ペンタックスSPFとVCメーターII (2)
昨日も午後から晴れたのでSPF+VCメーターIIのチェック。
今回は純正タクマーの35mm/F3.5と135mm/F.35の2本を使用。どちらのレンズも非常にコンパクトなので、カメラ本体はSPF一台、装着していないほうのレンズはポケットにつっこんで歩きました。135mmもズボンのポケットに十分入る軽さ&大きさなのはうれしいです。フィルムはベルビア100。
一応135mm用にミノルタスポットメーターMも一緒に持って行きました。
長めの玉の場合、アクセサリーシューに付いているVCメーターIIだとどこを測光しているのかはっきりとはわからないというのもありますので、スポットメーターは心強いかなと思ったのでした。
上の画像はスポットメーターを使用して露出を決定。こういうシチュエーションでは、やはりスポットメーターのほうが信頼感がありますね。ただ、タクマーの135mmも35mmも年代ものだけに花などを撮る時あともうちょっと寄りたいというのに寄れないという局面が多いのが辛いところ。コンパクトなわりに写りは良いのですが・・・。
35mmレンズのほうはカメラを被写体に向け、その状態でVCメーターIIの測光ボタンを押し露出を決定、被写体が暗ければやや絞りを開けて、といった微調整をしながら撮影。マニュアル露出は絞りリングの操作で露光を調整できるので慣れるとAEの露出補正より簡単です。
あまり難しいシチュエーションでの撮影はしていないので特に失敗はありませんでした。VCメーターIIはこのように本体後部の黄色い測光ボタンを押し、上部のシャッター速度か絞りのどちらかを目的のものにセットし、もう片方を回して発光ダイオードの>○<の真ん中の緑の○が光るようにすればOKと、非常に簡単に操作できます。ややオーバーまたはアンダーだと横の赤い三角も同時に点灯するので露光を微調整したい時などにも素早く直感的に使えます。
それにしても35mmは広角レンズだったんですねぇ・・・(笑 APS-Cの1.5倍の画角に慣れ、12~18ミリクラスの超広角レンズの画角に慣れてしまうと感覚が麻痺しているような感じ・・・。どっちかというと広角にも使える標準レンズが35mm、ボケなどで望遠的に使える標準レンズが50mmという感じでしょうか。
CANONがなんでも40万円台でEOS1Dsの後継を出すとかなんとかどこかで読みました。これが本当ならこれからはフルサイズのデジ一眼も、そう遠くない将来手の届く値段に落ちてきそうな予感・・・・。CANON以外のメーカーがフルサイズの受光素子を開発・安価に提供できるかが鍵ですが、CANONがやれば好むと好まざるとに関わらず他もやらなければならなくなるんでしょうね。消費者にとってはありがたい事ですが。
今回のスキャンした画像も赤みが強くて難儀しました。ベルビア100のせいかなぁ・・・。スキャナーのせいかなぁ。既に冷蔵庫に10本36枚撮りが眠っているのだが、トレビもまた試してみようとの思いが強くなる事しきり。
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