですよねぇ・・・もう病気の部類ですね、これは。(w

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October 13, 2005

COSINA 20mmF3.8

先日、何ヶ月か前に近所のキムラに発注していたOMマウント用COSINAの20mmF3.8が入荷した旨連絡があり、無事入手できましたので、早速試してみました。

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まず、OM-1に装着し、トレビ100を使用して撮影。OMシリーズに装着するとレンズの緑色文字主体の指標がちょっとミスマッチな感じで、この辺は色使い的にはFDマウントのほうが似合うかもしれません。大きさ的にはコンパクトなボディとの釣り合いがサイズ・重さとも丁度良い感じです。外観もプラスチック主体ですがNewFD風でそれほど安っぽいというわけでもなく、最近のAFレンズよりは好感が持てます。(特にペンタックスのFA筒レンズやEOSの安い単焦点レンズなどと比べると)

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上の画像はスキャンしたまま縮小し、アンシャープマスクをかけただけのものですが、全体的な写りの傾向は同じコシナの19-35mmのM42マウントズームに似ていて色あいはあっさり目で青っぽく、コントラストも弱めという印象です。(NikonCOOLSCAN V ED、ノーマル設定でスキャンした場合)
まあ、スキャンした後に画像のレタッチを前提とするなら、コントラストや色の飽和が無いほうがやりやすいかもしれません。
↓上の画像をレタッチしてみました。(拡大表示あり)

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単焦点としてはやや樽型の歪曲収差が目立ちますが、19-35mmズームレンズほどではありません。周辺減光も条件にもよりますがF5.6くらいまでは目立つかもしれません。F8以上に絞れば気にならなくなります。周辺では色収差もそれなりに出ます。

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今の時点ではこのお値段で特に破綻の無いこの写りならOKというところでしょうか。
まだフィルム一本しか撮っていないのでもうちょっとテストしてみたいと思います。

このレンズの美点はとにかく安いこと(F3.8とはいえ、各種マウント用新品20mmレンズが1万円ちょっとで買えるのは凄い。)、コンパクトなこと、コシナの19-35mmズームレンズよりは画質が良いこと、最短で20cmまで寄れることなどでしょうか。画質的にはおそらく各マウント純正のレンズより物足りないような気もしますが、最短距離も優秀で、そこそこ普通に写る性能などは値段を考えると純正品を手に入れるまでのつなぎ、あるいはサブとして持っておくには良いかもしれません。(ただし在庫が無い場合は何ヶ月か待たされる可能性がありますが・・・(^^;)

また、E-300に装着すると35mm換算で40mmF3.8の標準レンズクラスになりますが、20cmまで寄れるのでコンパクトさと相まってなかなか使い勝手は良いです。写りもフィルムで使うよりメリハリがある感じで、案外相性が良いのかもしれません。こちらももっと色々なシーンで撮影してみないとなんとも言えませんが、期待が持てる写りです。

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↓やや樽型の歪曲がでます。

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↓これよりさらにもうちょっと寄れます。

PA063336S

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October 10, 2005

こんなデジカメなら欲しい

うちの*istDはAF時、100%ピントがずれます。以前からピントはわずかにずれていましたが、この前修理から上がってきた後に酷くなった気がします。AFだと確実にずれるのでMFでしか使っていませんが、近いうちに新宿のペンタックスフォーラムで調整してもらおうかと思っています。

IMGP1944aS


最近思うのはなぜピントの基準になる位置の調整が自分でできるデジカメが無いのかということ。
E-500やサイバーショットの新機種など、フォーカスブラケットができるカメラが出始めてはいるようですが、それより何より、まずもとになるピントが来なければ仕方がありません。レンズによって最適なピントの調整が必要な可能性だってあるかもしれません。そんな時にいちいちメーカーのサポートにピント位置調整を依頼してはいられません。(フォーカスブラケットが付いたE-500やサイバーショットには調整機能も付いているんだろうか?はたまた自分がそういうのができる機種を知らないだけなのか?)

やれスポーツモードだの夜景モードだのと写真を撮る上で必要あるかどうかも疑問な(必要としている人はそれはそれで使いこなしていただければ良いとは思いますが)ピクチャーモードは一杯つけるくせに、こうした一番重要な部分については(フォーカスブラケットができるなら簡単につけられるであろう機能が)おざなりになっているように思います。

IMGP1956aS

ピクチャーモードもそうです。あれが必要な人は自分の好みの設定をチョイスできる楽しみもあるかとは思いますが、写真は所詮シャッタースピードと絞りの組み合わせで写るものです。自分の好みの露出を使いこなせる人はどのくらいの頻度で使っているのでしょうか?デジタル特有の色やコントラストの設定など、デジタルデータゆえにあとからいくらでも弄れるわけですから、私はピクチャーモードをちょっと試して、こりゃ自分とは縁の無い機能だと思いました。同時にいらない機能(それもずいぶんの数)にお金を出しているようでちょっと損した気分です。

私のようなマニュアル露出を多く使う人間には「ダイヤル式カメラを使いなサイ!」の我輩さんのおっしゃるように、シャッターダイヤルと絞りリングによる昔ながらのシンプルな操作ができるカメラが一番機能的で一番使いやすいわけです。

別に「ピクチャーモード満載、押せばだれでも綺麗な写真が撮れるし、マニュアルを使いたい人はマニュアルモードを用意しています、絞り優先、シャッター優先、プログラムと、昔ながらのカテゴリわけでも使えます。」というカメラを否定するわけではありません。

・・・が、マニュアルモードを使おうとするとマニュアルもできると謳われているコンパクトデジカメなどではあっちのボタンを押して次にこっちを押してと、異様に複雑な操作を要求されたりします。デジタル一眼にしても前や後ろの状況次第で千変万化するダイヤルを見にくい外部液晶の小さな数値を読んだりファインダー内で確認しつつこせこせちまちま動かして決めなくてはなりません。
ファインダー内でマニュアル露出をしたい時などは、昔のライト付きの追針式やMXのLED表示のほうが今のデジタル表示より断然視認性が良いです。

IMGP1890aS

というわけで、私が今欲しいのはピクチャーモードの付いていない、昔ながらのシャッタースピードダイヤルと絞りリングのあるレンズのついた、光学ファインダー(距離計付きレンジファインダーでも一眼でもかまいません。EVFはまだMFに関しては実用段階にないと思います)機で、AF付きなら自分でピント調整ができるデジカメです。極端な話マニュアル専用で露出計だって無くても良いくらいです。逆にに手ぶれ補正と(レンズ交換式なら)ダストリダクションがあれば言うことはありません。

上記の条件で現在欲しいカメラに近いのはエプソンのR-D1、パナソニックのDMC LC-1くらいで、一眼レフタイプに至っては皆無です。
もちろん、現在のデジカメは自分でピント調整などはできないでしょう。
R-D1ははなからAFとは無縁ですので逆に問題がないのですが、ライカマウントレンズを使うならやはりフルサイズの受光素子が欲しいです。それで今の値段だったら、まず間違いなく精進しているでしょう。(笑)
LC-1もかなり魅力的ですが、EVFという点が残念です。長時間見ていると目が疲れそうです。距離計が搭載されるなどしていたなら外付けファインダーと併用前提で精進していたかもしれません。(^^;)

簡単な話、昔のMXやSP、F-1、SR-1、F3、OM、ライカファミリーなどMFカメラの単純なデジタル版か、MZ-3のように絞りリングのついたレンズを尊重した上にAFが使えて自分でピント調整ができるデジタルカメラが欲しいのです・・・。

次々と新製品の高機能、低価格なカメラが出ていますが、どれも似たり寄ったりのなんでもできます的カメラで、これがこのまま続けば体力のない会社から淘汰されて行き、一眼レフタイプなどはそのうちCANONの寡占市場になってしまうでしょう。そうならないためにも特にCANON以外の会社には(だいたいEFレンズって絞り無いから嫌いだし(笑))別な方向性を打ち出したデジカメで勝負してもらいたいと思います。
前に書いたように、コンパクトデジタルでレンズ交換式のも欲しいですね。

あとはそうしたデジカメを高くても10万円台でなんとかひとつ・・・(^o^;)
それと、書いていて自分が欲しいカメラはなんとなくコシナが作りそうな気がしてきた・・・・(笑)

今日の写真はすべて*istD + SMC PENTAX-M 50mm/F1.4で撮影。

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このレンズは絞り2以上にしないとハロが目だってかなり甘くなってしまいます。
で、2に絞ると・・・うーん、ちょっとボケが汚いかなぁ・・・・。

あと、AFの邪魔になっても良いから*istDのファインダースクリーンにマイクロスプリットイメージつけたの出してくださいよ、ペンタックスさん。(;_;)

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October 09, 2005

OM ZUIKO 200mmF4とE-300

今日のタイトルとは関係ないですが、昨日朝のウルトラマンマックスはなかなか感動的でした。
マックスは毎回特撮もストーリーもスタッフのがんばりがダイレクトに伝わってきて、とても好感を持って観ているのですが、まさか初代やセブンの頃の円谷特撮ドラマ全盛期並のクオリティの「作品」が観られるとは正直期待してませんでした。(^^;
テーマは目新しいものでもありませんし、恐ろしく強引な展開のファンタジックな話ですが、三池崇史監督のここまでやるかという丁寧かつ力強い演出(前半の息をもつかせぬ戦闘シーンも凄いですが、最後のほうのダッシュバード?のコクピットからマックスと怪獣イフが宇宙に出るのを隊員たちが見送るシーンで1カットの合成であるにも関わらず、最初手前の隊員達の後ろ姿にフォーカスがきていて窓の外のマックスはアウトフォーカス、続いてイフが通る時は合成されたイフのほうにピント移動しているという凝りぶりが凄い!)と佐々木麻緒ちゃんという6歳の子役さんの演技に泣かされましたよ。(;_;)
興味のある方は「第三番惑星の奇跡」で検索してみてください。
来週も三池監督の爆笑狙い作品との事ですので期待が高まります。(^^)

さて、今日は先日にひき続きOM ZUIKO 200mmF4(モノコート版)とE-300の組み合わせについて。

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E-300に200mmをつけると35mm換算で400mm相当となり、使用目的(撮影対象)がある程度はっきりしていないと使いづらい面もあったりしますが、フィルム機のOMシリーズやフルサイズデジタルに標準・広角系レンズをつけて一緒にもって歩けばレンズ交換で望遠側では200mmと400mmの両方が使えることになり、特に目的の無いお散歩スナップ等でも偶然出遭った遠くの猫や鳥を撮りたいと思った時に対応でき、コンパクト設計も相まって相乗的に使い勝手は良くなると思います。

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今回はE-300につけた400mm相当の画像ですが、先日書いたようにE-300とは相性が良いレンズのように思います。
デジタル一眼レフが価格的に入手しやすくなってきた頃からネット上では銀塩時代の個々のレンズとの相性といった話題が多く語られていたように思います。最近はデジタル対応(専用)レンズも増え、一時ほどでは無いようですが、ここに来て廉価?版フルサイズデジタル機EOS5Dの登場でEFおよびマウントアダプタ経由の銀塩時代のレンズとの相性問題(笑)がクローズアップされるかもしれませんね。

PA063402S

難しいことはよくわからないのですが、色々レンズを試してみると、やはり相性が良い・悪いといったことはあるようで、自分の場合、レンズをデジタル機に装着した時にコントラストの高いところの色収差(パープルやグリーンの滲みなど)が銀塩時に比べて目立つことなく、開放付近でハロ(ピントが合っている部分もオーラのようにうっすらと光で滲んでいる現象)が強調されず、全体の画としてみた時、特に開放付近でコントラストが適度でくっきり写っている印象がある場合にこのレンズは相性が良いなと感じます。

PA063408bS

今回のZUIKO 200mmF4の場合、開放F4でも色収差はあるものの割と目立たず、ハロによる甘さは感じませんし、全体的にコントラスト・解像感のあるすっきりとした画像が得られましたので、私としてはE-300と相性の良いレンズとして認定させていただきます。(笑)

本日はいずれもOM ZUIKO 200mmF4 + E-300。

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October 07, 2005

OM ZUIKO 200mmF4

先月OM ZUIKOの望遠レンズ、OM ZUIKO 200mm/F4を銀座で購入、最近これを使って撮影しましたので、その感想など。

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このレンズは開放がF4なので比較的小型で値段も廉価なのが良いですね。フード内蔵なのも使いやすいです。
大きさ・重さはPENTAX-Mの200mmF4と似たり寄ったりですが、PENTAXのものより1.5cmほど長いようです。

で、このレンズをOM-1に装着、色々撮ってみたのですが開放付近でコントラストの強い部分はやはり色収差でパープル色やグリーンに染まるものの、全体的にはコントラストも悪くなく、解像感もあり、ぱっと見PENTAXの200mm/F4より絵が締まっている印象をうけました。開放でも後で収差やコントラストをちょっと修正すれば十分使える感じです。下の画像は上の等倍画像(4000dpiでスキャン)の一部を切り取ったものです。

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一番上の縮小画像では上記の色収差が目立つ部分や全体の明るさ、コントラスト等、かなり調整していますが、もとの画像が悪くないので比較的楽に修正できました。

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ぼけ方も悪くないと思います。

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軽く絞れば解像感も十分です。


上の写真は全てOM-1でフィルム撮影(ベルビア100)ですが、PENTAXの時と同様、アダプタ経由でE-300で撮影してみたところ、開放での色収差がフィルムの時より目立たない感じで、意外とこのレンズ、E-300と相性が良いのかもしれません。(フィルムと同じ条件で同じものを撮ったわけではないので必ずしもそうだとは言い切れませんが・・・)

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下の画像は開放F4でE-300で撮った上の等倍画像を一部トリミングしたものです。色収差は出ているのですが開放にしては目立たず、全体にシャープに撮れているように思います。

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ZUIKOには200mm F5というレンズもあるそうで、そちらはかなりコンパクトらしく、今回F4のレンズが好印象だったので、F5も見かけたら是非精進してみたいものです(笑)

ちなみにこのZUIKO 200mmF4や200mmF5には発売時期によってモノコートタイプと改良版のマルチコートタイプ(MC)があるそうです。うちの個体はモノコートのほうでした。
(NOBUさん、ありがとうございました。)


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October 05, 2005

ドラマに登場するクラカメ達

今日はちょっと趣向を変えて与太話を一席。

shinjitsu

昨日はフジテレビの「世にも奇妙な物語」秋の特別篇をやっていて5つの話のうち最後の2話をたまたま見たのですが、5話めの「越境」という話で話の重要なアイテムとなる怪しいパルナックタイプのクラシックカメラに目が釘付けになりました。(^^;)
パラレルワールドの日本(計画経済が失敗した某国風日本)のカメラという設定で「眞實」(しんじつ=真実)というプレートがついていました。そのせいで一瞬中国製な印象も受けますが、そこはそれ、まさに最近凝っているバルナックタイプのレンジファインダーですから、すぐにロシアンカメラの代表格FED-2に眞實というプレートを貼り付けたものとわかりました。(笑)
別なカットのアップで確認したところ、(パラレルワールドの)日本製のはずなのになぜかレンズはインダスター22(50mmF3.5沈胴)がそのままついていました。Σ(゚д゚;)

FED-2ならクラカメ(この話の場合は共産圏風日本の現役カメラ)としての存在感ばりばりですので、入手も楽で値段も安いロシアンカメラはこういう話の小道具の改造ベースとしては最適ですね。無論ジャンクでもいいわけですし。同じジャンクでもライカとなると部品取り用などで高いかもしれませんしね。(^^;

と、この文章を書いていて、「ライカ買っちゃいました(^^;」のブログにトラックバックがついていたので読んでみると、やはりこの件で早速ブログを書いておられる方が・・・なんか嬉しい。(笑
ちなみにこの方はゾルキーと書かれておられますが、私の知るゾルキーは1~5とも「眞實」と違っているため、ベースボディはFED-2ではないかと思います。まだ私もロシアンライカ初心者の分際なので断言はできませんが・・・(^^;


車などでもそうでしょうが、色々その筋のメカとかが好きだと番組中の小道具として出てきた時に別な意味で楽しめるので、何かしら趣味を持つのはやっぱりいいもんですね。

私は幼少の砌に放送されたウルトラQが大好きでして、そういえば劇中で毎日新報の江戸川由利子カメラマンが持っていたカメラはなんだろう?と改めて確認してみたくなりました。

sr1

まず記念すべき第1話「ゴメスを倒せ!」で確認できたのはミノルタのSR-1(1959年発売)と思しきカメラです。(それにしてもでっかいストロボだなぁ・・・)ゴメスの洞窟にもこのカメラを持って入っているようです。(たまに撮影の都合でカットによって違うカメラになっていたりする可能性もありますよね)

yashica

そして、 「宇宙からの贈り物」や「マンモスフラワー」、「バルンガ」「東京氷河期」「変身」「燃えろ栄光」など多くの回に今ではなかなか見かけない一眼レフが登場。(写真左)
「マンモスフラワー」のカットで見るとペンタ部前面にどうもYASHICAと書いてあるらしいんですが・・・。インターネットで調べてやっとそれらしきカメラを発見しました(^^;
ヤシカのペンタJ-5というカメラに間違いなさそうです。1964年発売との事です。当時はメジャーだったのかな?大柄でカメラらしさが画面映えしているように思います。
一方「甘い蜜の恐怖」でちらっと写っていたカメラはその直線的なエプロンまわりが特徴のPENTAX SVではないかと思われます。(写真右)


M1

また、江戸川カメラマンのものではありませんが、「地底超特急西へ」で一平君の持ち物らしき珍しいカメラが登場。(写真左)「レンジファインダー」というサイト(このサイトの情報量は凄すぎです!)で調べさせていただいたところ、これは太陽堂光機株式会社という会社が製作したBEAUTY SUPER 35というカメラによく似ています。
同じ話で由利ちゃんのライバル社?の川田さんというカメラマンは高級そうなレンジファインダー使ってますね。(写真中)NikonS2でしょうか。この時江戸川女史は(遠目でちらっとしか映っていないのではっきりわからないのですが、)ニコンFらしきカメラを下げておりました。(写真右)ニコンFらしきカメラは「ガラモンの逆襲」でも下げているようです。(こちらも遠目)

nikon_f

「海底原人ラゴン」ではニコンFを使っているのがはっきり確認できます。


さて、ウルトラQにはオリジナルの一眼レフカメラも登場しています。

penta

「1/8計画」に登場のPENTAという巨大なカメラです。(笑)
由利ちゃんが8分の1に小さくなったせいで相対的に大きくなったカメラですが・・・・形はPENTAXのカメラというよりニコンとかのデザインに近いような気もしますね。
こうしてみると、さすが一流新聞社「毎日新報」、色々なメーカーのカメラを所有しているようです。


ついでと言っては何ですが、最近ウルトラQをリメイクした「ウルトラQ ~dark fantasy~」というのを深夜にやっていたのですが、こちらもQ好きな私としては全話見ました。桜井浩子さん演ずる江戸川由利子カメラマンと同じポジションをエンクミ(遠藤久美子)さんが引き継いでいて、これまたちょっとクラシックなカメラを使ってたりします。


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これは第1話、「踊るガラゴン」でエンクミさんが持っていたレンジファインダー機(写真左)ですが、CANONの CANONET G-III17と思われます。このレンズは40mmだそうですが、はるか遠くのガラダマ(隕石)が落ちるところを右の写真のような大きさでファインダー上で捉えられるなど、性能は今の一眼レフをはるかに越えているかもしれません。(笑)


ikoflex

こちらは「レンズ越しの恋」という話で物語の中核となる二眼レフ「イコフレックスI」。ツァイス・イコンの最初の二眼レフカメラだそうです。この話ではこのカメラで撮影している描写とかも良く出てきます。なかなかいい話だったような。(写真左)
ちなみにエンクミさん、いつもはニコンのD100が主力機の模様です。(写真右)そのわりに「イエイエ娘」風の年代ものな恰好をしてますが・・・(^^; 昭和風全開で個人的にお気に入りのシュールな回、「カネゴンヌの光る径」より。

うーむ、単なる与太話のはずが、なんだか2日がかりの超大作になってしまった気がする・・・・(^^;
気になったんだからしょうがないということで、まあ、色々クラシックカメラについて知識が増えただけ良しとするかな(笑

クラシックカメラの貴重な情報をネット上で公開してくださっているHPの作者の皆様に感謝です。

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October 04, 2005

ターレットファインダー

現在LマウントのJupiter12(35mm/F2.8)を使う時は同時に購入したターレットファインダーを使っているわけですが、これもまた怪しくも楽しいアイテムですねぇ・・・。

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1つのボディに28mm、35mm、50mm、85mm、135mmの5つの焦点距離に対応するファインダーがついているので、これ一個あればこれらの焦点距離の交換レンズならくるくる回して選択するだけで良く、小さくてなくし易そうな専用ファインダーを付け替える手間も省け、手動ですが被写体の距離に応じてパララックス(視差)修正もできる優れものです。カメラ内蔵の50mmファインダーより高い位置にあるので、フレーミングの際、レンズの頭で一部がケラれることもありませんし、なにより見やすく、十字の線が入っているおかげで水平出しも楽です。

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折角コンパクトなバルナックタイプにつけると少々大柄になってしまうのが残念ですが、実用性はもちろん、金属の質感、超合金のおもちゃで遊んでいるような楽しさ、回転式拳銃のシリンダーのようなデザインのかっこよさの前には許せてしまいます。(^^;

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まあ、密かにスナップしたい時にもその派手なデザインゆえ、道行く人にあれは何だろう?と下手な一眼レフより目立ってしまいそうなところと、全部の焦点距離のレンズを揃えたくなる点が最大の問題というか、悩みです。(笑

今日の写真はライカコピー(黒ボディ)+Jupiter12(35mm/F2.8)、フィルムはトレビ使用。

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October 02, 2005

スーパーワイドヘリアー15mm/F4.5

早速ライカIIIfにスーパーワイドヘリアー15mmを装着して撮影してみました。

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周辺減光はいっこー君のブログなどで見て最初から折込み済みで、別に欠点となるものではないと思いますし、描写自体は近代のレンズらしくきっちり写りますね(^^

最短撮影距離が30cmと、これまた現代のレンズらしく寄れるので使い勝手が良いです。
距離計は連動しませんので目測での使用が前提で、レンズの指標が最短30cm~2mの次はいきなり無限大となっています。近い時だけそれなりに目測で勘をはたらかせて合わせたほうが良いでしょうが、この手の超広角レンズは絞ってパンフォーカスが基本だと思いますので問題ないでしょう。

Lマウントの標準や広角を使っていると最短1mというのが多いので、ぐっと寄ることができないのが歯がゆいシーンもよくあります。あまり寄れるとRF機の場合は視差の問題がありますし・・・近接撮影用の仕掛けのあるレンズはそれなりに使い勝手が悪くなる面もあるでしょうし・・・。
15mmクラスの超広角ならパララックスもそれほど気にならないかもしれませんね。

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このクラスの超広角レンズで一番気を使うのは水平出しとか、傾き具合で気持ちの悪い歪みにならないよう注意することでしょうか。(これが難しい(^^;)

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このレンズの最大の魅力はやはりその異常なまでのコンパクトさだと思います。
特にボディが小さいバルナックライカファミリーとの組み合わせは最高です。
仕上げも質感も高級感があるのも嬉しいポイントです。うちのレンズで言うとペンタックスの43mmリミテッド(銀)のミニチュアという印象かなぁ。(^^)

35mm一眼レフ用超広角からは想像もつかないその大きさは、いつでもポケットに入れて持ち歩けるものですね。ただ、専用ファインダーは小さいので無くしやすそうですし、前玉が出っ張っているので傷つきやすそうなので、ボディに付けっぱなしにしてボディ側ファインダーとの併用で50mmと15mmを使い分けるというのもよさそうです。

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↑ちなみにうちで15mmの画角を得られる小型一眼レフ(MX+SIGMA12-24mm/F4.5-5.6)を並べてみました。うーん、レンズが軽自動車とダンプカーみたいだ(笑
今後は超広角~中望遠までをレンジファインダー機に、マクロ、中望遠~望遠を一眼レフ(デジ・銀塩)に担当してもらう機会が増えそうです。(^^)

本日の写真(上から3枚分)はライカIIIf+フォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mm/F4.5で撮影。プロビア100F使用。

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October 01, 2005

ライカ買っちゃいました(^^;

木曜日は新橋で仕事の打ち合わせで上京。

打ち合わせの前に例のJupiter12の右側で周辺減光が目立つ件でKING-2に行きました。店のお兄さんの話では本体の高速シャッターを切った時の幕速に原因があるのではないかとの事。ただ、以前Jupiter3(50mm)で高速シャッターを使っても気にならなかったのでちょっと無理やりな感じで申し訳なかったのですが、別な個体に交換してもらいました。原因がレンズなのか、本体なのか、テスト撮影中。

で、その時に2万円弱の沈胴インダスター付きのゾルキー1を購入。(^^;)
やっぱりバルナックタイプには沈胴レンズが似合いますし、ポケットに入れて歩ける実用性もあります。ゾルキー1やバルナックライカコピーはフィルムを入れるのがちょっと手間がかかる(この儀式も慣れると逆に楽しい作業なわけですが・・・)ので、予めフィルムを装てんしたボディに別なレンズを付けて2台持って歩くのも本体が小さいので苦になりません。

そんなわけで、レンジファインダー関係のアイテムはあっという間にゾルキー1とライカコピー(黒)の本体2台、レンズは沈胴エルマー型インダスター、Jupiter3、Jupiter12の3本になったわけです。(^^;(あとはターレットファインダーとかフードも所有。)


その後新橋で打ち合わせを終え、当然足の向く先は大庭商会(^^;

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インターネットHP上の商品リストにフォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmが載っていたので、まだ在庫があれば買いたいと思いつつ入り口のショーウインドウを眺めるとベッサTが16000円也で置いてあり、うーこれもそそるなぁなどとその列の端を見ると外観もわりと綺麗なライカIIIfが5万円ちょいで・・・。

その時は全く買う気はなかったのですが、ロシアンLマウント機とどの程度違うのか興味があるので、お願いして触らせてもらいました・・・・・嗚呼もうこれが運の尽きです。

ロシアンを使っていてもっと巻き上げが軽いといいなぁ、シャッターが軽く切れるといいなぁ、シャッターのショックが小さいといいなぁ、もうちょっとシャッター音が静かで歯切れが良いといいなぁ、フィルムカウンターが一回セットしたら簡単に動かないといいなぁ、ボディの手触りが柔らかいといいなぁ・・・・そのいいなぁへの回答が全部この小さなIIIfにはありました(^^;

持った感じもロシアンより軽く、動作は軽快そのもの。シャッターは軽さも音も官能的です。
もちろんMシリーズなどは高くて買えませんが、これだけ操作する行為自体が楽しいカメラです、やはり世間でライカライカと騒がれるだけのことはあるなぁと思いましたねぇ。

で、結局このIIIf(タイマーなしの個体ですが、私はこのほうがホールド感が良いように思うのでかえって好都合)にスーパーワイドヘリアー15mm、沈胴エルマー50mmF3.5を付けてお買い上げです。(^^;
それでも16万弱13万弱(10/1修正:最初眠い中で書いてたので何を勘違いしたのかまちがっちゃいました(^^;)で収まるんですからバルナックライカは良いですねぇ。(当然カード払いですが(^^;)

ロシアンを使っているおかげで操作は問題なくできますし、ロシアンを使っていたからこそ、本物のライカの凄さがわかったという感じでした。お店の方(多分店長さん?)は丁寧に色々Lマウントレンズの事とか教えてくれました。うーん、これからは毎月打ち合わせで新橋に行くことになるのでこりゃ危険だなぁ。今度のターゲットはお勧めいただいたズミクロンかなぁ・・・。(笑)


ライカIIIfは当然これからメインになるでしょうが、ロシアンもまたとても楽しい機械です。この3台にそれぞれ別なレンズを付けて歩くも良し、IIIf+ロシアン1台+MXやOMなどの小型一眼レフやデジタル一眼という体制も良さそうです。また、本家ライカ製品といっても、やはりかなりの年代ものですからいつ故障してもロシアンボディがあれば安心ですしね。

それにしても我ながら本当に歯止めがきかないなぁ・・・(笑

今日の写真は新橋のSL広場にて。
最初のはSLの車輪まわりの照り返しが良い感じだったので撮影。下は丁度喉スプレーでお馴染み(ふ、古い(^^;)の歌手の小金沢君が北島三郎事務所の新人?3名をひきつれビルの特設ステージでミニライブをやってました(^^;
いや、演歌でもなんでもやっぱり生はいいですね。

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早速買ったライカにフィルムを入れて大口径のJupiter3を装着。もちろんあたりは夜ですが照明などでそこそこ写るんじゃないかなと、開放F1.5、シャッタースピード30分の1に固定してちょこちょこ撮影。意外と写るもんです(笑 ややオーバー気味のものが多かったので、このくらいのシチュエーションならISO100のフィルムでももうちょっと絞るかシャッタースピード上げられるかな?Jupiter3は開放でやや露光オーバー気味だとフレアっぽくなるようですがフォトショップでコントラストなど弄れば良い感じになるので実用性十分だと思いました。とにかくこれだけ小型なのに大口径F1.5というレンズはいざというときに助かります。

ライカIIIf + Jupiter3(50mm/F1.5) にて撮影。ベルビア100使用。

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