NewF-1の露出計チェック
昨日書いたように、一昨日NewF-1の内蔵露出計のチェックということでNewFD24mm/F2.8を装着し、フィルムは近所のカメラのキムラに置いてあるフジのリバーサルの中では一番安いトレビ100を使用。
安いから色、あんまり良くないんじゃないの?という多少の不安を抱きつつ散歩に出かけました。(安いといってもベルビア100とそんなに変わらんわけですが・・・・)
その日もお天気が良く、青空入れ込みのフルサイズ画面でのびのび広角が良いなという事で、NewFD24mmをチョイス。このレンズは昔ヤフオクで落としたものですが、うちのFDマウント純正レンズでは一番広角なのです。オクで落としてちょっとしてからデジ一眼にはまってしまったので、入手後1度も使っていなかったのですが、単焦点だからそれなりに写りも良いかと期待していました。いやあ、やはりなかなかきっちりすっきりと良い写りをしますね。
使用フィルムのトレビは一番安いので、なんとなく敬遠していたんですが、どうしてなかなか粒状性も良く、NewFD24mmのせいか、フィルムのせいか、お天気のせいか、上がった色味全体的にあっさりとした感じですが、それが画面にすがすがしさを与えているように思います。
まあ、まだ最近のリバーサルは始めたばかりと言っていいのでその差がどうこう言える段階では無いのですが、トレビはさわやか系で行きたい時に(・∀・)イイ!という印象を持ちました。
(リバーサルは昔昔会社勤めの時KodakメインでマミヤRB67とかを使ってましたが、リバーサルを自分の趣味で使うという意味でも初めてだなぁ・・・)
今回一番驚いたのは、スキャン時に補正をほとんどかけなくて良かったという事。今までのPENTAX ME,MEsuper、MXで撮影したフィルム(ベルビア100、100F)の場合、かなり赤みが強いので、マゼンタ成分を押さえ、グリーン系を強めていたのですが、今回は無補正か、気持ちマゼンタを抑える程度で丁度良い感じ。
今回はNewF-1のチェックということで、内蔵露出計のスポット測光を生かすため、あまりアンダーにはしないように心がけてみたのですが、そのせいなのか、24mmF2.8のせいなのか、トレビの発色のせいなのかとにかく今回のスキャンは楽でした。
おそらく、アンダー気味のポジの場合、使っているフィルムスキャナDiMAGE Scan DUal IIIが赤みを強く出す傾向にあるのかななどと考えていますが、今後も色々試してみたいと思います。
・・・・で、昨日書いたようにこのフィルムの20枚目を超えたあたりで巻き戻しノブまわりがおかしくなりました。完全に壊れているので、銀座のキャノンサービスに行く予定ですが、直るといいなぁ・・・・。今回のスポット測光の使いやすさは最高で、明るくピントあわせのしやすいファインダーと共に、多少重くても永く使って行きたいカメラだと再認識させられましたから・・・・。
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